光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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趣味の原点を振り返る35・「あの頃のレイアウトプラン集から」

2013-07-01 18:44:39 | 書籍
 久々に趣味の原点を振り返るネタです。

 先日の帰省で持ち帰ったKATO(関水金属)のレイアウトプラン集から。
 こちらの2冊はTOMIXの登場前夜(あるいはその直後)のタイミングでリリースされたものです。

 鉄道模型の趣味を始めた頃のタイミングで「レイアウトプラン」という物にじかに触れたのはこの2冊が最初でした。
 あとは「レイアウトモデリング」等の専門書に掲載されていた大レイアウトのそれくらいしかありませんでしたが、これらに掲載されているのはそのほとんどがビギナーにはかなり敷居の高い物が多かったですから、このプラン集の意味は大きかったと思います。

 モノの性質上KATO(ATLAS?)の組線路を用いたプランが主体ですが、以前に触れた事のあるPECOのプラン集よりもとっつきやすい感じがします。
 あの頃の私が一番惹かれたプランは上の図のN35のプランでした。
 個人的なイメージですが最小限のポイント数で最大の効果を感じさせる線路配置と今でも思います。
 又、当時レイアウト作りで一番の難物と考えられていたのは勾配と立体交差でしたから全てが同一平面上で処理できるこのプランの手ごろさはうってつけだった訳です。

 …それならさっさと実際にレイアウトを作ればよさそうなものですが、やはりネックとなったのは「線路をベースに固定する」点でした。
 実際にこれを実行するにはやはりある程度以上のスペースと時間が必要というのは理解ある親に恵まれたとは言いにくい私の場合かなりの高さのハードルでした。
 
 改めて思うのですが、社会人になってスペースと予算の問題(これは「安く上げるノウハウの習得」も含みます)がクリアできたからこそ今になってレイアウトを作ったり持てたりできている事は実感されます。
 こればっかりはある程度自己責任の話になってきますし、年少の学生にとってはこの責任を果たせるかが一番のネックと思えます。
 (これはレイアウトに限らずペットとかゲームについても言えうる事ですが「敢えてレイアウトを作らせる事でそれに伴うリスクや責任を身に付けさせるように持って行く」という方向もありではないかとも思えます。レイアウトを作りたがっているお子様のおられる親御さんは御一考をw)
 閑話休題。

 そんな訳でTOMIXの線路を実際に入手する1977年の暮れ頃まではこうしたレイアウトプラン集をネタに妄想ばかりを膨らませる日々が続く訳です。

 その頃のレイアウトプラン集になるとKATOも本格的にカタログやプラン集に力を入れ始めた時期なので「完成予想図」が付いてくるようになりました。
 ベース上の線路配置とは別に具体的なシーナリィを想定したプランを掲載した意味は大きく、この頃からレイアウトプラン集の「ヴィジュアル化」が進行した気がします。
(のちのTOMIXのレイアウトプラン集では「実際のレイアウト写真を付ける」という荒業が登場する訳ですが)この項続く

 あの頃はこういうのにどれだけ憧れたか(笑)

光山鉄道管理局
 HPです。

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