光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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103系1000番台「タイプ」(汗)

2015-03-12 09:48:13 | 車輌・電車
 昨年来、例のジャンク箱の影響で103系のモデルが異様に増備されたのですが、先日もうひと編成が加わりました。

 WINの103系1000番台常磐線緩行形の「タイプ」です。
 本来このモデルは車体キット形式で足回りはTOMIXの103系をコンバートして使うらしいのですがそこは中古モデルの有難さで足回り・動力を装着した出物を拾う事が出来ました。

 厳密には細部の造形が実車と異なり製品名もわざわざ「タイプ」と断っている位ですが余程詳しい知識でもないのであれば十分以上に雰囲気は楽しめるモデルと思います。
 一日中ガラス棚にでも飾って、至近距離から眺めまわすのでもなければ外見上の差異は気になりません。
 TOMIXそのまんまの足回りだけに走行性での不満は全くありませんし。

 このタイプの103系は地下鉄乗り入れを想定して前面に貫通扉(要するにいざと言う時の非常口)が付いているのがノーマルにない個性を醸し出していて個人的に好きな機種です。
 塗装もグレー中心のボディにグリーンの線を加えたカラーリングは一見すると味も素っ気もないのですがなぜかそこにも不思議と魅力を感じてしまいます。

 この派生型については昨年に総武線仕様の1200番台のしなのマイクロ製を入線させています。
 こちらは103系では珍しい金属ボディなのですが今回の1000番台と並べるとさすがに造形の違いを感じます。ディテーリングの殆どをプレスによる彫り込みで表現しなければならない分、細密度ではしなのは不利ですがWINの方はガラス部分が妙に厚ぼったく感じられる欠点(?)があり個性の違いは感じても優劣というほどの差は感じませんでした。


 レイアウトに持ち込むとビル街や住宅街などの風景に実に良く似合います。普通の103系以上に「都会」をイメージさせてくれる電車なので私の様な田舎者には魅力的ですね(笑)

 それにしても当レイアウトでの103系はいつの間にか大勢力になった物です。