光山鉄道管理局・アーカイブス

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ガンダムマーカーのスミ入れペンを試してみる

2019-05-05 05:09:47 | ストラクチャー
 モジュール改修のはなしとそれに付随して

 殊Nゲージではレイアウトやモジュールの上を走り回る車両の場合、多少のウェザリングは遠目で見て目立たない事が多い(それでも派手さを落ち着かせたりプラの質感を消すという点では大いに威力を感じはしますが)と感じています。
 その一方で常にレイアウト上に固定され静止した状態で眺め続けられる事の多い建物類では車両以上にウェザリングやスミ入れの効果が大きいとも感じています。

 私の場合スミ入れでは手軽にどこでも入手可能なタミヤカラーのエナメル系を使う事が多いのですが、たまにはそれとは違う物を使ってみようかと思っていたところ、ちょうどガンダムマーカーのスミ入れペンが目に留まったので試してみる事にしました。

 筆ではなくてフェルトペンのペン先でスミ入れをするというのはこれまでやった事がなかったのですがもし上手く行くなら準備なんかが億劫なエナメルカラーよりは使えるかもしれないという目論見です(笑)
 色は黒・灰色、茶色の3種類。

 まず試したのは以前紹介したGMの公団住宅。
 完成品なので塗装の塗り替えが難しく、それでいてプラの質感の安っぽさがかなり表に出てしまっているため折角の造形の良さが多少スポイルされた印象を持っていました。主に筋彫りされた部分に流し込んだりモールドの目立つ部分を重点的に試します。





 上が処理前、下が処理後です

 部分的な使用だったので流石に全体の印象を変えるという所までは行きませんが、色刺し前よりは落ち着いた印象にはなりました。
 これならいけそうと調子に乗って試したのがKATOの「氷河特急の駅舎」煉瓦積みの建物なので効果は大きそうと思ったのですが



 調子に乗り過ぎました(大恥)
 本来ならば予め煉瓦に合った色にリペイントしてからスミ入れすべきだったのを茶色を煉瓦の隙間に流し込む形にしたため「赤い漆喰ばかりが目立つ」と言う本末転倒。蛇革の財布みたいな少々薄気味悪い出来になったのは反省物です。
 また、この種のスミいれ塗料には白の系統が少ないので煉瓦の表現に使えるのが少ないのも残念な点ではあります。

 ただ、このふたつを試してみて用途を絞ればかなり使えるアイテムである事は確認できました。
 やはりペン一本でスミ入れができる手軽さは魅力です。


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