光山鉄道管理局・アーカイブス

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シンカンセンでテツドウモケイが買えた頃 パート2

2020-07-29 05:30:05 | 鉄道模型 
 今回は5月に当ブログで上げました「シンカンセンでテツドウモケイが買えた頃(笑)」の続きというか補足の様なものです。

 先日の平日休も押し入れの整理に勤しんでいましたが、先日紹介したJREの通販雑誌「TrainShop」の2007年の号が2冊発掘されました。
 ここでもやはり鉄道グッズに「Nゲージのレイアウト」が掲載されています。それも前回紹介したものとは別の奴ですから、案外「新幹線で買うレイアウト」というのはそれなりに売れていたのかもしれません。

(NRE TrainShop 2007年1・2・3月号1Pより画像引用)

 2007年の1・2・3月号に掲載されていた奴は「TrainShopオリジナルジオラマ・懐かしの田舎町」
A2サイズのベースにファイントラックのレールとパワーパック、ジオコレの一般建物が配置された引き込み線付きのエンドレスという構成。
右奥におまんじゅう体型の山とトンネルがあるのがご愛嬌です。
付属の車両はKATOのキハ20首都圏色です。
このレイアウトで驚かされるのは「駅以外の建物はお届けする商品によって異なります(中略)どんな建物がセットされているかは届いてからのお楽しみ!」「ハンドメイドの為ジオラマの情景は写真と異なる場合があります」「ストラクチャー(建物・人物・車)の指定はできません」という項目です。

 確かに当時の街並みコレクションは基本ブラインドパッケージでしたが7万5千円出して自分の好みの店舗やアクセサリが当たるかが未知数という「博打度の高いレイアウト」というコンセプトは空前と思います(笑)
 ただ、7万5千円という価格はこれまで紹介してきた通販レイアウトや16番車両に比べると最も安価な部類ではあるのですが。

 因みにこの号の表紙を飾っているのはマイクロエースのDD14だったりします。


(NRE TrainShop 2007年11・12月号1Pより画像引用)

 そして同じ2007年の11・12月号は再びKATO・NOCHのタッグによるデスクトップレイアウトが登場します。

 (NRE TrainShop 2007年1・2・3月号1Pより画像引用)
 お値段は13万円に跳ね上がりますが、車両はキハ110の2連に格上げ(笑)
 レールはユニトラック、ポイントも電動化された2つが付き、トンネルが2箇所について建物類もジオタウンにバージョンアップ。
 「人形31体、自動車7台、自転車4台、警官4人、バイク2台」が付属し、配置だけはユーザーが自由に選べるという「なんとなくレイアウトに手をかけた気分が味わえる」というレイアウトのセミキットとも言えます。

 安っぽさがないだけにインテリアとしてもそこそこ通用しそうなレベルですし。

(NRE TrainShop 2007年1・2・3月号1Pより画像引用)
 このほか1・2・3月号では「アメリカのレトロな信号機が貯金箱に!」のキャッチフレーズで「お金を入れると警報機が点滅する、幼児よりも背が高い貯金箱」もラインナップされていますが製造元がなんと「ライオネル」です。アメリカではメルクリン並みに有名なOゲージのブランドなのですがそのライオネルの名前を「新幹線の通信販売カタログ」で目にしようとは(笑)

 (NRE TrainShop 2007年1・2・3月号1Pより画像引用)
 もう少しお手軽なレイアウトと言う向きにも「ぷちらまレイアウト」がラインナップ!
 Nの車両は無理でもBトレ辺りならギリギリ行けそうなシーナリィ付きエンドレスですが付属車両のボディと足回りのバランスを見るとボディはNよりやや大きめの様です。

 以前にも書きましたが「Train Shop」の鉄道グッズがマニアックかつ元気だったのはせいぜいこの時期位まで。以後は同じホビー物でももう少し大人しいラインナップになり扱いも順次縮小したと記憶しています。
光山鉄道管理局


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