木の花三種である。目立たずいつの間に咲いたかもわからない花も良いが桜系の木一杯に花をつけるのも良い。プラム、ユスラウメはこんなに実が付いたらどうしよう、と思うぐらいに賑やかに花が付く。実際に実になるのは何分、イヤ何百分の1なのだが▼写真1~3はいかにも南方系と言う花フェイジョアである。パッションフルーツもそうだが”おっ!”と思わず声を上げそうになるほど派手な花である。今年は何時にも増しては花数が多い。たくさん実るといいのだが。写真4~6は黒檀の花である。池の周りに2本有る。厳しい木・葉からは想像できない花である▼写真7、8は5月になってやっと芽が出たナツメ(棗)でこれにも花が来た。流石に観察するのが3年目ともなると慣れたが最初はなかなか芽が出ないので枯れたかと心配した。木の語源が夏に芽を出す”夏芽”から来ていることからもその遅さが想像できる。また花が何とも頼りない。遠目には咲いているのがわからないほどだ▼これで今年の木の花は咲き揃った。今年はビワにしても、プラムにしても実なりが良い。楽しみ、楽しみと言うところである。