60歳を過ぎて人生で初めて経験する事が、経済界で色々と起こっている。一つ目は1997年後半から本格化したと言われるデフレーション社会である。私が生存中に起こるとは思っていなかったのだが・・・。2つ目は先日、日本銀行が導入したマイナス金利そして、3つ目は長期金利と言われる国債での金利マイナス現象である。経済に疎い私には”マイナス金利?、お金を預けると手数料を取られる?何だそれ?”と???だった。が、一般の銀行が日銀に預けるお金に対する金利でマイナスにすると銀行が日銀に預けず、今まで以上に市場に貸し出すことを狙っていると聞いて納得した。が、”そんなにうまいこといくの?”と思っていたら、銀行は定期預金・MRFなどの利息を即座に落とした。住宅ローンなど借金を抱えている人は助かったかも知れないが我々、庶民は焦る。ここで一休み。
庭にある20数本の椿が数株を残し、早くも咲き揃った。下の写真はその1部である。
さて、もう一つの話に戻る。国債の金利マイナス現象である。これも聞いた時は日銀のマイナス金利施策以上に理解出来なかった。”市場で購入する国債が値上がりし、その価格で買って償還まで持っても、トータル金利がマイナスになる”と言うことのようだ。それなら”何故買う?”の疑問が湧くがもっと値上がりするとの思いからではないか、と言われている。これはしばらくすると落ち着きそうな気がするのだが・・・。
前回のブログでも書いたが花々が咲くのが今年はメッチャ早い。椿も例外ではない。椿は早いものでは秋口の10月頃から咲き始める。そして、年内に全体の2~3割に当たる5~6本が咲き、最も遅い種は3月の終わり頃に咲く。が、今年は昨年中に6~7割の種が花をつけた。経済界での施策と起こってくる現象の見定めそして自然界の早咲きの現象、2017年は忘れられない年になりそうだ。早咲きはともかく施策は良い方に転びますように、と手を合わせたくなる。