花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

矢車草2色 卯の花 ちょっと変わったハナミズキの花 ヒョウタンボク 老爺柿の雌柿と雄柿 

2020年05月11日 | 果実・花

 ”飯を食ったことを忘れる・薬を飲んだかどうかわからなくなる”と嘆いていた親父のつぶやきを笑っていたものだがこの歳になり、意識して行わないとわからなくなる。困ったものだ。それに比して子供の頃に記憶したことは忘れない。著名な赤胴鈴之助と言う漫画があった。また、矢車剣之助もあった。その漫画との関連もあるのだろうが矢車草は早くから知る花の名の一つだ。特に青い花が記憶の奥に残っているのか郷愁を誘う。

  

 もう一つ、唱歌に歌われていた花、卯の花だ。当時はどんな花かも知らずに歌っていた。♫”卯の花の におう垣根に ほととぎす 早も来啼きて 忍び音もらす 夏は来ぬ”。そうや、題名は”夏は来ぬ”だった。

  

 以前住んでいた娘夫婦の家に行ってきた。網戸が破れているのを直そう、である。これも不要不急がなせる業だ。2階の網戸を外しながらふと見ると買った時を鮮明に覚えているハナミズキが咲いていた。丸くて少し変わった形だ。買った時をなぜ覚えてるって?この木だけ安く売っていた。

  

 欅の下にこれも変わった形の花が咲いている。ヒョウタンボク(瓢箪木)だ。この後、瓢箪のような実になる。いつまでも楽しませてくれる花だ。

  

 老爺柿も花を付けた。葉と同色に近く地味な花がぶら下がるように咲くため、見落としがちだ。老爺柿は雄株と雌株がある。たくさん咲いている方が雄株、少ない方が雌株の花だ。実は雌株の方が普通の柿に近い形になる。でも2cmぐらいの実だ。

  

土曜日の午後から日曜日は1日中、雨に見舞われた。コロナで家に籠っているので雨は関係ないように思うが一層、心を暗くさせる。早く、解除できる状態になって欲しいものだ。コロナで出来る余暇を楽しもうと色々な体操をTVが流している。大体、一つの体操を”10回を1セットとし、3回やってください、3分で済みます”と。今、あれやこれやで30分ぐらい身体を動かす羽目になっている。

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コデマリ2種 ライラック タツナミソウ(立浪草)2色 メギ(ヘビノボラズ) オガタマノキ

2020年05月07日 | 果実・花

 花の咲くのが早いに加えて不要不急でない外出自粛。そして雨、このところブログの更新速度が早くなっているのはこんな理由がある。ウツにならないために手足そして身体を動かしている。コデマリが満開になってきた。垂れ下がるのが美しいと思い、あまり切らなかったらこんなに幅を利かせる姿になった。

  

 これもコデマリの1種のようだ。花芯の色の他、葉も少し違うように思う。少し元気がない、こちらはしっかり育て直ししないといけない。

  

 木々の間で静かに咲いた花がある。ライラックだ。例年通りこっそりと葉を育て静かに花を見せる。花の色も控えめな淡い紫色だ。

  

 タツナミソウ(立浪草)が広がっている。庭に留まらず門から玄関への道、駐車場にしているところにも咲いている。車を止める時にちょっと気を遣う。

  

 メギの木だ。青い葉・黄色の花が多いようだが我が家のはこんな色をしている。花は小さく可愛らしい。この木、ヘビノボラズの別名がある。とにかく棘が多いのだ。我が家では棘のある花は多いがヘビノボラズの別名が語るように小さい棘が茎に隙間なくある。蛇が来ないのは良いが剪定も苦労する。

  

 オガタマノキも花が開き始めた。この花、とても花数が多い。が、散るのが早い。でも大きな花弁が地上に溜まるさまも良いものだ。

  

 ゴールデンウイークと言う言葉は今は死語のようでテレビでも使われていない。我が池田町に朝晩、放送が流れるコロナへの注意喚起でも”大型連休”の言葉が使われていた。6日で終わったと思うと明日はもう金曜日、週末休みになる。現役時代だったら小躍りしただろう。城山三郎氏の小説で”毎日が日曜日”と言う小説があった。今はその身に近いが”毎日が日曜日”はなー、良い言葉はないかなー。シニアホリデーでは?、いやいや日本語が良いよ。ではヘビノボラズを真似してフヨウフキュウナイスは?わけわからん???

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ナニワイバラ(難波茨)エビネ ミヤコワスレ ヤマフジとダルマフジ キジ イトトンボ 水屋

2020年05月06日 | 果実・花

 一気に気温が30度近くなった今週、流石に暑い。八十八夜も過ぎ、5月5日の立夏も過ぎた。暑くなるのが早いわけではない。コロナに神経が奪われているうちに時は流れている。難波茨(ナニワイバラ)が咲いた。

  

 陽が落ち暗くなり始めた頃にフラッシュを使用し撮影したものだ。そして散歩の時、外の道から写したものだ。茎が外に伸びているため外に向く花が圧倒的に多い。

  

 そのナニワイバラの下、エビネとミヤコワスレが縄張りを示すかのように咲いている。どちらも随分増えた。そろそろ整理が必要なようだ。

  

 フジは今が満開。先に咲いたヤマフジの方は終わりが早そうだ。門の外に広がるダルマフジは今が盛り、後ろの新緑が広がる木はケヤキ、左端はナンジャモンジャの木、間もなく白い花を咲かせる。

  

 今年・この頃、近くによくキジが現れる。キジの雄が飛ぶところはほとんど見ない。トコトコと歩きながら時々、羽をばたばたさせながら鳴く。初トンボだ。蝶は春そしてトンボは秋の季語。トンボが飛び始めるのは晩春、もうそんな時期なのだ。

  

 不要不急でない外出しかない身、以前から建てたいと思っていた水屋(?)に着手した。先ず井戸用のポンプの横にある水道周りを片付ける。そして貰って来た鉄・アルミ管などを運ぶパレット・板・角材で周りを作った。屋根板のつなぎ目は竹を割ったもので覆う。

  

 横板の間は竹でアクセントをつける。奥に以前に作った大理石を張った机を置き、椅子も2脚作った。今日、見たら蛇口の前にはアヤメが活けられていた。

  

 奥には酔芙蓉などの木があるため、角材を組んで開けたままとした。窓から見える景色、こうして四角に区切ってみるのも良いものだ。緊急事態宣言が1ヶ月延期された。”もう1ヶ月、閉じ込められるの!ウツになりそう”とつぶやくと”うつ???、釘を打つ、ウツじゃないの?”。もう少し何か作ろ。

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ムベ うさぎのしっぽ(ラグラス) ポピー アマドコロとホウチャクソウ 一人静と二人静の芽吹き 花筏 ダルマフジ(?)とハチ

2020年05月04日 | 果実・花

 フェンスに伸びたムベの蔓に今年も多くの花が付いた。似た実がなる蔓にアケビがある。アケビは雄花・雌花が別れているがムベはわからない。

  

 鉢植えに可愛い花が咲いている。うさぎのしっぽ(ラグラス)の名だ。名前からしてユニークだ。温室ではポピーの花が咲き始めた。

  

 草花には強い・弱いがある。年を追うごとに増えていく花と大事に育てないとだんだん少なく花がある。強い花アマドコロだ。そしてホウチャクソウだ。似ているがアマドコロの葉は斑入りで実が2つづつなる。ホウチャクソウは寺や塔の四隅に吊るす宝鐸(ほうちゃく)に似ているところからの名前だ。

  

 一人静の芽生えだ。一人静は包まれた葉からこのような芽を出す。が、名前の似た花二人静は先ず葉だけが伸びる。この後に花になるがこの時になって初めて花の名の由来がわかる。

  

 面白い花がある。ハナイカダだ。よく見ると葉にちょこんとしたものがある。これが花だ。あまり類を見ない花だ。ハナイカダには別名でヨメノナミダ(嫁の涙)がある。どういう意味?

  

 門の傍のフェンス全体を飾るように花が咲いた。フジである。10年前に頂いたときダルマフジの名だと教えられた。花の多さに道行く人が立ち止まってくれるのが嬉しい。

  

 ところで、このフジに毎年、写真のような虫が来る。ハチにしてはずんぐりとしていると思うが多分蜂の一種だ。たくさん寄って来る。裏にあるもう一つのフジにも来ているからフジの蜜が好きなのだろう。でも考えてみると不思議だ。どうしてフジを探してくるのだろう。匂いしかないないよなー。虫の臭覚は凄いものだと今更ながらに感心する。たくさん飛んでいるので数えてみた。1、2・・・7、8.やっぱり八匹だ・・・しょうもな。

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