昨年から近くの熊野神社にサギが来始めた。子育てのためだ。神社にある高い木に巣を作り、卵を産む。厄介なのが鳴き声が大きく、耳障りな声で鳴くことだ。子が巣立つと何処かへ旅立つ。近くのお家は今年もこの春先、辛抱を強いられるとのことのようだ。
利休梅が咲いた。天を突いて伸びる花芽に蕾が付き上に向いて花が咲く。利休梅隣の花は終わりが近づいたシデコブシだ。春爛漫、花は次々と移り咲く。
イカリソウも咲き始めた。ナンジャモンジャの根元でピンク色が咲いている。そして玄関先、梅の根元は白色の花だ。
今年初めて育てた胡蝶蘭、5株の内4株が花を付けた。白い花の3株は通常の胡蝶蘭そしてピンク色はミニ胡蝶蘭だ。こちらは2年ほど前に姉のところから頂いたものだ。1株は全ての蕾が咲き5個の花が咲いた。残り4株はまだ蕾も多く、これからだ。
昨年は見逃してしまったヤマシャクヤク、今年は拝むことが出来た。ツツジとコデマリに挟まれるようなところで咲いているため、うっかりすると咲いているのを見落とす。花弁の間から見える雄しべ・雌しべが何ともカワユイのだ。
毎年、3月の中旬過ぎには大掃除する金魚・メダカの入れ物、今年は3月終わりになってしまったが何とか金魚の産卵前にキレイに出来た。壁に付く1年間の垢は黒く頑固で、なかなか取れない。ブラシでゴシゴシ擦り落とす。午前中だけだが3日間かかった。卵を産み始める時期がメダカより半月ほど早い金魚の卵が棕櫚についているのを発見したのは4月2日、何とか新装なったお家での産卵となった。
金魚・メダカの卵は棕櫚を入れて置いて、ここに卵が付着するのを待つ。今年はまだ4月2日の1回だけ・一つの水槽だけだ。これから5月終わりまで金魚は卵を産む。メダカの卵は未だで、大体4月中旬を過ぎてからになる。生み始めが遅いこともあるが、メダカは夏場までと長く生み続ける。私の朝の仕事、冬場は薪ストーブの掃除と火付け、春から夏まではこの金魚・メダカの卵の有り無しを見て、棕櫚に付着していれば棕櫚ごと別の水槽に移し、また新しい棕櫚を水槽にセットしておくことにある。ところで、この卵が付着した棕櫚を別の容器に入れた後、蓋をしておく必要がある。カラスが棕櫚を狙って来るからだ。カラスは巣作りのため、棕櫚など柔らかいものから針金製のハンガーまで狙って来る。そしてあわよくば、で金魚も狙っている。写真に写る水槽、実はテグスを上部だけでなく、横にも張り巡らしている。これでカラス対策は十分なのだが・・・困るのは自分もよく引っ掛る・・・。