花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

2月3日 節分 2月4日(旧1月4日)立春 初侯 東風解凍(はるかぜ こおりをとく)ロウバイ 椿

2022年02月03日 | 景色

 2月3日、今日は節分だ。小寒の日で寒入りし、そして明日立春で寒明けとなる。30日間の寒中・寒の内が今日で終わる。冷え込んだ昨朝、1週間ぶりに積雪した。と言っても2,3cm。今日もスズメが梅の木でたむろしている、寒そうだ。

  

 明け方になるに連れて冷え込んだかモミジの木に氷の花が出来ていた。雨だれが垂れる前に凍ったのだろう。美しい光景だった。

  

 日の出の後、太陽が厚い雲の中に入って行く。日の出前の光景だ。先日、東の空に月と金星が対で見えた。冬場、今の時期の楽しみの一つだ。

  

 スズメは団体で移動するが、ヒヨドリは2,3羽で飛んでいる。私にはカップルの相手を探しているように映る。多分、これは雄。ここで一服してから、またメスの争奪戦に参加する。ヒヨドリも鳴き方からすると焦っているように聞こえる。”春は近いのにまだ相手が決まらない・・・”

  

 春先の花、ロウバイ(蠟梅)がやっと咲き始めた、そして椿も新しい種が。3月初めぐらいまで色々な花がボチボチと咲き、梅が開花する頃に草花は第一期の爛漫期を迎える。

  

今日が節分で明日は立春。旧暦では一年は立春から始まる。”節分”とは季節を分ける日の意味で春は一年の始まり、冬と春を分ける日として特に大切にされ、”節分”と呼ぶようになったようだ。さて、明日は立春。暦の上では春の到来となる。また旧暦では1年の基準日となる。茶摘みの八十八夜、二百十日などは立春から数えられる。また、”春一番”も立春以降、最初に強い南風が吹く日を言う。七十二候は東風解氷(はるかぜ こおりをとく)。東からの温かい風が吹き始め、氷を溶かし始めるころの意味だ。この東風、ここでは”はるかぜ”と読むが、”こち”と読めば春の季語、”あいのかぜ”と読ませると夏の季語のようだ。書いていて気になることが一つ。私のPC、”かぜ”を変換すると”風邪”になる。如何に”風邪”と言う言葉を使っているかだが・・・少々賢過ぎるのが気になる・・・。

コメント
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