春を感じさせる天候の日が多くなってきた。そして草木も春に向かっているのが見える。何度かアップしている山茱萸も蕾が膨らみ、遠目にも黄色い蕾が点々が広がっているのがわかるようになってきた。来週には咲きそうだ。
福寿草は満開に近くなった。健気に毎年、この岩陰から春の到来を教えてくれる花だ。もうしばらく、楽しませてくれそうだ。
雪割草も満開のようだ。花茎が弱いか、何か障害物があるとそっと横に避けながら顔を出し咲いている。
クリスマスローズが咲き始めた。クリスマスローズの花は特に茎が長いわけでもないため、大きな葉に隠れるように咲く。しかも花が重いか、多くの花が下を向く。白と紫の花、覗くとこんな花だった。
ここに至り、やっと寒アヤメが咲き始めた。場所は池の周辺でネコヤナギの根元付近だ。花も小さいが茎が短いのが特徴のようだ。
先週末に風邪をひいた。病院に行ったのは2月25日。私にしては珍しく、今年に入って風邪をひいていなかった。2ヶ月風邪なし!を達成できると思っていた矢先でちょっとガッカリ。漢方薬では風邪対応薬として葛根湯がある。風邪の引きはじめに特に効果があるようだ。漢方薬Noは1、最も知られた漢方薬の1つかも知れない。主成分は葛根でこれにタイソウ(大棗:ナツメ)・麻黄(マオウ)・桂皮(ケイヒ)の他、先日紹介した甘草・芍薬も使用されている。
年齢もあるだろうが近年、風邪症状になると市販薬ではなかなか治らない。で、かかりつけ医師から早めに、と言われていることもあり風邪症状が出て2日以内には病院に行っている。大体、1,2ヶ月に1度ぐらいはお世話になっている感じだ。もう2年前の話になるが体調がよく、4ヶ月ぐらい病院に行かないことがあった。久しぶりに行くと先生・看護師から”元気だった?”の声が。病院にも来れないぐらいの重い病を心配してくれたようだ。診察が済み帰宅のとき、”元気だったらまた来ます”とわけのわからない挨拶を返して帰った。