花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

サツキ ニゲラ アマリリス 花ザクロとザクロ ニワナナカマド スイトピー(赤色)

2023年06月08日 | 果実・花

 サツキが満開に近くなった、と言っても1本は殆ど咲いていない。ショウブ類の花もわかりにくいがサツキとツツジももう一つ、スッキリしない。ただ、ツツジは大きな花でツツジより早く咲く、でそれなりの見分けとしている。

  

 青い花があちこちに見える。遠目には矢車草とも似ているがニゲラだ。左の花は散り間際のようだ。地中海から西アジア原産のようだが強い花で毎年、あちこちで花が見える。そして、アマリリスだ。子供のころから知っている数少ない花の1種だ。が、これも原産地は中南米から西インド諸島のようだ。日本には江戸末期に入ってきたようで、今は園芸種が多く出回っているようだ。

  

 ザクロの花を2種。最初の八重の花は花ザクロで実は生らない。そして実の生るザクロだ。こちらは雄花と雌花が一つの木で咲く。写真の花は雄花のようだ。雌花を見つけたら改めて紹介したい。

  

 ナナカマドの1種ニワナナカマドだ。ナナカマドだと思い植えたが実は生らない・紅葉しないでよくよく調べたら”ニワ”が頭に付くことがわかった。純白の綺麗な花で小さい花弁がハラハラと散る様はキレイだ。

  

 スイトピーだ。2種載せたのは最初のピンク色は宿根草で毎年、ナニワイバラの場所で後に咲く。そして、赤色は1年草のスイトピーだ。

  

 朱いスイトピーと言えば当然のように松田聖子さんの”赤いスイトピー”を思い出す。松本隆氏の作詞だがこの詩を作った時にはまだスイトピーの赤色はなかったとか、雑誌かTVのインタビューで話されていたのを覚えている。松本隆氏にはこの前にも似た話がある。太田裕美さんの大ヒット曲”木綿のハンカチーフ”だ。この歌がヒットしたころ、木綿のハンカチーフは殆ど、販売されてなかったようだ。この歌のヒットで作る会社が現れ、これも大ヒットしたようだ。世にないものを歌にし、ヒットさせる。そして、その物を作らせる。歌の力を知らされる楽しい出来事だ。

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リョウブ カワラナデシコ テッセン フェイジョア ホタルブクロ ウマノスズクサ ジャコウアゲハのサナギ

2023年06月05日 | 果実・花

 もう6月! 庭がすっかり森になった。通り道を貰って来たパレットで作っているがその通路にも草花がはみ出している。その一つでリョウブ(令法)の花だ。若葉は山菜として食べられるようだ。救荒植物にも指定されているようだが、美味しそうには見えず、食べたことはない。

  

 カワラナデシコ(河原撫子)が咲き始めた。秋の7草の1種だが毎年、この花が7草の中で最初に咲く。よく見ると同じ花だと思うが一つは面白い形で花弁が回転しているように見える。気を付けて見てみたが、この1輪だけがこのような花になったようだ。

  

 2種目のテッセンが小梅の木の陰に隠れるように咲いた。右下に蕾が見えるが最初、釣鐘のような形で咲き、だんだん花弁を広げる。

  

 鮮やかな花が見える、フェイジョアだ。フェイジョアの木は虫とかに弱いか何本か枯らし、これが3本目のように思う。この木で初めての花だが鈴なりに咲いた。今までにはなかった光景だ。

  

 今年はホタルが早いようで5月の終わりごろから飛んでいるようだ。そう言えば子供がホタルを入れて遊んだと言うホタルブクロも咲いている。我が家と隣の間にある農業用の水路は今年も一時、水が無くなったことがあると聞いていたので期待できないと思いながら昨晩、見に行った。おっ、草むらに光が!あそこにも。3つの光に満足した夜だった。

  

 ジャコウアゲハの幼虫が餌とするウマノスズクサがやっと心配しないで済む状態まで広がってきた。毎年、初めて蝶が飛び始める頃はウマノスズクサは小さく餌が足りないのでは、と心配する。これで今年も秋まで4回転するジャコウアゲハを育て続けることが出来そうだ。

  

 4月10日ごろに越冬したサナギが羽化し始めた。それらの蝶が卵を産み、幼虫に。そしてサナギになる。越冬したサナギが羽化し、産んだ卵がサナギになり始めるまでは約20日間と言うところだろうか。小屋に片付けていた農業用の網に付いているサナギを発見した。今年最初のサナギは10個ぐらい見つけている。この網に付いたサナギの発見は6月1日、さて、これは何時、羽化するのだろうか。先日、変な方向に伸びたトネリコの枝を切ったら、そこにもサナギが付いていた。発見は5月30日だったが、トイレの壁に貼り付けておいたら今朝羽化し、お昼前に外に飛ばした。と、言うことはサナギになってから羽化するまでは1週間前後と言うことだ。それにしても、この網のサナギ、生まれる前から囚われの身。だが、上手に蝶になり飛び始めた時には子供の網から上手く逃げる技を持って生まれるのではないだろうか・・・ナンテ、初夏の昼下がりの転寝の夢。

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朝ドラ”らんまん”今日の花ナニワイバラ ツクバネウツギ マロー ニワゼキショウ ユキノシタの花 スモークツリー

2023年06月01日 | 果実・花

 何年ぶりかで見ているNHKの朝ドラ”らんまん”。物語の節に花の名前が付いており、ここで一つの草花の名前が何週か出る。そして最後に今日の花のように一つの花が紹介される。6月1日、今朝はナニワイバラ、本ブログでは5月4日に紹介していた花だ。もう一度、別の写真を載せるが、こんな花だ。

  

 大きく伸びた茎に咲く花を2つ。先ずはツクバネウツギだ、花がツクバネ(衝羽根)に似ていることからの名のようだ。先日、紹介したウノハナ(ウツギ)・梅花空木など茎が空洞になっている空木(ウツギ)の種類は多そうだ。

  

 2種めはマローだ、薄紅葵の和名がある。一般に葵の花は茎が大きく伸びる。我が家のこの葵は大きく伸びすぎたため、半分の高さぐらいで切られている。大きな鮮やかな花だ。

  

 一転、地を這うように咲くニワゼキショウ(庭石菖)だ。群生するようで我が家でも駐車場の脇に広がっている。

  

  木の実を2つ。初めは茱萸(グミ)の実だ。4,5年前になるだろうか、昨年に亡くなられた知り合いの小母さんから頂いた木だ。挿し木で育てた2本が大きく育っている。オオグミの類で大きい実がたくさん生る。私のつまみ食いでは追い付かず、今年は収穫してジャムになった。そして山桜桃(ゆすらうめ)だ。この地で2本、枯らしてしまったが懲りずにまた2年ほど前に植えた。私にとっては茱萸もゆすら梅も郷愁を誘う実だ。

  

 楽しい花を2つ。先ずはユキノシタの花だ。下部の花弁2枚が大きく、人の形に見える。他にも、このような花はあったような気がするが思い出せない。可愛い花だ。

  

 もう1種、名からして煙に巻かれそうだがスモークツリーの花だ。こうして見てもどんな花が咲いているのかよくわからない。過日に紹介したナンジャモンジャはまだ近づいて見ると花の形が見える。が、これは? 

  

 先日、新聞に中部電力株式会社の”電柱にカラスの巣を見つけたら連絡してください”の記事が載っていた。直後にこんな巣を見つけたので早速、連絡した。その時に、”カラスと言えども卵・幼鳥がいた場合、安全が確認出来たら巣立ちまで保護する”と言われていた。今日の巣の状況だ。撤去されず残っているが鳥の姿は見えない。もう巣立ったのかも知れない。

  

 田植えの済んだ田、神社の森・公民館を映している。カラスと言えば、この田の畔で面白い場面を目撃した。畦に茎が伸びた草が刈られて、積まれていた。1羽のカラスが来て、その草の茎を咥えたが直ぐに”これはダメ!”とでも言うように、ペッと捨てた。そしてトコトコと歩き、また次の草を咥えたがペッ。どうも巣作りに使う折れない木の枝を探しているようだ。”咥える、ペッ、トコトコ”を繰り返すこと数回、お気に入りの枝が見つかったようで1本を咥えて飛んで行った。その動作が面白く、いつもは悪さをするので嫌いなカラスが可愛く見えた。雨の合間の楽しいひと時だった。

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