サツキが満開に近くなった、と言っても1本は殆ど咲いていない。ショウブ類の花もわかりにくいがサツキとツツジももう一つ、スッキリしない。ただ、ツツジは大きな花でツツジより早く咲く、でそれなりの見分けとしている。
青い花があちこちに見える。遠目には矢車草とも似ているがニゲラだ。左の花は散り間際のようだ。地中海から西アジア原産のようだが強い花で毎年、あちこちで花が見える。そして、アマリリスだ。子供のころから知っている数少ない花の1種だ。が、これも原産地は中南米から西インド諸島のようだ。日本には江戸末期に入ってきたようで、今は園芸種が多く出回っているようだ。
ザクロの花を2種。最初の八重の花は花ザクロで実は生らない。そして実の生るザクロだ。こちらは雄花と雌花が一つの木で咲く。写真の花は雄花のようだ。雌花を見つけたら改めて紹介したい。
ナナカマドの1種ニワナナカマドだ。ナナカマドだと思い植えたが実は生らない・紅葉しないでよくよく調べたら”ニワ”が頭に付くことがわかった。純白の綺麗な花で小さい花弁がハラハラと散る様はキレイだ。
スイトピーだ。2種載せたのは最初のピンク色は宿根草で毎年、ナニワイバラの場所で後に咲く。そして、赤色は1年草のスイトピーだ。
朱いスイトピーと言えば当然のように松田聖子さんの”赤いスイトピー”を思い出す。松本隆氏の作詞だがこの詩を作った時にはまだスイトピーの赤色はなかったとか、雑誌かTVのインタビューで話されていたのを覚えている。松本隆氏にはこの前にも似た話がある。太田裕美さんの大ヒット曲”木綿のハンカチーフ”だ。この歌がヒットしたころ、木綿のハンカチーフは殆ど、販売されてなかったようだ。この歌のヒットで作る会社が現れ、これも大ヒットしたようだ。世にないものを歌にし、ヒットさせる。そして、その物を作らせる。歌の力を知らされる楽しい出来事だ。