なんじゃこりゃあ!!

自然科学全般をこよなく愛するブログです。OCNブログ人から引っ越してきています。

サイエンスゼロ4日分

2011年06月04日 | テレビ番組

みなさんこんにちはtatuakiです(^-^v

今日は下呂市は晴れています!シャッターチャンス!!!

皆さん今騒がれているエネルギー問題、原発をやめてソーラーパネルにしなければいけないという風潮があるようですが。そこには問題があります。太陽電池の寿命は30年近くしかないんです、おまけに曇りの日は当然発電効率が落ちます。300万円を一年に10万円の負担であるとするなら割に合わない計算です。核融合発電は実用的になっているという話です。期待しましょう。

さて昨日のサイエンスゼロは、「IPS細胞の最新研究」でした。

IPS細胞は我々のどんな細胞にもなり、拒絶反応もないと言われています。

脊髄損傷を治す研究では動物実験では成功しているそうです。

加齢黄斑変性という目の病気があります。網膜が歪みダメになっていく現象です。この病気にもIPS細胞で治療しようという研究が行われています。これが最も今実用化に近い研究なのです。IPS細胞で作られた網膜色素を移植する人への臨床試験への安全性を確認する研究が今行われています。

IPS細胞では安全性が問われています、IPS細胞にするには癌細胞になる遺伝子が必要なのです。それはC-mycという遺伝子です。c-mycを使わない遺伝子を探しL-Mycという遺伝子で作ったり、運び屋にプラスミドを使ったりする安全性が担保される癌にならない研究が行われています。

しかし、動物実験で成功しても人間には思わぬ問題が起きたりするのが宿命です。

また同じ遺伝子を持ったIPS細胞でも拒絶反応も起きている事例も報告されています。

そもそも自分の細胞なので拒絶反応は起きないという話は間違いであると言われています。

自分の遺伝子から作った骨髄移植でも昔から拒絶反応が起きる事が知られています。

人の臓器を他の動物に作らせる研究もおこなわれています。豚の体内で人の臓器を作らせる研究もおこなわれています。

こういう技術は社会がどう受け止めるか?コンセンサスの問題も問われています。

IPS細胞の研究には病気の原因を究明して治療につなげていく研究もおこなわれています。本家山中教授はこの研究には日本は遅れていると言っています。IPSで病気の原因の究明をして新しい薬を作ればその影響はすごいでしょう。

以上が内容でした。

私はIPS細胞には、技術的にも学問的にも未熟な所があると思います。

ホントにどんな細胞からIPS細胞ができるのか?

そこが問題だと思います。

それでは皆さん、良い土日を過ごしてください。

それではまた来週(^-^v

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする