みなさんこんにちはtatuakiです(^-^v
今日は下呂市は良い天気になるようでして、仕事終わったら何処かへ繰り出そうと思っています。
その前に今これを書いているのが仕事前の午前4時くらい、外の気温は17.4度と寒くなりました(ノД`)・゜・。
さて昨日のサイエンスゼロは題して「癌幹細胞」でした。
癌幹細胞は抗がん剤もきかない今までの癌細胞の常識が全く違います。白血病の研究段階で癌細胞なのに分裂していない骨の際に癌幹細胞が見つかりました。
分裂しないこの癌細胞をマウスに注射すると何と白血病になりました。
通常の細胞は増えるのには限界があります。癌幹細胞は癌細胞をどんどん作っていきます、骨の際のところから増殖しないよう指令が出ています。
しかも抗がん剤では殺せません。
抗がん剤は増殖する仕組みを止める作用があります、しかし癌幹細胞は増殖する仕組みではないので抗がん剤はききません。
癌幹細胞は寝ている細胞ですc-mycという物質があります、これがあると癌細胞は分裂します。fbxw7という物質はc-mycを壊してしまいます。fbxw7を無くしたマウスでわざと分裂させて抗がん剤を投与すると癌が無くなりました。
正常な造血幹細胞にもfbxw7が存在しています。
しかし遺伝子レベルでは全く違うのです。HCKと言う癌細胞には欠かせないたんぱく質が存在しています。このたんぱく質を止めることができれば治療できます。RK-20449と言う物質を投与したマウスは劇的に骨の癌細胞が治った事がわかっています。
以上が内容でした。
昔アメリカでも癌根絶という事で研究をしていましたが、きわめて複雑なので断念したことがありましたね。今回の発見でもしすべての癌にこの癌幹細胞が原因だとわかったらそこを叩くことで癌根絶が夢ではない気がしてきます。
これは現在患者さんにとっては切実な願いだと思います。
抗がん剤など辛いでしょうからね。
そりでは、医学の進歩を願って今日も仕事やらなんやかんやがんばりませう。
そりでは(^-^