みなさんこんにちはtatuakiです(^-^v
今日は敬老の日!でも仕事は休みではないんです(ノД`)・゜・。
はあー、そうですかー!今日休みだからってカラオケで酒タバコ三昧ですかー!!!ってね、仕事なんだから仕方ないけどね。片づけは私の仕事です( ̄д ̄)
さて昨日のサイエンスゼロは題して「癌幹細胞の弱点」でした。
癌幹細胞をやっつける方法として、癌細胞マーカーと呼ばれる「私は癌幹細胞です」と言うたんぱく質があります。部位により違いますが、胃がんの場合CD44というタンパク質です。活性酸素は遺伝子を傷つけます、実は癌細胞にとっても活性酸素は毒なんです。
しかし、癌幹細胞はこの活性酸素を除去する機能を持っています。グルタチオンという活性酸素を除去する物を癌幹細胞が持っています。
さらに癌の転移にもCD44と言うたんぱく質が関係しています。乳がんの実験で長いCD44を持つ場合がんの転移が見受けられます。
xCTと言うポンプが癌幹細胞にあり、このポンプを抑えると癌幹細胞を抑える事ができます。スルファサラジンと言う薬品を癌に与えると大変効果があることがわかりました。しかもこのスルファサラジンは既存の薬品なので臨床試験も行われています。
しかしCD44以外のたんぱく質をマーカーとして持つ以外のCD133をマーカーにしている、悪性脳腫瘍の場合はどうでしょうか。
ヘルペスと言う病気を起こすヘルペスウイルスがあります。癌細胞にこのヘルペスウイルスを入れることで癌幹細胞を殺す事ができます。他の正常な細胞を攻撃しないよう、ヘルペスウイルスの3つのたんぱく質を遺伝子操作で取り払います、他の正常な細胞には自滅スイッチがありますが癌細胞にはスイッチが壊れています。さらに癌細胞にはウイルスの餌になるたんぱく質もあります。
これもさらに臨床研究が行われています。
以上が内容でした。
癌研究は沢山あるのですが、なかなか進展しなかったり臨床の段階でダメだったりしましたよね。完全に完治するには今回の癌幹細胞を攻撃しないといけないという事がわかっただけで好いことですよね。ひょっとしてiPS細胞よりも重要かもしれません。政府のみなさん予算を付けてあげてください(なんてね('◇')ゞ)
そいでは、休みの人は楽しんで。
仕事組の人はがんばりやしょー!!
そいでは(^-^