みなさんこんにちはtatuakiです(^-^v
皆さん盆休み楽しんでいますか?
台風が運悪く来ましたね、今日は大丈夫でしょうか。せっかくの休みですからどうぞ楽しく、怪我のありませんよう。
さて昨日のサイエンスゼロは題して「恐竜」がテーマです。
化石は長い年月をかけて骨と石が入れ替わったものです。恐竜の化石は10億円もします。
さて、化石の中の情報を調べるには切って削って調べます。
ステゴサウルスのプレートは切って調べると穴だらけでした、武器や鎧としては使えません。血管が通っていてラジエーターのように体温調節をするためにあった可能性があります。
体の大きさが大きいと体温を保持出来ますが、逆に体温を逃がすことが難しいのです。
ステゴサウルスの足には成長停止線という所で年齢が分かります。
恐竜の発掘は非常に大変でめったに切ってもらうことが出来ません。研究者は切ることで得られるメリットなどを博物館に説明しなければなりません。
現在、一番巨大な恐竜は「アルゼンチノサウルス」とされています。どうしてこんなに巨大化できたのでしょうか?
竜脚類の骨には成長停止線が実はありません、15年で20tも成長能力があったという事です。結晶顕微鏡で見ると2種類の骨があります。そろっている骨とバラバラになっている骨ではバラバラになって積み上げた方がかさが増して急成長します、しかし強度がありません。そこで空洞の中にそろっている骨を敷き詰めていきます。こうして巨大化できます。
背骨には沢山の穴が開いていました、この構造は鳥の骨によく見られます。呼吸するときにこれを使い効率の良い酸素をいれる事が出来る気嚢という器官があると考えられます。これが軽量化につながったと言います。
恐竜にも骨細胞が存在していました。竜脚類には哺乳類よりも2倍もの骨細胞が存在していたという事です。
恐竜の子供の化石には骨が溶ける悪性腫瘍の後が見られたこともあることも分かっています。
以上が内容でした。
恐竜の痕跡がここまであるとは知りませんでした。しかしDNAなどの痕跡は存在していないのでしょうね。もう残っていても壊れている可能性が大です。昔DNAを発見して現在に恐竜を生き返らせるなんてのがありましたが夢のまた夢の可能性がありますね。
そんなことよりも地道に証拠を見つけることが重要なんですね。これは万国共通、いつの時代も一緒ですね。そういう事でしか自然科学は発展しないのですから。
そりでは、今週も仕事に行ってきますので、休み組の人楽しんで下さい。
そりでは(^-^