皆さんこんにちはtatuakicadoです(;^ω^)
いや、今日も暑くなりましたねえ~エアコンの効いた中で書いています。今日は仕事が終わってからお坊さんがきてお経をあげてもらいました、盆にはちょっと早いですけどね。
先月の健康診断の結果が出ました、LDLコレステロールが異常値ですと出たので明日クリニックへ行ってきます。あー気が重い(;゚Д゚)
さて、昨日録画していたフランケンシュタインの誘惑を見ていました。
話題は人工知能を70年前に既に予言していた数学者(パソコンオタクにとっては非常に有名な人です)アランチューリングをやっていました。
興味のある人はNHKオンデマンドか再放送でご覧ください、NHKに受信料払ってよかったと思える番組です。
さて、チューリングは子供のころ数字に興味を持ち科学の本などを読んでいました。それにはいずれ人間は機械に置き換わるだろう、そうしたら脳も作れるはずだと言う本を読んで感銘を受けていたようです。
学校では変わり者とされいじめを受けることもあったようです、そんな中気の合う少年と出会います。その子の事をチューリングは好きになってしまいます。
しかし大学に入るころその親友は結核で死亡します。
チューリングは人間の脳は機械で出来るはずだと考えていました。
その頃計算する機械はありましたしかし、足し算しかできない機械だったり、微積分しかできない機械であったりしました。
そんな中チューリングは数式を数字に置き換えて機械に色んな計算をさせる所謂「プログラム」の概念を考えます。行く行くはこの機械が脳を再現させる事に役立つと考えます(これを論文に発表しています、しかし評価する人と評価しない人とでは極端に分かれたようです)
時代はナチスとの戦争に舞台が変わります。イギリスでは当時最強と言われたナチスの暗号兵器エニグマを解読しようとする研究が盛んになります。遂に研究所まで作られました。
そこにチューリングはヘットハンテングされます。
エニグマは非常に優れた暗号機械でその暗号の組み合わせは何と一京をはるかにしのぐ組み合わせだったようです。
そこでチューリングはドラムの回転でドラムを何十個と並べて総当たりで暗号を解読します。これで一週間かかっていた人の手よりも数時間で暗号が解読できるようになりました。
ここがチューリングの第二次世界大戦に貢献した部分です。
当然この事がナチスに知れ渡ると相手は仕様を変えてしまうため暗号が再び解読できないようになります。
そこでイギリス政府はチューリングの成果をウルトラシークレットとしてしまいます。
イギリス軍もワザと暗号を解読していないふりを決め込みます。
そしてノルマンディ上陸作戦が暗号解読により成功します。やがてナチツは無条件降伏することになりました。
しかし戦争が終わってもこの機密は守るよう言われチューリングは戦っていないただの人と非難されるようになります。
でも、前に書いた論文を実現しようと考えた人がチューリングの前に現れ一気にコンピューターを作ると言う夢に近づいていきます。
しかし、当時は技術者が戦後の復興で必要な時代でした。
それに気を取られてしまったのと、研究者の間でプロトタイプを作ろうとする話にはチューリングは反対して完璧なものを作ろうとします。
そこでこの話はとん挫されてしまいました。
そして等々チューリングの目指したコンピューターが(チューリングの論文を見て影響を受けた研究者により)遂に登場します。
しかし、チューリングは同性愛の罪により女性ホルモンを注射するよう裁判所で言い渡されます。
チューリングはかじった林檎を横に置いて死亡が確認されました(自殺とは決まっていないようですよ)
チューリングはあの有名な人工知能を出来たかチェックするチューリングテストを考案していたり、コンピューターに近いチューリングマシーンを考案しています。
チューリングは何と人工的な知能が機械に出来て人間を上回るようなことがあれば問題だとも話しています。
私がこの番組を見て思うのは、今は非常にAIブームですがそんなに頼り切っていい物なのか?本当にシンギラリティが来るのかと言う疑問があります。そうなるだろうと予測しているだけで、一部のベーシックインカム信者が如何にも「仕事はAIにとって代わる」と断定的に言っている事なんだと思います。
そんなの予測でしょ?本当に信じ切っていいの?と思います。
チューリングは素晴らしい業績を人類に与えました、今後Aiに変わる技術が出てくるかもしれません。なにせAiが出した答えがどうしてそうなったのか分からないのですから。
さて、皆さん7月も後三日で終わりますよ~。
盆の準備しましょうね。
勿論田舎の親の親孝行もお忘れなく、親が子に取って一番の近い祖先ですからね('ω')ノ
そりでは良い週末を。
そりでは<(_ _)>