県立さきたま史跡の博物館(行田市埼玉)は25日、埼玉古墳群内の鉄砲山古墳(全長109mの前方後円墳、6世紀後半)で7月から新たに行った発掘調査の現地説明会を開いた。
今回の調査は、前方部の東南部と後円部の北東部を調べた。その結果、古墳群の他の古墳と同じく、古墳を取り巻く周堀が二重で四角い形であること、外堀と内堀の間にある中堤に埴輪列(円筒埴輪など)があったことが分かった。また、後円部の周堀の幅が古墳側面より狭くなることがわかり、すぐ南に位置する奥の山古墳の存在を意識して造られたと考えられるという。
説明会は午前10時半と午後1時半の2回行われた。
[参考:読売新聞、毎日新聞、埼玉県HP、埼玉県立さきたま史跡の博物館HP]
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鉄砲山古墳
今回の調査は、前方部の東南部と後円部の北東部を調べた。その結果、古墳群の他の古墳と同じく、古墳を取り巻く周堀が二重で四角い形であること、外堀と内堀の間にある中堤に埴輪列(円筒埴輪など)があったことが分かった。また、後円部の周堀の幅が古墳側面より狭くなることがわかり、すぐ南に位置する奥の山古墳の存在を意識して造られたと考えられるという。
説明会は午前10時半と午後1時半の2回行われた。
[参考:読売新聞、毎日新聞、埼玉県HP、埼玉県立さきたま史跡の博物館HP]
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