全英連参加者のブログ

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大学の教育を探るには。

2018-03-19 04:00:00 | 気になる 大学研究

 アドミッション・ポリシー
 各大学が,当該大学・学部等の教育理念,ディプロマ・ポリシー,カリキュラム・ポリシーに基づく教育内容等を踏まえ,入学者を受け入れるための基本的な方針であり,受け入れる学生に求める学習成果(学力の3要素)を示すもの。
 学力の3要素
 1.知識・技能
 2.思考力・判断力,表現力等の能力
 3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
 =求める学生像

 カリキュラム・ポリシー
 ディプロマ・ポリシーの達成のために,どのような教育課程を編成し,どのような教育内容・方法を実施するのかを定める基本的な方針のこと。
 =教育方針

 ディプロマ・ポリシー
 各大学がその教育理念を踏まえ,どのような力を身に付ければ学位を授与するのかを定める基本的な方針であり,学生の学修成果の目標ともなるもの。
 =学位授与の基本方針

 以上文部科学省ウェブサイトより。*

 入学 ⇔ そこでの学び ⇔ 学力保証としての学位授与。相互に関連する事項をまとめたものだが、高校生や高校の先生にとって、一番最初に目が行くのはどこだろうか。三つとも大事だが、どうしても、アドミッション・ポリシーに目が行く。でも、ホントに調査すべきは、2番目のカリキュラムポリシーと、各科目のシラバスだと思う。

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 大学の教育、学生の成長を見る上でもう一つ参考になるのは、それぞれの大学に進学したOBOGの大学進学後の「雰囲気」の変化である。
 高校3年間でもそうだが、大学4年の間に人は変わる。様々な理由で母校に顔を出してくれる彼ら、彼女たちが身にまとう、言葉では説明が難しい雰囲気は参考になる。

 最近何となく目につくことは、オープンキャンパスのチラシである。女子大はもちろんだが、共学の大学でも「女性」を起用しているものが多い。チラシのモデルと、実際にその大学に進学したOGの雰囲気が、妙に「かぶる」のである。チラシに写っているような学生を求めているわけではないと思うのだが、なんとも不思議である。

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 *資料1-2 「三つのポリシーの策定と運用に係るガイドライン(骨子の素案)」を抜粋。
 文科省ウェブサイトでサイト内検索で、資料が読める。

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