司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

会社法及び商業登記に関する話題を中心に,消費者問題,司法書士,京都に関する話題等々を取り上げています。

「借り手に優しい?中世日本」

2009-04-07 13:34:40 | 消費者問題
 今日の日経朝刊36面文化欄に、井原今朝男国立歴史民族博物館教授「借り手に優しい?中世日本」があり、興味深い。曰く、

「中世にはまったく異なる考え方があった。利子がつくのは四百八十日間、利息の総額は元本の二倍まで、流れた質物はいつでも取り戻せる」

 同教授の著書として、「中世の借金事情 (歴史文化ライブラリー)」(吉川弘文館。2008年12月刊。)があるようだ。
http://www.amazon.co.jp/中世の借金事情-歴史文化ライブラリー-井原-今朝男/dp/4642056653
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証券取引所、売買単位の集約へ

2009-04-07 13:17:57 | 会社法(改正商法等)
売買単位の集約について by 東証
http://www.tse.or.jp/rules/seibi/unit.html

「全国証券取引所では、上場する内国会社の普通株式の売買単位を100株へ統一することを最終的な目標としております。その移行期間として、2012年3月末(仮)までに、100株と1,000株の2種類に集約することを当面の目標としております。」

 従前、「投資単位として5万円以上50万円未満となるように」という基準があったのだが、単純に売買単位を100株に統一することが、売買のしやすさという点から、果たしてよい方向に向かうのであろうか。

cf. 平成18年6月11日付「東証、投資単位に下限を設定」
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