出生届に「第３の性」，ドイツ政府が閣議決定

時事通信記事
http://www.afpbb.com/articles/-/3186168?act=all

「染色体の状況や身体的特徴から性別が明らかでない場合、多様性を意味する「ディバース」という項目を選べるようにする・・・連邦憲法裁が昨年、出生届上は女性とされているものの、男女双方の特徴を持つ原告が起こした裁判で「従来の区分けは人格権の侵害だ」と判決で認定。これを受け、政府が対応した。」（上掲記事）

　将来的には，「性」を区別すること自体，やめることになりそうである。

ニュージーランド，外国人の中古住宅購入禁止へ

ＣＮＮ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180815-35124092-cnn-int

「住宅価格の高騰を抑えるのが狙いだ・・・新築アパートなどは禁止の対象外。またオーストラリア、シンガポールとは過去に協定を結んでいるため、両国の購入者には適用されない」（上掲記事）

　いずこも同じということである。しかし，大胆な。

不動産の「事故物件」をまとめたサイト

讀賣新聞記事
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180816-OYT1T50047.html?from=ytop_ylist

「過去に殺人事件や自殺が起きた「事故物件」をまとめた民間のサイトに注目が集まっている。全国４万件以上の情報が掲載され、１日の閲覧者は延べ数十万人に上るという。借り主に事故物件だと告げる法的ルールがないことが背景にあるようだ」（上掲記事）

　こういう物件は，心理的瑕疵物件と呼ばれ，裁判例において，仲介業者は，「事故物件」であることを説明すべき義務があるとされている。

ｃｆ．　　全日本不動産協会
http://www.zennichi.or.jp/law_faq/%E8%87%AA%E6%AE%BA%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BB%B2%E4%BB%8B%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%AE%E8%AA%AC%E6%98%8E%E7%BE%A9%E5%8B%99/

大島てる事故物件サイト
http://www.oshimaland.co.jp/

五山送り火２０１８

京都新聞「五山送り火」
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/gozan/

　本日（８月１６日）は，五山送り火である。

　昨年は，豪雨だったが，今年も雨模様。

　ところで，俗に「大文字山」と呼ばれている如意ヶ嶽で，遭難が相次いでいるという。お散歩がてらに気軽に登れるのだが，暗くなって，道に迷うケースが増えているのだとか。

　私も，もう２５年以上も登っていません。皆様，御注意を。

ｃｆ．　京都新聞記事
https://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20180529000054

盗難文化財の被害回復

朝日新聞記事
https://digital.asahi.com/articles/ASL8G7L0DL8GUUPI00M.html?iref=comtop_8_01

　高値で取引されるものほど，回復（民法第１９４条）が困難となるわけである。

　占有者の利益の保護ももちろん図られなければならないが，被害者（所有者）からすれば，全く納得が行かないであろう。


民法
　（即時取得）
第１９２条　取引行為によって、平穏に、かつ、公然と動産の占有を始めた者は、善意であり、かつ、過失がないときは、即時にその動産について行使する権利を取得する。

　（盗品又は遺失物の回復）
第１９３条　前条の場合において、占有物が盗品又は遺失物であるときは、被害者又は遺失者は、盗難又は遺失の時から２年間、占有者に対してその物の回復を請求することができる。

第１９４条　占有者が、盗品又は遺失物を、競売若しくは公の市場において、又はその物と同種の物を販売する商人から、善意で買い受けたときは、被害者又は遺失者は、占有者が支払った代価を弁償しなければ、その物を回復することができない。