おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

管理運営のこと 雑感

2019-10-31 | マンション〔修繕・修繕計画〕

 

 

自主管理マンションからの相談を受け

この管理組合の管理は どのようにして こんな状態になってしまっているのか

と イブカルしかない(変な表現ですが)ありさまに 驚くことがあります



さっそく訪ねてみて トッサに 『築年数をそうとう経ていますが 給排水関連
の工事を なされたこと 
ありますか ?』

の質問を発してしまったりする

屋上・外壁・ベランダの様子などもモチロン気になるが 水が支障なく配られてい
る・排水径路が
一応働いている

ということが 私の場合は まず 気になる(そもそも そういったことが気になっ
てしまう外貌の
マンションが

これから ドンドン 増えていく と 思われる)

 

言うまでもなく

水をシッカリ管理することは 何処においても 生活の タイセツな要

 

 

修繕工事積立費残高が 建物規模からして トテモトテモ僅少 という情況

だけれども

『防火扉を まず 換えたいのです』 

と 虎の子のお金を使おうとする理事長

私は 率直に 進言した
『モチロン安全に関する設備も大事 おっしゃるように人命に関すること 

 ですが このような情況では

給水関係と 扉と どちらに使って 貯金通帳 ホボ ゼロ円にすべきでしょう ?』

どうみても なんとかかんとか マンションの延命を図るより方法が無い状態

役目を果せそうもなくなりそうな給水設備に眼を向けるか それとも 

どこもかしこも要補修なのに それなりの工事規模になる防火扉の交換か どの懸案を
優先すべきなのか・・・

 

会計のありさま ・ 建物現況 ・ 土地を含めた資産価値 どれを眺めてみても

とても 融資を計画してみるような材料は見当たらない(融資先など 思い浮かばない
ような・・・
返済の見込みも

たたない ような・・・)

よくもまあ ここまで 未納入組合員を増やし続けた理由は と 驚かざるを得ない 出納

税理士事務所が 一応 関与していたというのだが “ドンナ内容の関与で年間50万円以上
も受け取り続けて
きたのか ?” 
当然の事として そうしたことも聞き質した が

 

いずれ(というか おそらく 極く近い未来に) この建物設備にも 終末 が来るだろう

 

理論としては 建替え・耐震不足による除去による敷地売却・全員合意下での任意処理など
の方法も検討する

などなど 案としては 一応のカタログが あることは あるだろう が・・・

いずれにしろ 避けられない終末を見据えて 住民各々が覚悟して それなりの心構えが必
要なのだが

事 ここに到っても(とんでもない情況にあるにもかかわらず)日々平安というような気配
さえ 漂っている


“何も知らされてはいないのだろうか? それとも ホボ管理について諦めの日々の連続に慣
れきって
しまっての

平穏なのか ?”

 

 

 

特に 自主管理の 率直に言って 管理に無知( というかイイカゲン というか 

あまりにおそれを知らなすぎる というか )の 一応理事長風人物や 存在価値

の評価のしようが無いような執行部 の活動の不作為さ と 根拠のない作為など

には 

おそろしさを覚えること

多し

 

 

・・・マンション管理組合というもの・・・ 


所有者集団ゆえの自己責任による

自主規範による  

何人も干渉無用(干渉不許)による 

仕組みの不気味さについて 

知ることがあまりに遅くなると 《延命措置》さえ 採ることができないまま

アタフタとしてしまう

 

そういったマンション管理組合が あちらこちらで(率直に言って 特に 敷地資産価値
をホトンド

あてにできないような地域での管理不全マンションが築年数の関係で ドッと 現実とし
て 表に) 

連続出現しそうで 

とても

気がかりだ

 

自主管理組合の方 は 特に

自身の住処をジックリ観察し 手遅れにならないように まず管理運営知識に触れてみて
くださることを


一人のマンション関連業務者として 強く 思います


自身も

今までより より積極的に 実効性のある管理運営のあり方について アピールしていく
べき と 思って
います

 

自主管理だけが心配なわけではなく 管理会社が関与していても 彼らも修繕積立金の増
額検討などは
なかなか提案に踏み切れないでいたりすること多し です
(受託契約者の立場としては 
あまり頻繁には 
 進言しづらいものです)

 

外部の第三者的立場の者の存在は マンション管理運営にとって マスマス キーポイント
になっていくのでは

ないかと 思われます

客観的な眼で 率直に進言しやすい者が執行部に加わる という仕組みが よりタイセツな
こと
だ と 考えられます

 

住民が 住民に提案 進言する ということは 思っているよりも ブレーキがかかってし
まうことでしょう


発言者としては おうおうにして 先鋒になる責任 を 感じてしまうものです

まして イカガナモノカということを眼にしても 思うばかりで 口には出せないこと多し
でしょう

 

それと

第三者と言っても 執行権限のあるそれと そうではないそれとは エネルギーの質が違う
と思われます

受託管理会社は 管理組合の執行部のメンバー ではありません

 

住民の おおよそ8割は 管理組合役員には就きたくない と 思っているとのレポートが
あります


社外取締役的な外部専門家の活動が より 増えていきそうにも思われるのですが そうし

て 一日も早くそうした者の参加が必要なマンション管理組合をときにみかけるのですが・・ 

いかがなりますか・・・

 

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