能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

坂本龍一さんの作品も・・・ドギモを抜かれました・・・第18回文化庁メディア芸術祭in国立新美術館/六本木

2015年02月08日 | 美術館・アート

国立新美術館 東京六本木

文化庁のメディア芸術祭に行ってきました。

2月15日まで、六本木の国立新美術館を中心に、シネマート六本木、スーパーデラックスなどでもクールジャパンの芸術祭が開催されます。

お上の主催ですが、展示作品は、かなりアグレッシィブ。

通常、美術館内は撮影禁止なのですが、「動画でなければOKです」というスタッフの方のお話。

これもなかなか飛んでいます。

しかも、入場は無料。

 

メディア芸術祭は、まさに日本の持つテクノロジー、ICT技術、アニメーション開発力の粋を集めたアートフェスティバル。

入口を入ると、いきなり坂本龍一さんと真鍋大度さんの超大作。

「センシング・ストリームズ 不可視、不可聴」

アンテナ、センシング技術などを使って、六本木ヒルズ、ミッドタウンなどの電磁波をキャッチし、それを巨大スクリーンに映し出そうという作品。

優秀賞を受賞されています。

今度見るときは、ipodに「ライディーン」「テクノポリス」を入れていきたいと思います(古い!)。

コントローラーを動かすと、巨大スクリーンが踊りはじめます。

日経ビジネス誌が「TOKYOの体現者」と評したきゃりーぱみゅぱみゅさんが向こうから歩いてくるような錯覚に陥りました。

 

ドイツからの作品も・・・。

国立新美術館のロフト風の展示室をうまく使っています。

気に入った作品。ブレードランナー風です。部屋に飾りたい絵画。

私には・・・意味が理解できなかった作品です・・・。

 

アニメーションやまんがのブースもあり、クレヨンしんちゃん(優秀賞)、たまごラブストーリー(新人賞)からジョバンニの島まで、ニッポンの最新の表現技術を堪能することが出来ます。

 

そういえば、Artという言葉には、芸術という意味より前は技術、技能という意味があったということを思い出しました。

日本の未来を占うのは、この「ART」だと思います。

 

なかなか素敵な芸術祭でした。

6月24日からは「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展が開催されるとのこと。

TOKYO発の情報発信はまだまだ続きます。

アグレッシィブでプログレッシィブなアートに触れた余韻に浸りながら、一杯の美味しい珈琲をいただいて、帰路につきました。

この企画展、来週の日曜日、2月15日までの開催です。


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箱根駅伝 青山学院大学優勝・・・東京大手町・スタート地点に青学の優勝プレートが掲げられました

2015年02月08日 | まち歩き

第91回箱根駅伝。

お正月と言えば、箱根駅伝。二日間にわたり、朝から生中継される伝統のレースです。

今年最初のサプライズが、青学の優勝。危なげのない安定感で、そのままゴールのテープを切りました。

 

一本の襷を繫いで東京-箱根間を往復・・・駆け抜ける。

一人でも脱落すると、リタイア。シード権を失ったり、伝統を傷つけたり・・・。

ものすごいプレッシャーだと思います。自分には、とても出来ない団体競技です。

駅伝好きの友人に言わせると、彼らは「F1のエンジンを軽自動車につけた、そして強靭なメンタルを持ったアスリート」なのだそうです。

なるほど。

その駅伝を勝ち抜いた青山学院大学にエールを送ります。

青学と言えば、渋谷や青山といったお洒落な立地、美しい女子アナを輩出する大学、プロテスタントのリベラルな学風というイメージだったんですが・・・いたんですね・・・ガチンコレースを勝ち抜く力強きアスリート系男子たちが・・・。感動しました。

 

それを率いた原晋監督。本当に素晴らしいと思います。

広島の世羅高校の時は、全国2位。中京大に進学し、その後、広島の中国電力陸上競技部に入部し、27歳まで現役を続けた人物。

同社の営業部に所属し、同社の製品「エコアイス」のトップセールスとなり「伝説の営業マン」と呼ばれたそうです。

 

同社の陸上競技部には、名監督と言われた坂口中電監督が指導にあたっており、おそらく原青学監督も、その指導技術、スポーツコーチングを学ばれていたんだと思います。

ほめて伸ばす・・・楽しく練習する・・・目標と計画実行の連動・・・そんなうまいマネジメント技術を持った監督だと思います。

 

高校野球の世界では、指導者が変わり急に強くなったという話をよく聞きますが、箱根駅伝で優勝を勝ち取るとは・・・感動ものです。

大手町の読売新聞社前には、箱根駅伝の歴代優勝校の銘板が掲げられています。

箱根駅伝のスタート地点兼ゴール地点に、こんな素敵なモニュメントがあることに感心した次第です。

来年の連覇で、本当の実力が試されると思います。

青山通りにある青学の正門にも、陸上競技部の垂れ幕が掲示されています。

スポーツが強いということは、大学のマーケティングの大きな柱になっています。

ラグビー、野球、サッカー、アメリカンフットボール、水泳などなど、強豪校は学生募集や就職面でアドバンテージを取ることが出来ます。

青山学院大学という大学のブランドがより輝いた箱根駅伝でした。


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