4月24日、新しい二子玉川ライズショッピングセンターが進化を遂げました。
今までのRISE-SCとは異なるコンセプトです。
ものすごい人、人、人・・・。
シネコンがオープン、蔦屋家電、ZARA HOMEなど話題の先進店舗が開店しました。
7月には、エクセル東急ホテルも開業・・・。
ニコタマの風景が変わりつつあります。
今回オープンしたのが、ニコタマのバスターミナルの南側の部分。
都市開発とはこうあるべき、これからの小売業はこうあるべきといったディベロッパーの心意気が伝わってくるレイアウトです。
メダカの池や屋上庭園、環境にも優しい設計です。
屋上庭園・・・緑がいっぱいです。
オープニングイベント「EN NICHI(縁日)」では、オランダの彫刻家・物理学者テオ・ヤンセンが生み出した「ストランド・ビースト」も出現。
風を食べて動くバーチャルな生物・・・。
今まであれば、歌手やタレントを呼んできての何とかステージだったと思うのですが・・・。
なかなかインテレクチュアルでクレバーな感じがします。
大人も子どもも楽しんでいました。
このショッピングセンターは、未来のSCを体現したものだと思います。
全国どこに行っても同じパターンのイオンモール・・・その限界が見えてきた今、地域密着、オリジナリティ、新規性のあるSCは、新しい「解」となるのではないでしょうか?
チェーンストアオペレーションは大事だけれど、ただ安い、品切れがない、気軽に入店できるだけでは、顧客の満足や感動、それに基づく営業利益が取れない時代になっています。
ニコタマSCは、アンチ「イオン女子」、多様化対応、環境オリエンテッドな舞台装置ということが出来ると思います。
品質 から 上質感
流行 から 自分らしさ
工業 から 情報・文化
環境 から 自然・ナチュラル
爆買 から 良質なものを必要なだけ
単品管理 から 私だけの一品
みんな満足 から 私、家族は満足
そんな社会の変化をとらえたショッピングセンターだと思います。
人が多いにも関わらず、とても居心地の良い空間に仕上がっていました。
当分の間、この賑わいは続くものと思います。