能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

55歳からのお仕事さがしのサポーター・・・求職者募集中・・・キャリアについて考えてみました

2015年05月16日 | まち歩き

55歳からのおしごとさがしのサポーター・・・求職者募集中・・・。

品川で見つけたポスターです。

職業紹介では、職業安定法という法律があり、行政の許認可等がないと業とすることは出来ません。

1999年の同法の改正により、かなりの規制緩和がなされ、官も民も職業紹介に参入し始めました。

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55歳・・・微妙な年齢。

いろいろと考えることがありました。

若年層のシューカツも大変ですが、中高年、シニアの再就職はさらに大変。

年金の支給年齢が引き上げられたことにより、65歳、70歳ぐらいまでは働かなければならない時代・・・この「55歳」というのは、残された10年をどう生き抜くか、働きぬくかという節目の年齢だと思います。

30歳、40歳、50歳、60歳というジャスト年齢では、孔子の言葉のように、自分自身でかなり意識し考えるのですが、職業のキャリアとしては、25歳、35歳、45歳、55歳、65歳という「5歳」年齢が節目なような気がします。

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25歳 学校を出て数年。この仕事は自分に合っているのだろうか?この会社、この業界は引き続き存続するのだろうか?という問いを考える時期。

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35歳 仕事を始めて10年ちょい。その分野では一定の専門性を持ち、そのキャリアを活かして転職できる時期。以前、35歳が転職を有利に展開することが出来る最後のチャンスとも言われていました。

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45歳 サラリーパースンとしてのゴールが見える時期。役員まで行くのか、ヒラどまりなのか・・・賃金、退職金、処遇などが、ほぼ分かってしまう年齢。転職、独立などが、体力的にも精神的にもかなり難しくなってきます。

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55歳 サラリーパースンとしてのカウントダウン。あと5年~10年。あと目標記述書やMBOを5枚から10枚書けば、卒業となります。雇用延長か、セカンドキャリアを歩むかといった意思決定をしなければなりません。

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65歳 一般的な年金支給年齢。ここ時点で働いている人は、その仕事が大好きな人か、生活のために働かざるをえない状況にある人・・・。健康ファクターも大きく影響します。

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ある年齢で、一度「立ち止まって、考える(STOP-LOOK)」ことにより、次なるステージへの戦術を練ることが出来ると思います。

 

でも、大切なことは、自分自身の持てる力を最大限に活用できる「天職」を見つけること。

(実際には、「天職」は転がっているものではなく、今の仕事を「天職」にする!という意識と行動だと思っています)

そして、その仕事を生涯現役で貫き通すことだと、思います。

「おじいちゃん、仕事をしながら、逝っちゃった!」

孫や子どもから、そんな風に言われることが、職業人としての最高の幸せかも知れません。

 


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