日経ビジネス誌2015.6.15号を見て、びっくり。
高級腕時計の広告特集が56ページ・・・。
個別出稿の広告も含めると60ページ以上・・・誌面の40%以上を占めています。
表2にはルイヴィトンの腕時計の見開き広告・・・そして、ブルガリ、シャネル、エルメス、ランゲと続きます。
表4には、PANERAIの腕時計広告。
ちょうど、夏季賞与支給の時期とは言え、出ている腕時計の価格は、平均して100万円前後といったところでしょうか?
ヴィトンの腕時計は、3500万円だそうです(爆)。
買える人、いるんでしょうかね?
近所の外車ディーラーにも、土日を中心に、かなりのお客さんが来店しています。
メルセデス、BMW、ボルボ、ポルシェ、クライスラー、ジープ・・・。
ウン10年前・・・ファーイーストの国で見かけたことのある光景です。
爆買いをしていただける隣国からのインバウンドの観光客・・・。
124円台まで来た円安・・・。
2万円台を回復した日経平均株価・・・。
予約が難しくなった都内のホテル・・・。
タワマンの復権・・・。
高級レストランの開店・・・。
ちょっとバブルしています。
お金はあるところには、ある。
格差社会と言われる階層ピラミッドの頂点部分では、クラースが形成され、セレブワールドを堪能。
底辺の部分では、生活補助や生活困窮。高齢社会と介護社会。
アベノミクス、アベクロコンビ(安倍首相+黒田日銀総裁)の想いが次第に具現化してきています。
お隣の国々の状況と、程度の差こそあれ、近づいてきているように感じられます。
少子高齢社会、格差社会の進展が進む今、失われた20年の教訓をもう一度思い出す時期に来ていると思った、日経ビジネス誌の広告特集でした。