放送大学の通信課題が返ってきました・・・主任講師の山岡龍一教授のコメントが入っており、ちょっとビックリ。
放送大学教養学部では、放送授業と印刷教材で学習し、通信課題を提出、そして単位認定試験を受けることになります。
今回の事前の通信課題は、記述式。
学生数が多く、通信課題も単位認定試験も、ほとんどが択一式・マークシート方式になりつつあったのですが、本年度から通信課題や単位認定試験の記述式のものが増えているように思います。
大学院の講座は、ほぼすべてが論述式なのですが、教養学部は択一式・マークシート方式が主流。
岡部先生が学長となられ、放送大学の改革が進んでいる一環なのではないでしょうか?
やはり、書かなければ、深い学びにはつながらないし、知識だけの詰め込みというのもアカデミックではないような気がします。
記述式、論述式の増加・・・とても、いいことだと思います。
ここの大学院を修了した後も、毎年2科目、必ず学ぶようにしています。
(ちなみに放送大学大学院の修士課程の授業料は、通常の大学院の3分の1から4分の1。多分、国の補助もあるのでしょう。また、日本を代表する一流の教授陣の個別指導が受けられるだけでなく、問題意識の高いゼミ生、社会人学生たちと学ぶことが出来ます。)
今年の1科目目は、「市民自治の知識と実践」。
通信課題は、次のようなものでした。
「市民自治」という考えを社会科学的に探究すべき理由を論じなさい。その際、自分のまわりにある問題や、現代日本の問題で、「市民自治」の発想が役に立つと自分が考える具体的な事例を必ず使って論じなさい(1200字以内)。
わたしのツタナい文章を読んで、コメントをいただいた主任講師の山岡龍一教授、ありがとうございました。
主任講師の仕事も大変ですね・・・。
単位認定試験も、記述式(多分1200字)ということですので、目いっぱい書かせていただきます(笑)。
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ここで、ちょっとお得な情報を。
放送大学の学生証があるだけで、いろいろな特典があります。
たった数万円の授業料で、次のようなメリットがあります。
1.国立の美術館、博物館の常設展の入場料が無料。国立西洋美術館や国立東京近代美術館などは、キャンパスメンバーズという制度があり、企画展でも無料や大学生料金で入ることが出来ます。
2.PCやスマホ、ソフト購入でアカデミックディスカウント(学生割引)を適用されることが多いです。
3.映画館でも、大学生料金が適用されることが多いです。
4.学習センターが無料で使用できます。わたしの場合は、渋谷駅のそばにあるお洒落な渋谷学習センターを、たまに利用します。帰りの坂道を下る時、左にそれて、一杯やって帰りますが・・・笑。
そして、5つ目なのですが、何となく学生の頃に戻った気分になれること。
放送大学は、10代の若者から、社会人、主婦、高齢者まで幅広い層の学生が約8万人学んでいます。
中には、90歳を過ぎても、様々なコース、専攻を次々に卒業されているお年寄りもいます。
人間は、死ぬまで、進化、向上していくべき・・・と教えていただいているようで、力をいただけます。