週末、リムジンを3台も見かけました。
バブル経済時代・・・失われた20年前ですが・・・結婚式場や洒落たフレンチレストランなどで、
リムジンカーによる送迎をしていた時代がありました。
リムジンとは、運転手つきの高級車、運転席と客席の仕切りがある高級車。
リムジンは、アメリカで生まれたカルチャー、御者付の馬車が原点だそうです。
1980年代の後半、私の実家の近くに、白いリムジンがありました。
オーベリュジュという、ホテル付フレンチレストラン。
(レストラン付ホテルではありません)
そこの、送迎用のホワイトリムジンでした。
2年もたたずに閉店・・・今ではラブホです。
週末、六本木や渋谷でリムジンを3台も見かけました。
でも、どことなく1980年代のバブル経済期とは違う雰囲気・・・。
今では、1時間2~3万円でリムジンをレンタルできるとのこと・・・。
でも、ちょっと品位が・・・品格が・・・。
マフィアの親分でも、白いリムジンには乗らないでしょう・・・笑。
webサイトを調べたところ、六本木や麻布では、レンタルのリムジンを主体として経営している小規模企業が林立。
1時間2~3万円で、貸切になるとのことです。
8人が借りて、一人あたり3000円という謳い文句。
今では、リムジン内で、女子会や飲み会・・・カラオケを歌ったり、お酒を飲んだりするそーです。
個人消費の拡大は、設備投資とともに景気指標の柱。
GDPを引き上げます。
今、東京では、ミニバブルの感もあります。
ただ今回の景気回復は、トマ・ピケティ博士の言うように、お金持ちはさらにお金持ちに・・・そうでない人はますますビンボーになるという図式。
アベノミクスと相まって、格差社会がますます拡大していくでしょう。
地方や中間層にも経済効果が波及した1980年代のバブル経済とは、決定的に異なる点です。
本当に、困ったものです。