週末、六本木の21_21デザインサイトに行ってきました。
NHKのEテレ「日曜美術館」のアートシーンで紹介されていたのが、きっかけです。

21_21DesignSite
六本木の東京ミッドタウンの裏手にある美術館。

菱川勢一さんディレクションの「Motion Science・・・動きのカガク展」。
ニッポンの持つテクノロジーとイノベーションをベースにした科学技術を芸術に落とし込んだ楽しめる展覧会です。
外国からのインバウンドの観光客や夏休み中の子供さん連れのお母さんが多い美術展でした。

海外のメディアアーティストや、新進気鋭の若手芸術家の「動く」作品を展示。
科学技術の発展とデザインの関係を改めて考える機会を与えてくれます。
テクノロジーとイノベーションの素晴らしさと、その危うさ、不安定さを「見える化」している素敵な企画展示です。

流体力学
コントロール
仮現運動
ドライブメカニズム
ベルヌーイの定理
周期運動
光学
遷移
シンクロナイゼーション
変換
・・・この美術展のキーワードです。

この21_21デザインサイト、広島出身のファッショナデザイナー三宅一生さんの公益財団法人三宅一生デザイン文化財団が運営するもの。
アーキテクチャとしてもとても魅力的で、優れものです。
コンクリートの打ちっぱなし、ガラススクリーン・・・。
そうです、安藤忠雄さんの作品です。
もともとは、三宅一生さんと安藤忠雄さん、故イサム・ノグチさんが、NYで出会ったことがきっかけ。
まさに、クールジャパンを体現した建築物だと思います。

夏は、涼しい美術館でクールシェア。
クールJAPANが堪能できる、とても都会的な企画展でした。
21_21DesignSiteならではの、素敵な空間芸術を楽しむことが出来ます。

この「動きのカガク展」、9月27日までの開催です。
