能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

ユーミン デビュー40周年 NHKの番組に感動 Surf&Snow・私をスキーに連れてって・・・

2012年12月03日 | テレビ番組
Yuming 松任谷由美さんが、デビュー40周年。

 

19歳でデビューということですので、すごいアニバーサリーです。


NHKの番組では、荒井由美さんから現在までの音楽人生をうまくまとめていました。

苗場でのコンサート、シャングリラなど、エポックメーキングなユーミンの時代性も余すところなく伝えていました。

なかなか素晴らしい番組構成だと思います。


思い起こせば、自分自身の人生もユーミンの音楽に翻弄されてきた節が多々あります。

山形出身の友人に苗場スキー1週間特訓、テニス部出身の元国体選手に2週間テニス特訓・・・すべてはユーミンの音楽がきっかけとなりました。

それはそれで、辛かったです!!!(笑)

そうでなければ、女の子と付き合えなかったのですから・・・。


1980年代中葉、ユーモンの「Surf&Snow」が若者たちの行動を決定づけました。

私をスキーに連れてって」をはじめとする映像は、若者たちは、スキーをして、テニスをして、サーフィンをするというトレンドを作り上げました。

車を持っていなければデートも出来ず、女の子の「趣味はテニスとスキー」という画一的な!?趣味についていかなければ相手にされない・・・そんな時代でした。


そういった意味では、けっこう罪作りなユーミン。


でも、それらの障害を乗り越え、いい年になったオジサン・オバサン達が数多くいるのも事実。

そんなつらい青春時代を思い出さ(笑)せてくれたNHKの特番でした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昭和の喫茶店は復権するか?銀座ルノアールとキーコーヒー提携 喫茶店からカフェの時代へ

2012年12月02日 | マーケティング

日経ビジネス2012.12.3号20ページに、銀座ルノアールとキーコーヒーが提携するとの記事。

卸売事業の安定化と郊外の新型業態の開発が狙いとか。


この「昭和の喫茶店」というフレーズに思わず笑みが浮かんでしまいました。

喫茶店からカフェへ・・・呼び名や業態も変化しつつあります。

いわゆるニッポンの喫茶店がドンドン姿を消し、スターバックス、タリーズ、ベローチェ、サンマルクカフェなどが台頭。

ルノアール、珈琲館など昭和の空気を残した喫茶店はわずかになってきました。


「昭和の人」としては、ほんとうに残念です。


カフェの歴史をたどっても、近代巴里、倫敦以来、カフェは人が集まり、語り、珈琲とともに紫炎が漂う文化の香りが漂う特別な場所・・・。

それが、今では「個」がスマホを一人見ながら、ただコーヒーを飲むといった場所になっていました。

全国どこでも同じ味、同じマグカップのコーヒーチェーン店、オペレーション上、店の作りも同じです。

喫茶店にになくてはならない不健康さやけだるさ、後ろめたさといったものもなく、煙草を吸う人は、奥の金魚鉢に閉じ込められます。


学生時代を過ごした神田神保町。

そこには、老舗の喫茶店がたくさんありました。

昭和の喫茶店ならぬ明治大正の喫茶店といったお店もありました。

キャンドル、さぼうる、ラドリオ、ロザリオ・・・。

店名だけでも文化の香りが漂ってきます。

学生や社会人が集まり、煙もうもうの中、一杯の珈琲を飲みながら議論を戦わせる、馬鹿話で盛り上がるなどなど、よくもまあ、あれだけの時間を、あの空間で過ごせたものだと感心してしまいます。

そのある意味健全な不健康さ、俗世間から離脱、隔離された自由空間、煙草をバカバカ吸えた今では考えられない解放区・・・。

そんな場所が今ではないように思います。

しいて言えば、サッカーを応援するスポーツバーあたりが、その近いイメージでしょうか?


天然記念物としての希少価値を持つ「昭和の喫茶店」。

大切にしていきたいと思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

円安はどこまで進むのか?七重苦の日本経済への処方箋 経済が強くなることが最大の安全保障だ!

2012年12月01日 | 社会・経済

円安が進んでいます。

82円台。

ユーロは106円台。


安倍自民党総裁のコメント、白川日銀総裁のメッセージ、原油・LNG等の資源輸入による貿易赤字、日中経済の行き詰まり・・・さまざまな要因はあるのでしょうが、やはり過度な円高は日本の産業界に大きな打撃を与え続けます。


現在の日本経済に立ちはだかる6つの困難のうち、円高さえ是正されれば、苦戦の続く日本の基幹産業も息を吹き返すとは思います。


1.円高


2.高い法人税率


3.自由貿易協定の出遅れ


4.強い労働規制


5.環境規制強化


6.電力不足


7.少子高齢化


他国ではあまり見られない七つの壁が立ちはだかるニッポン。


日経新聞2012.12.3号で永守日本電産社長は、同誌のインタビューに答えています。


「従来型の総花的な公共工事ではダメだ。そんなことより、産業のミクロ政策を大胆にすべきだ。たとえば、自動車や電機など国際競争が厳しくなっている産業を中心、国内工場などに大規模投資をしたり雇用を増やしたりしたら法人税を大幅に下げるといった政策を取らなければ効果はない。」


「政府は競争の激しい分野で勝てる企業になるよう規制緩和や税制で後押しすべきだ。」


「セットメーカーを復活させなければダメだ。」


「経済が強くなることが最大の安全保障だ。」


「日本にもっと留学生を呼び込める改革に取り組むべき。」


「経済政策は、二の矢、三の矢を講じなければダメ。」


「政治家は、日本経済や産業の将来像を国民に見せないといけない。」


永守さんのような方が経済産業大臣になれば、今の日本経済のフレームは大きく変わり再び国際競争力を持てるようになるようにも思います。


まずは、1ドル100円・・・個人的な願望です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする