萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

山岳点景:滝風嶺滴

2015-07-13 10:52:12 | 写真:山岳点景
源の飛沫



山岳点景:滝風嶺滴

白糸の滝@山梨県小菅村某所
全国に「白糸の滝」はありますがココはマイナー、ダートコースな林道を進んだ山懐にあります。
せまい未舗装路をかなり走るので運転に慣れていない人はお勧めできません、落石注意ポイントも多いです。

あと夏は、野鳥が虫を捕食する時季=虫追いかけて車道に飛びこみがち。
低空飛行してくるので衝突→事故死も起きがちです、夏の山を運転する時はスピードetcくれぐれ注意してください。



林道の駐車場から歩いて、山道に入ると沢沿いを歩くんですけど途中いくつも崩落個所がありました。
湿度=水分を多く含む地盤は崩れやすくもあるわけです、橋もきちんと架けられて気軽に入ってしまえますが転倒滑落がコワイ印象。
水辺におなじみ苔が多くて岩盤や橋を緑いろどって涼しい、が、苔は滑りやすいので足もと注意です。
そんな水ゆたかな沢は清らかで、黒い岩肌を透かす渓流は飛沫が青く見えます。



豊富な水×腐葉土が積もる山には大木が育ちます。
ここも大きな木を幾つも見ました、豊かな植生は野生獣にとっても楽園です。
なので山におなじみクマ棲んでいます出没注意の看板が駐車場にあります、熊鈴もちろん必携です、笑



林道から歩いて7分ほど、滝は見えてきます。
滝壺はあまり大きくありません、けれど落水の勢いは風を生みます、その風に周囲の木々は絶えず揺れていました。



至近距離から仰ぐと飛沫と風に驚かされます。
登山ウェアは速乾性=濡れても夏の陽に乾くけど、ホントずぶぬれになりました、笑



落差36mの水流、轟く水音のまま削られた岩盤は鋭利です。
彫刻刀でカットされたような岩肌に飛沫はじけて大気へ水ちりばめます。
まちがっても滝に打たれてみようとか考えないで下さいね?弾き飛ばされ転倒→流血大惨事の迷惑サン必須です、笑



滝のほとり、大きな岩の苔は水滴が光っていました。
この雫が渓流くだり川になり海になる、そんな廻りの原点一滴です。



あまりに猛暑日なので合間に写真UPしてみました、ちょっとでも涼んでいただけたら嬉しいです。
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