萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

第85話 春鎮 act.3-another,side story「陽はまた昇る」

2016-10-31 23:48:20 | 陽はまた昇るanother,side story
都会の一隅で   
harushizume―周太24歳3下旬



第85話 春鎮 act.3-another,side story「陽はまた昇る」

畳やわらかな光ふる。
ブラインド透けるのは昨日より少し明るい、でも霞む空。

「せまい部屋だろ?」

低い響く声すこし笑う、そのトーンどこか明るい。
その瞳も沈毅なくせ明るく見えて、周太は微笑んだ。

「静かでいいですね、都心なのに…」

ちいさくて静かな空間、この居心地なつかしい。

―僕の屋根裏部屋みたいで、ね…?

ちいさな部屋、窓ふる空の高み、静かな空気。
しばらく帰っていない自分の部屋、その想いに沈毅な瞳が笑った。

「防音はよくしたらしい、あの医者も街の騒がしさは苦手みたいでな、」

畳に胡坐かく、その眼ざしは柔らかい。
けれど言葉すこし寂しくて、そんな先輩に笑いかけた。

「僕も静かなほうが好きです…伊達さんもでしょう?」
「そうだな、」

応えながら電気ポット押して、こととっ、マグカップに湯が落ちる。
ゆるやかな湯気から馥郁のぼる、あまい香に先輩が笑った。

「インスタントで悪いな湯原、あの医者ほんと台所無精でな?ティーパックも置けないんだ、」

あの医者、そう呼んで二重瞼かすかに笑う。
こんな呼び方しかできない、その想いに尋ねた。

「あの…ここ伊達さんの部屋なんですか?」
「客間だろうな、」

低い声が答える、その唇が素っ気ない。

―客間…なんだ、ね、

客間、ようするに誰の部屋でもない。

座椅子ひとつに小さな座卓、焦茶色のカラーボックスとソファベッド。
あまり生活感はない、それでも本数冊ならぶ部屋、そこにある家族の姿は?

『俺の家は男所帯でな、祖父と父と弟と毎日4人分の飯を作ってたんだ。母親は出ていった、弟の喘息のことも居辛い理由だったらしい、』

出ていった、そして医者になった母親。
それでも繋がりは消えていなくて、けれど「客間」でしかない。
ただ「あの医者」とだけ呼ぶ唇、もう母として呼ばないのだろうか?

「おい湯原、なんて顔してんだよ?」

呼ばれて顔あげて、沈毅な瞳すこし笑っている。
その眼ざしに申し訳なくて頭下げた。

「すみません、あの…」

なんて言えばいいのだろう、こんなのは。
解からないまま首すじ熱昇りだす、やるせない想いに先輩は笑った。

「ほんと湯原は憎めないな、ほら、」

マグカップ一杯やわらかに笑ってくれる。
鋭利な顔立ち、けれど温かい手から受けとった。

「すみません…ありがとうございます、」
「ああ、インスタントだがわりといける、」

あまい香と笑ってくれる。
鋭利なクセやさしい眼に微笑んで、ひとくち紅茶ほっと息吐いた。

「いいにおい…桃のかおりですか?」
「うん、たまにはな、」

やわらかな香に浅黒い顔がうなずく。
このひとが桃を選ぶ?意外なようで納得で、微笑んで言われた。

「蒔田地域部長から呼ばれた、」

なぜ?

「…どうして、」

疑問こぼれて、すぐ気づく。
なぜ呼ばれるのか、呼ぶのか、低い声すこし微笑んだ。

「湯原のことを尋問された、どこまで知ってるか誘導されたぞ?」

尋問、その単語に記憶が映りだす。
遠くて近い春の庭、その隣にいた面影の言葉。

『奥多摩の山には山桜がたくさん咲くよ、』

がっしり厳ついスーツ姿、でも瞳が優しかった。
あのひとが自分のパートナーを呼んだ、その意図は何だろう?

『お父さんとは違うクラスだけど同じ学校でトップ争いしていたんだ、おじさんがずっと2位だったけどね。だから悔しいはずなのに好きなんだ、』

そんなふう話してくれた「蒔田」の横顔は、父の葬送に咲く山桜の下。

「蒔田さんが伊達さんを…?」

言葉こぼれて見つめてしまう。
なぜ今このタイミングで呼んだのだろう?見つめた真中、沈毅な瞳すこし笑った。

「笑顔だけど怖かったぞ?ノンキャリで昇っただけある、」
「怖かった、ですか…、」

言葉くりかえし記憶たぐる。
もう14年が過ぎてしまった、それから庁舎で見たこの秋。

「…蒔田さんは地域部長ですよね、どうやって伊達さんを呼びだしたんですか?さ…僕たちは所属も明らかじゃないのに、」

警視庁特殊急襲部隊 Special Assault Team 通称SAT

そこに所属する者は履歴書から抹消される。
所在不明にするほど危険が伴う、それは超法的かつ暗部を担う立場。
そんな場所で自分も伊達も生きてきた、その所在不明どうやって掴まえる?

「簡単だよ湯原、地域部長なら開けるファイルだ、」

低い声が答えてくれる、その言葉ほっとタメ息吐いた。

「そうでしたね…上の人なら閲覧可能なんですね?」
「ああ、地域部長は最前線の長だしな、」

応えてくれる声は低く落ちついている。
エアコンの音かすかな畳の部屋、座りこんだソファでマグカップそっと握った。

「伊達さん…もしかして待っていたんですか?蒔田さんのこと、」

そうかもしれない、この男なら。
それくらい怜悧な眼ざしが少し笑った。

「待ってたよ、関わるなら接触あると思ってな、」

ほらそうだ、このひとは。
だから落ちついているのだろう、そんな有能が訊いた。

「湯原、庁舎の窓で俺に訊いたこと憶えているか?12月の初めごろだ、」

ことん、記憶ひとつ敲かれる。


(to be continued)

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休日雑談:秋色の道で

2016-10-30 23:59:03 | 写真:山岳点景
ここんとこ忙しかった、のち休日×気分転換、
東京も標高1,000メートルは穏やかな秋の静寂。



雲こめる気温は4℃、吐く息も白い山道は頭が冴えます、笑



まだ紅葉も黄葉もハシリ、なんて思ってたら鮮烈な真紅に目が覚めたり、



色彩あわい秋涼の山、浮世離れな空気はおだやかです。


第172回 1年以上前に書いたブログブログトーナメント
撮影地:三頭山@東京都檜原村

っていう山の帰り道、いつもの洋食屋あいかわらず美味しかったです、笑

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山岳点景:紅葉2016.10×東京山景

2016-10-30 23:01:34 | 写真:山岳点景
秋色窯変



山岳点景:紅葉2016.10×東京山景

奥多摩の標高1,000メートル、紅葉が始まっています。
上は男莢迷オトコヨウゾメ、葉色と真紅の実がきれいな落葉樹です。
下は三頭大滝、三頭山@東京都檜原村にある落差35メートル・厳冬期は凍結します。



瓜楓ウリカエデは澄んだ朱色、



紅葉は散って、でも真紅の実は残る七竈ナナカマド。



あわい早緑から浅黄色に薄紅、秋色うつろう峰楓ミネカエデ。



紅葉これから深くなるんだろな、



霧というか雲こめる山路、燈すような黄葉しんと静かです。



下山して駐車場のかたわら、伊呂波紅葉イロハモミジの紅色あざやかでした。


第151回 過去記事で参加ブログトーナメント
撮影地:三頭山@東京都

○秋の山は低温化×日没がびっくりするほど速いです、登山靴はもちろん・防寒+ライトは必携で。
○滝から上の登山道は登山装備必須です、散歩気分で入りこむと遭難します※実際にこの山は遭難多発しています。
○三頭山はクマの目撃情報が多いです、滝より上・登山道は熊鈴をつけるようビジターセンターで奨励されています。
○秋の山は15時すぎると暗くなります、最悪16時には下山完了しないと暗さ×寒さで行動不能・なのでタイムスケジュール無理なくで。

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深夜雑談:オヤスミに寝子

2016-10-28 00:08:00 | 雑談
風邪なかなか治りきらず・本日とうとう病院に。
ソンナコンナで寝ないとならんワケで、小説の続き他また明日。
ソンナワケでとりあえず悪戯坊主の写真を貼ります、あいかわらず袋がお気に入り、笑



ホント袋好き、笑

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山岳点景:秋2016.10×黄紅葉act.2

2016-10-26 12:00:12 | 写真:山岳点景
山の秋彩 



山岳点景:秋2016.10×黄紅葉act.2

先週末の八ヶ岳下部、染まり初める黄葉×紅葉。



黄色に赤色きれいな酸実ズミ、春は薄紅の蕾×白い花がきれいです。



やわらかな浅黄色はコシアブラ(たぶん)この陽が透けるカンジ好きです、
若芽が春の山菜として有名なんですけど、ソレも好きです、笑



谷間の斜面、黄色に赤濃やかな落葉。



山影ふかい谷の森、黄色に金茶色に木洩陽を透かします。



深紅に映える山漆ヤマウルシ、丈1メートルの若木も紅葉あざやかです。



足下も紅葉のとき、黄葉ふちどる紅色が可憐なカンジ。



熊笹クマザサの藪にも紅一点。



この春に芽ばえた実生、ちいさくても葉色さまざま豊か。



椈ブナ、水楢ミズナラ、白樺シラカバ、岳樺ダケカンバ、梢ふる光彩。



灌木の紅葉、紅色から赤紫グラデーション。



ひらけた草原は尾花ゆれるススキ原、枯色に森の黄葉と青空が映えます。



赤紫かわいい野原薊ノハラアザミ、この花が終わるころ雪です。



雲ながれる午前の山、望めた尾根はもう深い冬の色。


撮影地:美し森山@山梨県

ちょっと自信作 2ブログトーナメント

昼休み気分転換にアゲてみました、笑
また小説の加筆&連載つづき他UPします。

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街角点景:山麓SIGNAL

2016-10-25 14:15:09 | 写真:街角点景
夜への踏切



街角点景:山麓SIGNAL

ある夕暮れ、踏切待ちのワンシーン。
と、その近く流れる夕焼け水鏡。


撮影地:相模線・相模川@神奈川県座間市

休憩合間ちょっと気分転換に、笑
風景や街並み31ブログトーナメント

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山岳点景:秋2016.10×黄紅葉

2016-10-24 23:00:08 | 写真:山岳点景
秋染まる、



山岳点景:秋2016.10×黄紅葉

先週末の黄葉×紅葉@八ヶ岳、まずは葉団扇楓ハウチワカエデ。
朱色から黄色のグラデーション。



山漆ヤマウルシの若木あざやかな真赤、



深山躑躅ミヤマツツジかな?の渋いオレンジ色も山の色彩、



紅×葡萄色まだら、紅葉モード系、笑



森の谷間、あわい黄色が燈す光色。



頭上の黄葉×青空コントラスト、



山法師ヤマボウシの澄んだ紅色、



金茶色シックな水楢ミズナラ、



標高1,500メートル、森は黄葉×紅葉の波。



花の春も好きですが、凛と冴える秋の森は惹かれます。


撮影地:美し森山@山梨県

今年の秋、ちょっと楽しんでもらえたでしょうか?笑
ちょっと自信作 7ブログトーナメント

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未来点景 soliloquy 秋の午後―another,side story

2016-10-23 23:57:34 | soliloquy 陽はまた昇る
願い来れば、
周太某日@第85話+X日後



未来点景 soliloquy 秋の午後―another,side story

黄金色やわらかに風なびく、頬もう冷たい。
いつのまにか涼しくなった、そんな街路樹の道に黄葉がふる。

それからほら、君の声。

「待ってよ周太、なんか怒ってる?」

低い声きれいに響く、この声も好き。
だからこそ腹立たしくもなる、つい許してしまいそうで。

―だけどたまにはお灸すえないと…英二すぐ調子のるもの、

ほんとうに、どうして君はいつもそうなんだろう?
今日も困らされて足早になる、レザーソールかたことアスファルトゆく。
この道こんなふう前も歩いた、ふたり一緒に出掛けた初めてから何度も。

―最初の日って…そうだあのとき、

ほら記憶かたこと革靴に鳴る。
あのときも急いで歩いた、君に腕を掴まれてこの道ずっと。

「周太、」

またつかまれる腕、ほら君の手。
からむ長い指ニットを透かす、掌おおきく温もり沁みる。

ほら、あのときと同じだ。

「…腕、痛いんだけど、」

あのときみたいに言ってみる、きっと君は憶えていないけど。
そのままに見上げた真中、切長い瞳おだやかに笑った。

「ごめん周太、これならいい?」

大きな掌そっと腕ほどく、温もり離れてしまう。
あのときは離れなかった腕、その長い指が手をくるんだ。

「周太、ちょっと買い物つきあってくれる?」

つながれた手そっと引いてくれる。
くるまれる掌やわらかに温かい、その肌が記憶と違う。

―ザイルで硬くなったんだ、ね、

初めて手を繋いだ日、あれから君は変わった。
その歳月が掌にわかる、積まれた努力が君の手に厚い。

「段差あるよ周太、」

呼ばれて見た足元、レンガ洒落たステップ踏む。
どこか店に着いたらしい?ひかれた手に扉くぐって瞬いた。

「…あ、」

ここって、そうだ。

「いらっしゃいませ、あら?」

ほら、あいさつの笑顔もやっぱりそう。
懐かしいまま隣がきれいに笑った。

「おひさしぶりです、見せてもらいますね?」
「どうぞ、冬物も入っていますよ?」
「ありがとう、」

端正な白皙が笑う、やさしい笑顔が手を引いてくれる。
大きな手つながれたまま階段を上がり、記憶の場所に着いた。

―やっぱりここだ、ね?

マホガニーの床、ダークブラウン革張りソファ。
深い栗色のカーテン天鵞絨やさしい、ブラウン上品な空間にならんだ服。

「周太、これどうかな?」

かたん、大きな手がハンガーとる。
ふわり淡いブルー広がらす、やわらかなニットに切長い瞳が笑う。

「うん、似合うな?次これかな、」

端正な唇ほころばせ次、シャツひるがえって肩ふれる。
コットンやさしい藍色ギンガムチェック、それからブルーグレイまた当てられる。

「このニットもいいな、衿元と袖ぐりの紫が映える、」

切長い瞳が微笑む、濃やかな睫の陰翳きらめく。
とても楽しそう、そんな穏やかな笑顔きらきらハンガーとる。

「こっちも似合うよ周太、ブラックに見えるけど濃い紫だな。ジャケットどれにしようか?」

大きな手またハンガーとる、きれいな色そっと肩ふれる。
いくつも合せられる素材、色彩、そうして切長い瞳が笑う。

「周太?どうして何も言ってくれないんだろ、」

あ、困った顔してる。

「…どうして、って…かってにみるんだもの、」

ああ声つい出てしまった、お灸すえるつもりだったのに。
もう零れてしまった声に白皙の笑顔ぱっと咲いた。

「やっと喋ってくれたね周太、ごめんな?」

ほら笑顔すごく嬉しそう、でも「ごめんな?」は本当だろうか?
いつもの笑顔と台詞に長身の笑顔を見つめた。

「ごめんなって…英二、わかって言ってるの?」
「勝手に見るって、さっきのメールだろ?ごめんな周太、」

謝ってくれる、その言葉ちゃんと正解だ。
けれど本当だろうか?疑わしいままライトグリーンひるがえる。

「このシャツもいいよ周太、チェックの色合わせが洒落てる。このパンツとニットと合わせてさ、」

大きな手がハンガーとる、マホガニーのテーブルに色彩ならぶ。
もう何着めだろう?選ばれていく服たちに口開いた。

「あのね英二、服よりも僕…ぷらいばしー守ってくれる気持ちがほしいよ?」

本当に困る、勝手にメール見るなんて。
もう何度も困らされて、けれど端正きれいな笑顔ほころんだ。

「それくらい俺、ほんと嫉妬深いんだよ周太?もっと周太がかまってくれたら止められると思うけど、」

ああもう、またそんなこと言うんだから?

いつもそうだ、こんなこと言われて困らされてしまう。
ほら首すじ熱昇りだす、もう火照りだした頬さすり訴えた。

「…だからおかまいしています、これでも…ぼくなりせいいっぱい、です」

ああ、もう、またお灸けっきょく据えられない。
こんなこと何度も繰り返して、そして今日も笑ってくれる。

「かわいい周太、大好きだよ?」

ほら君が笑う、記憶の場所で記憶よりも幸せに。


(to be continue)

周太と英二の休日番外編、笑
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休日雑談:Gift of Life

2016-10-23 23:20:00 | 雑談
気分転換に悪戯坊主×雑談します、笑

このあいだ身内から誕生日菓子が贈られてきて、
毎年おなじみカフェからのギフトセット・焼菓子つめあわせ。

こんなに食べきれるかなあ、食べるけど。笑

なんて思いながら開いて、
宅急便用の外袋そこらに置いて、ラッピング紙を開いて、
おーいつもながら美味しそうだなーなんて思いながら何気なく見た傍ら、

こう↓なってた、笑


あーこれカワイイ嬉しい、
焼菓子も嬉しいけどコレが嬉しい良いプレゼント、笑

なんていうワケで写真を撮って以来数日、いまだに悪戯坊主は袋入り息子やっています。


猫はホント袋好き、笑 ほっとする暮らし69ブログトーナメント
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山岳点景:秋、標高1,500

2016-10-23 01:35:06 | 写真:山岳点景
秋の絵筆に、



山岳点景:秋、標高1,500

十月の山は紅葉×黄葉、葉団扇楓ハウチワカエデは赤も黄も彩ります。


白樺シラカバの黄葉に稜線の蒼、


水楢ミズナラの黄葉を透ける木洩陽、


下は酸実ズミの実、霜ふるころ真紅に染まります。


雲ながれる秋の青、ススキの枯色×灌木の渋い赤。


山漆ヤマウルシの若木は朱赤あざやかな秋色。


標高1.542.4メートルから眺める森は黄葉×紅葉、


いつもなら富士山が見えるけど今日は雲隠れ、笑


伊呂波紅葉イロハモミジの木洩陽は澄んだ紅色、


雲ながれゆく山の空、もう風は冷たかったです。


凛と冴える山懐、秋は深まります。


第163回 昔書いたブログも読んで欲しいブログトーナメント
撮影地:美し森山@山梨県

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