松田敏子フラワーデザイン・徒然ローズガーデン

予定より長生きしている今を憂いながら、怒りながら、笑いながら楽しむ。

平等重視の政策

2008-12-22 19:12:07 | その他
北欧の小国フィンランド。

高福祉高負担の国づくりを進めた社会民主党が長く政権を握っていたが、昨年社民党を除いた中道右派政権ができても、この基本政策は変更されなかったという。

90年代初頭、ソ連崩壊などに伴う経済危機にみまわれたこの国は、国民が一丸となって、IT(情報技術)立国化に邁進、成功したのだそうだ。

小学校から大学まで授業料はすべて無料。

失業して住まいを失った労働者には公的住宅が与えられるとは!
リストラ、派遣切り、内定取り消しの横行する日本には夢のような話だ。
          
医療や年金などのセーフティーネットも完備しているとのこと。

高額所得者が多額の所得税を支払うのは、やる気を失くす!!と不満をつのらせているお金持ち日本人のなんてエゴイズムで傲慢でちっぽけなことか
誰のおかげで高収入になれたのか、自分一人の力だけだとのあさはかな考え方。
先日も投稿したように、低所得にも耐え生きている多くの国民が働き、消費してくれているからこその現状。

お金持ちばかりの社会は成立しない

フィンランドは格差を縮めようとする社会だからこそ、子供の学力や経済の競争力評価で世界のトップクラスにあるのだという。 

コメント (3)
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