松田敏子フラワーデザイン・徒然ローズガーデン

予定より長生きしている今を憂いながら、怒りながら、笑いながら楽しむ。

児童詩誌

2011-04-20 06:56:26 | その他
福島県郡山市で隔月に刊行されている児童詩誌「青い窓」。

1958年創刊、半世紀の歴史がある。

「最終ページに小さく刷られた言葉がいい」と、天声人語に。

<素晴らしい人間に出会うのではなく、人間の素晴らしさに出会う。>

~人は誰も善意や美醜をないまぜにして生きている。

 後光がさすような素晴らしい人は、立派だが、どこか遠い感じがする。

 むしろ誰の中にもある、キラリと光る素晴らしさこそ宝石ではないか。

 震災から40日、

 私達は様々な宝石を心に留めてきた。~

  

また、故事「疾風に勁草を知る」を引用、

激しい風(困難)が吹いて初めて、強い草(人の本当の強さ)が分かる。


天災と人災のために、この春、多くの児童生徒が故郷を離れて行った。

学ぶ先々で「人の素晴らしさ」に出会えればいい。

出会いを糧に跳ねるパワーが、若い総身に満ちている。

と、結んであった。


原発事故で毎日のように怒っている心に優しい気持ちを呼び醒ましてもらったような・・・。

コメント
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