警戒区域~~福島第一原発の半径20キロ圏内は、22日午前0時をもって
災害対策基本法に基づく「警戒区域」に設定された。
この区域は住民を含めて、原則として立ち入りが禁じられる。
計画的避難区域~~半径20キロ圏外で、年間累積放射線量が20ミリシーベルトを超えそうな地域は
「計画的避難区域」とし、原則として5月末までに避難完了。
緊急時避難準備区域~~20~30キロ圏内などで「計画的避難区域」から外れる地域は大部分を
「緊急時避難準備区域」に指定。
なお計画実施後も、放射性物質のモニタリング結果などに変化があれば
区域の範囲を見直さなければならなくなるのだから、先行きも不安のみ。
今からでも遅くはないが、もっと事実情報を開示してきていれば、強制的ではなくとも、
住民は必然性を納得し、すみやかに退去できただろうにと思う・・・。
天災はどうしょうもない・・・
人災はどう考えても納得できない・・・
どれだけの人々の人生をどん底に至らしめたか・・・
どれだけの生き物たちの生き様を変えたことか・・・
口先ではなく、また、遠く安全な場所から策を打ち出すのではなく
現場に居ながら、「全力」を尽くして初めて有言実行と云える・・・
全力を尽くしている!!と、いくら言われても、避難生活を強いられている方々に伝わらないのは
当然のことでよくわかる。
こんな大惨事の時こそ、与野党関係なく、官僚もなく、あらゆる垣根を取り払い一致団結して
的確にすばやく対処していくべきなのに・・・
一皮剥けば、こんな大惨事も所詮、他人事?
原発事故は「想定外」ではなかったという話も幾つかあるし・・
http://eisaku-sato.jp/blg/2011/04/000052.html
米国は、大企業・大財閥が!
日本は、官僚が政治を支配しているという。
彼らに都合のいい政策に意見する者は、いわれのない罪に陥れられたり、東京湾でコンクリート詰遺体にされたり、
手段を選ぶことなく抹殺される!?
ドラマか映画か?
普通に生活している大部分の国民はそう思い、新聞、TVなどのマスコミがすべて
正しいと思い込んでいる。
それが、裏で蠢く一部の人間たち(官僚、政治家)の悪辣が明るみに出ないような仕組みになっている。
真実を追求する一握りの人間たちは抹殺されても、後に続く人間たちが無くならない限り、
破壊されそうな社会も何とか持続するのかな?
かってはこういう考え方を「赤」と呼び、弾圧していた・・・。
追記 折りしも23日夕、BSプレミアムで「よみがえる大河ドラマ・樅の木は残った」が放映された。
山本周五郎・原作、仙台藩「伊達騒動」が描かれている。
大名家の取り潰しや弱体化を画策する幕府は、でっちあげで失脚させたり、その証拠隠滅のために
また抹殺したり、どこまでも真実をかくすためには手段を選ばない。
幕府の幕府による幕府のための政治を実行するために・・・
現代におきかえれば、
官僚の官僚による官僚のための政治?