5/19(水) 16:48配信
STVニュース北海道
「病床の稼働率は100%を超えている」。
新型コロナの患者を受け入れる病院は、病床ひっ迫の現状を訴えます。
札幌の医療体制は、まさに危機的な状況を迎えています。
コロナ患者を受け入れている、札幌市の手稲渓仁会病院です。
(手稲渓仁会病院 奈良理副院長)「(コロナ病床の)使用率はほぼ100%。稼働率は100%を超えるのが、この1週間以上。重症患者は、(看護師)3人で(患者)2人を診る。(通常のICUの)3倍くらいの看護師が必要」
32床ある病床は、この1週間満床状態。
一部の病棟を閉鎖して看護にあたっていますが、病床数は足りていないのが現実です。
(手稲渓仁会病院 奈良理副院長)「(コロナ患者は)現実問題として1日数件はお断りしている。救急隊が2時間3時間、病院を選定するのがここ1週間くらいで起きている」
その影響はコロナ患者以外にも。
(手稲渓仁会病院 奈良理副院長)「病床が減っていることによって、受け入れられない救急患者がいる」
病床のひっ迫で札幌では、救急搬送先がすぐに見つからない事例が去年の2倍に達しています。
自宅で療養せざるを得ない患者も急速に増加。
5月16日には、自宅療養中だった60代男性の容体が急変し、死亡しました。
「医療崩壊」が目に見える形で出始めています。
その対策として、札幌市では搬送先が決まらないコロナ患者を一時的に受け入れる入院待機ステーションを設置し、最大で9床が使われたということです。
札幌と同じ特定措置区域の小樽市でも、病床のひっ迫で救急医療体制の悪化が懸念されています。
(小樽市消防本部 関谷寿救急課長)「この事態が長期化したり、クラスターの発生で入院患者が一気に発生した場合、通常の救急医療体制の維持が困難になるのではと危惧している」
感染者の拡大で危機的な状況に陥っている医療現場。
とりわけ札幌の医療体制は、限界に達しています。
胆道の病気と治療について
肝臓から十二指腸までの胆汁の通り道を総称して「胆道(たんどう)」といい、肝内胆管(かんないたんかん)、肝外胆管(かんがいたんかん)、胆嚢(たんのう)、十二指腸乳頭(ファーター乳頭、とも言います)に分けられます。
さらに肝外胆管は肝臓に近い肝門部領域胆管(かんもんぶりょういきたんかん)と膵臓(すいぞう)に近い遠位胆管(えんいたんかん)に分けられます。
「胆汁(たんじゅう)」という消化液は肝臓で作られた後十二指腸に運ばれ、食べ物の中の主に脂肪成分の消化と吸収に重要な役割を果たします。
2015年の日本での胆道がん死亡数は男女ともに約9,000人で、がんの部位別では男性では8位、女性では7位の死因となります。
国際比較では、日本人が胆道がんにかかる確率は、東アジア各国や欧米に比べて高い頻度となっています。
ここでは、胆道がんの中でも特に肝門部領域胆管がん、遠位胆管がん、胆嚢がん、十二指腸乳頭部がんについてご説明します(肝内胆管がんについては、こちらのページをご覧ください)。
胆道は、肝外胆管、胆嚢、十二指腸乳頭部からなり、さらに肝外胆管は肝門部領域胆管と遠位胆管に分けられます。
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
▽「誰も癩になった刹那に、その人の人間は滅びので(中略)あなたは人間じゃあないんです」北條民雄
生涯
1914年9月、日本統治時代の朝鮮の首都京城(現・ソウル)に生まれる。
生後間もなく母親と死別し[2]、徳島県阿南市下大野町に育つ。
1932年に結婚[3]。1933年にハンセン病を発病し破婚。
翌1934年、東京府北多摩郡東村山村の全生園に入院。入院後、創作を開始した。川端康成に書簡を送って原稿の閲読を乞い、以降は川端に師事する。
1935年、脱稿した「間木老人」を川端に送り、激励を受けた。
1936年、「いのちの初夜」により第2回文學界賞を受賞、第3回芥川賞の候補にもなった。
その他に「癩家族」、「癩院受胎」、「望郷歌」などの作品を著したが、1937年に腸結核のため死去。23歳没。
ハンセン病に対する偏見や差別により、長らく本名は公表されていなかったが、出身地の阿南市が親族に2年間に亘り本名を公開するように説得した結果、2014年6月に親族の了承を得て、没後77年経って本名が公開された。
哲学者は、自分自身が多くのことを悩み、悩みを通して偉大なことを成し遂げ、豊かな人生を築いたのです。そして数多くの言葉をこの世に残しました。ですから、哲学者の言葉は、幸せに生きるためのヒントを教えてくれます。
希望を持って生きていく大切さも伝授してくれるでしょう。
困難を乗り越える勇気を与えてくれますし、仕事にどのような心構えを持つべきかも示してくれるのです。
古今東西の哲学者の「問題解決に使える言葉」を幅広くピックアップ。現代の身近な状況に対応する方法をやさしく解決します。
植西/聰
東京都出身。著述家。学習院高等科・同大学卒業後、大手企業に勤務。独立後、人生論の研究に従事。独自の「成心学」理論を確立し、人々を明るく元気づける著述を開始。95年、「産業カウンセラー」(労働大臣認定資格)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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聞き手・鳥井真平
毎日新聞 2021/5/1 07:00
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、科学的根拠に欠ける商品が出回っている。消費者庁は「ウイルスへの予防効果がある」などとうたう商品への注意を促しているが、私たちはどのような心構えで向き合えばいいのだろうか。科学的根拠に乏しい健康食品や治療行為を「ニセ科学」と呼んで注意を呼びかけている法政大の元教授で、科学コミュニケーションに詳しい左巻健男(さまきたけお)さん(72)に問題の背景や注意点を聞いた。【聞き手・鳥井真平/科学環境部】
科学に対する信頼感を利用
――そもそもニセ科学とは?
◆科学ではないのに科学のように見えるもののことで、「疑似科学」とも呼ばれています。科学を理解して判断する素養「科学リテラシー」が十分ではない人は、科学を装っているものをつい信じてしまいます。科学的根拠がないものでも、科学用語などが使われて「科学っぽい説明」になっているため、健全なものと思い込んでしまう。この問題の根底には、科学に対する信頼があると考えています。信頼感を利用した「ニセ科学商法」は数え切れないほど存在します。
――例えばどんな事例があるのでしょう。
◆コロナ禍で「コロナウイルスには耐熱性がなく、26~27度の温度で死ぬ。
「アサオ(海藻の一種)がコロナに効く」との情報も広がりました。
発売日:2017/06/17出版社: 平凡社
暮らしのなかのニセ科学 (平凡社新書)
多くの人が持っている「健康になりたい」「病気を治したい」「きれいになりたい」といった当たり前の願望。そんな思いを利用してつけ入ってくるのがニセ科学。
一世を風靡したマイナスイオンから、今話題の水素水、デトックス、血液サラサラ、各種サプリメント、がん放置療法、さらに実はあれにも科学的根拠がなかったのか! と驚くものまで、ニセ科学批判の第一人者が一刀両断。
人はなぜニセ科学にだまされてしまうのか? 怪しい健康・医療情報にはご用心。
《目次》 読者のみなさんへ
第1章 ニセ科学をなぜ信じてしまうのか
第2章 がんをめぐるニセ科学
第3章 サプリメント・健康食品の効果は?
第4章 あのダイエット法、本当に効果的?
第5章 あの健康法に効果はある?
第6章 食品添加物は本当に危ないのか
第7章 ニセ科学はびこる水ビジネス
第8章 大手企業も次々に──マイナスイオン、抗菌商品
第9章 もっとも危険なニセ科学、EM
第10章 ニセ科学にだまされないために
あとがき
目次の詳細は別頁にて
著者について
世の中には科学っぽい言葉を使って、
全く科学的に根拠がないことを信じさせようとしている物があふれてます。
いわゆるオカルトであったり、ニセ科学と言われる分野です。
人間というのは、科学的なコトバを使っていると信じやすい性質を持つようです。
ちょっと胡散臭いニセ科学の商品が、どうしても好きになってしまう人間が、
私の身の回りにも、たくさんいます。
「暮らしの中のニセ科学」は、世の中に蔓延している、
健康や暮らしにまつわるニセ科学にまつわる話を広く紹介した本です。
サプリメントの有効性や、ダイエット方法。各種健康法。
水ビジネスや、マイナスイオンなど、科学的根拠が乏しいけれど、
巷でもてはやされている様々な分野を取り上げている。
そのニセ情報にまつわる人物の実名もあげていて、とても生々しい。
アップル社のスティーブ・ジョブズは、
極めて優秀な知性を持った人間だったと思うけれど、
自分が肝臓癌になった際に、現代医学による治療を拒み、
オカルトまがいの治療法にすがった。
野菜を毎日山ほど食べて、コーヒー浣腸でをすれば、
デトックスになり治ると信じて、半年間それを続けたという。
それがもとでガンが取り返しのつかない転移となり、
死を早めたとのこと。
科学的根拠のない、健康や医学に関することの偽物の情報は、
血液型占いのような、たわいもないものであれば、
あまり害はないと思うかもしれないが、
企業の人事担当者が信じていたなら大変だ。
採用のステージで、
「血液型がA型だから神経質、O型だからどんくさい」など、
全く根拠がない差別として扱われるケースもあるだろう。
社会全体にとってみれば、話のネタの潤滑油としてよりも、
むしろ害になることの方が、圧倒的に多いと思う。
テレビの視聴率主義も、
こういったニセ科学の蔓延に手を貸しているのを問題視している。
オウム真理教が初期の頃に勢力を増したの、
マスコミがちやほやしていたのも要因であったろうし、
サイババや占い師・霊媒師など、放送すれば視聴率が取れる。
こういったオカルト世界の商売の助けになってるのも、
マスコミに責任があった。
住宅においては、磁気整水器や電磁波や遮熱材など、
科学っぽい用語を用いながら、科学的な有効性の根拠がない製品が、オカルト好きなユーザーを相手に売られているし、風水・家相・歳回りなどの迷信のような性質のものも、影響を与えている。
この本の中で、最も危険で悪質だとしているのがEM細菌である。
EMとは有用微生物群の意味のようで、手かざしの除霊を行っている新興宗教が関係した農業用微生物資材であるようだ。これを用いると農場での収穫量を上がるという。
大手のコンサルティング会社の代表の故船井幸雄氏が応援したことも、
普及を後押ししたという。
膨大なニセ科学の事例を確認していくうちに、
次第に読者は情報に対するリテラシーが高まっていく。
最後にだまされないためのポイントが整理してありご紹介したい。
① 科学的根拠があるのかどうか?
科学的な根拠を示さず、購入者の体験談だけしかないものは注意していたほうが良い。
② 一方的な主張を信じるのではなく、インターネットや本などを通じて、
複数の情報源で裏をとってみる癖をつけること。
③ ニセ科学は特有の用語が使われてくることが多い。
(波動・共鳴・抗酸化・クラスター・活性化・万能・自然治癒力・即効性・天然など)
④ 自然を好きになり、好奇心を持ち続けること。
この本を読めば、いかに身の回りがニセ科学で溢れているか良くわかる。
正しいリテラシーを身に付けることで、
さまざまな不安も解消して行く助けになる。
自分もニセ科学を信じてしまいそうだという人に、おススメします。
肝心の「どうすればニセ科学に騙されないか?」は巻末の章に数ページあるのみ。しかも内容のほとんどは「好奇心を持ち続けること」とあまり即効性のないようなものや、先生自身の体験談などがメインでした。
巻頭の章に、ニセ科学の特徴として、「信頼性のない体験談」や「有効性の根拠としての信頼度」「権威のある研究者の言葉を引用する」などが挙げられていますが、本書の内容自体、左巻先生がお持ちの知識の範囲内(断片知識)や、有名な先生の研究を引用して、断定的にニセ科学を批判しています。つまり、この本自体が、ブーメランになってしまっているのです。
逆に、ニセ科学批判の難しさを感じます。全部独自研究で反論していくのは無理がありますし、左巻先生のような超絶に広範な知識をお持ちの先生(科学を一般に啓蒙し続けている姿勢も、大変尊敬しています)でも、残念ながらニセ科学の1000本ノックに雑にしかに対応できていません。
ニセ科学をする側は、そんな細心の注意を払わずに、ないことを乱造できるのですから・・・。
どうしても騙されてしまう人がいます、実に巧妙に科学を装って、
あるいは教師や学校を巻き込んで浸透するニセ科学の歴史、現状を詳しく綴られています。
水ビジネス、EMビジネス、マイナスイオンビジネス、健康食品ビジネス等々、
騙されない様に疑う事も大切ですよ。
参考になる書籍やウエッブサイトが掲載されていますのでご参考にしてください。
本書ではリストされていませんが、明治大学科学コミュニケーション研究所
「疑似科学による疑似科学評定サイト」というサイトもあります。
備忘録メモ
ニセ科学に騙されるのは、科学知識不足、理科教育の不備だけではない。認知バイアス(偏り、偏見、先入観)
動物実験効果あり=人間に効果あり ではない
ダイエットの寿命の関係性 BMIと余命(25以上30未満(太り気味)が最も長生き)
食品添加物は危険なのか? 天然物は安全?
水のクラスター、波動、言葉の記憶、綺麗な結晶(氷)などのニセ科学
マイナスイオンになんら実証結果なし
ニセ科学の総合デパート EM
サプリでなく、本物の食品を食べるように心がけるようになった。
と思いながら科学信仰に傾倒していくのか。
何事も絶対化すると人は間違う。
絶対!
5/17(月) 13:26配信
毎日新聞
ウィシュマさんの遺影を持ち名古屋出入国在留管理局に入る妹のポールニマさん(先頭手前)とワユミさん(先頭奥)=名古屋市港区の同入管で2021年5月17日午前9時53分、川瀬慎一朗撮影
収容先の名古屋出入国在留管理局(名古屋市)で3月に亡くなったスリランカ女性、ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)の遺族が17日、名古屋入管の佐野豪俊局長と面会した。遺族はウィシュマさんが死亡した居室を視察したが、強く求めていたビデオ映像の公開は保安上の理由から入管側が拒否。遺族らは「十分な説明がなされなかった」と憤った。
【写真】笑顔を見せる生前のウィシュマさん
面会したのはウィシュマさんの妹のワユミさん(28)とポールニマさん(26)、弁護士、国会議員ら10人。
遺族らによると、佐野局長は「お亡くなりになったことを重く受け止め、お悔やみ申し上げる」と追悼の言葉を述べたが、体調不良を訴えていたウィシュマさんをなぜ病院に連れて行かなかったのかなどの疑問については「本庁から調査を受けている身なので、答えられることはほとんどない」として、十分な説明はなかったという。
ウィシュマさんが亡くなった居室は遺族と幼なじみの4人に限り公開。ワユミさんは「小さな部屋で動物の部屋みたいだった。こうした部屋では精神的にうつ病になるのも当たり前だ」と憤った。ポールニマさんは入管側の説明について「うそをたくさんついていて、逃げているような印象だった」と語った。
一方、入管側は、国会議員や弁護士は居室視察を保安上の理由から拒否。同行した福島瑞穂参院議員は「入管法を国会で議論している時に、誠実に向き合わないことは問題だ。何を隠そうとしているのだろうか」と話した。【川瀬慎一朗】
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熊本日日新聞 | 2021年05月17日 20:46
熊本地裁に提訴後、記者会見に臨む自殺した女子生徒の母親(左)と代理人弁護士=17日、県庁
2013年4月に同級生のいじめなどを苦に自殺した熊本県央の県立高3年の女子生徒=当時(17)=の遺族が17日、当時の同級生8人と県に対し、計約8340万円の損害賠償を求める訴えを熊本地裁に起こした。
訴状によると、同級生たちは、体育大会のダンス練習でうまく踊れない女子生徒に対し「なんで踊れんと」「マジでいらいらする」などと強い口調で非難、みんなの前で何度も踊らせた。また「顔がキモい、動きが鈍い」と、ダンスと関係のない発言で中傷した。
女子生徒は携帯電話に「辛[つら]い学校生活」「皆の言葉が痛い…視線が痛い…消えたい…」などとする遺書を残して自殺。遺族は「いじめ行為で生徒が生きる希望を失い、死を選択したことは明らか」と主張し、学校に対しては「実態を把握しようとせず、安全配慮義務を怠った」とした。
8人は同窓会名簿などを基に特定。8人と県が連帯して、女子生徒が被った精神的苦痛の慰謝料や逸失利益などとして計約8340万円を、女子生徒の母親と兄に支払うよう求めた。
女子生徒の自殺を巡っては、高校が設けた調査委員会が13年9月、「いじめはあったが、自殺の要因とは確定できない」と結論付けた。これを不服とした母親らの意向を受けて再調査した県調査委員会は15年1月、「いじめが自死の要因の一つ」とする報告書をまとめ、蒲島郁夫知事に答申した。
母親は17日、県庁で会見を開き「宝物の娘を亡くし、何年たっても心の傷は消えない。真実を知りたい。同級生は謝罪して償ってほしい」と話した。県教育委員会は「訴状が届いておらず詳しい内容は承知していないが、改めて哀悼の意を表する」としている。(臼杵大介)
■母親、8年経ても「なぜ」拭えず
2013年4月に熊本県央の県立高3年の女子生徒が自殺した真相の究明を、遺族は司法に託した。8年たっての提訴。県の調査委員会は「いじめが自死の要因の一つ」と結論付けたが、母親の「なぜ娘は死ななければならなかったのか」との疑問は拭えていない。
報告書は、体育大会のダンス練習で女子生徒が同級生から厳しい言葉を浴びたことなど9件をいじめとして認めた。ただ大半がダンス練習絡みで、学校生活への言及は限定的。いじめに関わったとみられる生徒の名前も黒塗りだった。当時の学校幹部と交わした「いじめた生徒を仏前に連れていく」との約束も果たされず、両親は不信を募らせた。
父親は提訴に慎重だったが、19年5月に他界した。学校の同窓生らへの聞き取りなどで同級生の名前は判明していたが、住所が分からないことも提訴を阻んでいた。ところが今年に入り、同窓会名簿を入手。同級生の住所の特定につながった。
県教育委員会によると、県立高の生徒が自殺した後、県や学校などの調査に至ったのは今回を含め3例ある。このうち13年8月の熊本市内の県立高1年生の自殺でも、真相究明を求める遺族が同級生と県を相手に訴訟を起こした。
県教委は「ご遺族が全てを知りたいと思うのは当然」としつつ、「法令や規則にのっとり、個人情報に配慮するなど中立公正な立場で判断する必要がある」とする。これに対し、母親は「名前も重要な部分も黒塗りの報告書だけでは、何が何だか分からない。何のための調査委だったのか」と涙ながらに訴えた。(臼杵大介)
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いじめで高3自殺と提訴
同級生と熊本県に賠償請求
共同通信 | 05月17日 18:53
2013年、熊本県立高校3年の女子生徒=当時(17)=が自殺したのはいじめが原因で、学校側も適切な対応を怠ったとして、遺族が17日、同級生8人と県に計約8340万円の損害賠償を求め熊本地裁に提訴した。
訴えによると、生徒は13年4月11日に自殺した。遺族は、体育祭のダンスの練習で、同級生から中傷したりばかにしたりする言葉を浴びせられたことを苦にしたと主張。生徒の携帯電話には、遺書とみられる文書が残されていた。県の第三者委員会は15年、同級生の行為は自殺原因の一つと指摘。
県教育委員会は「訴状が届いておらず詳しい内容は承知していない」とコメントした。
5/19(水) 9:42配信
スポーツ報知
テレビ朝日
19日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)で、開幕まで65日となった東京五輪について特集した。
番組では、丸川珠代五輪相が18日、東京五輪・パラリンピックでの新型コロナウイルスの検査について、選手、関係者に加え「大会期間中に選手と1メートル以内で15分以上接触の可能性がある人は全員検査を行っていただく」と明かしたことを伝えた。
この方針だと五輪関係で大会期間中に1日6万人規模がPCR検査を受けることが想定されるが、コメンテーターで同局の玉川徹氏は「僕は検査をずっと増やさないといけないと言い続けた立場で。ところが検査が増えていない現状があってですね」とした上で「いきなりオリンピックのために東京で1日6万人規模のPCRが導入できるんだったら今まで何だったと思いますけどね。それができるんだったらとっくの昔にやっているんだろう、と」と指摘した。
その上で「医療のために使っているキャパをそっちの方に取られると危惧します。だから、オリンピックに関していうと検査だけじゃなくて医師、看護師の部分を含めて感染を抑え込む意味でプラスの影響があるっていうことはないでしょ、要素として。どれだけマイナスを小さくするかっていう話ですよね、むしろ」とコメントした。
また、スタジオでANNの世論調査で東京五輪・パラリンピックを「7月開催で良い」と答えた人は15パーセントにとどまり、「さらに延期した方が良い」が33パーセント、「中止した方が良い」が49パーセントだったことも伝えた。
この結果に玉川氏は「日本人の中で延期と中止を合わせて8割に達するっていうのは、よく現状を理解した上での日本人の感覚だと思います。僕も延期ができるんだったら延期が一番いいと思う」と明かしていた。
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勝負への重みを如何に実感しているのか?
競輪選手たちに問われるのは、その実感ではないだろうか、と思うのだ。
根本的に問われるのは、勝負師の心意気。
つまり、プロとしての条件。
「さすが!」と競輪ファンをうならせる実力と技量をそなえていなければ、真のプロではない。
ミスター競輪として人気を集めた中野浩一さんの真骨頂はプロ意識にほかならない。
車券で勝負している競輪ファンの期待に答え、例えその日は敗れても納得させる競争競技が問われるのだ。
「ボクは<一度死んでまた生き返る>このハデさが大好きで、スコンとまくる、まくられたまくり返す、競って飛ばされたら大外から差し返す。このパターンをいつも望んでいるわけです」中野浩一著「気分はいつもブッチギリ」から引用。
また、現役時代に<鬼脚>の異名の 井上茂徳さんは「競りではコマの回転と同じで速く回転していれば、相手を弾き返せる」と述べていた。
多くの競輪選手は外に張られるとそのまま、<なすすべくものなく>後退するだけ。
いわゆる<縦の脚>こそ、<鬼脚>の証左。
結果もなにも考えないで突っ走る。
これでは勝てるわけがない。
「闘いの現場では、ただ当面の敵だけを見ていてはダメ。全体の、それぞれの選手の流れをつかみ、常に未来を予測していないと勝利はない。とくに、小競り合いの現場でその当事者になるのは馬鹿げたことだ。むしろ高所に立って<そげんなことは、もうやめたほうがいいんじゃないか>と突き放して見ていたほうが、ベターといえる」
「燃えるのはもちろん大切なことだけで、頭にカッと血がのぼるのは無意味だ。勝負師は常にクレーバーでなくては、とボクは思います」と中野浩一さんは指摘していた。
勝負への重みを如何に実感しているのか?
競輪選手たちに問われるのは、その実感ではないだろうか、と思うのだ。
根本的に問われるのは、勝負師の心意気。
つまり、プロとしての条件。
「さすが!」と競輪ファンをうならせる実力と技量をそなえていなければ、真のプロではない。
ミスター競輪として人気を集めた中野浩一さんの真骨頂はプロ意識にほかならない。
車券で勝負している競輪ファンに期待に答え、例えその日は敗れても納得させる競争競技をが問われるのだ。
「ボクは<一度死んでまた生き返る>このハデさが大好きで、スコンとまくる、まくられたまくり返す、競って飛ばされたら大外から差し返す。このパターンをいつも望んでいるわけです」中野浩一著「気分はいつもブッチギリ」から引用。
また、現役時代に<鬼脚>の異名の 井上茂徳さんは「競りではコマの回転と同じで速く回転していれば、相手を弾き返せる」と述べていた。
多くの競輪選手は外に張られるとそのまま、<なすすべくものなく>後退するだけ。
いわゆる<縦の脚>こそ、<鬼脚>の証左。
結果もなにも考えないで突っ走る。
これでは勝てるわけがない。
「闘いの現場では、ただ当面の敵だけを見ていてはダメ。全体の、それぞれの選手の流れをつかみ、常に未来を予測していないと勝利はない。とくに、小競り合いの現場でその当事者になるのは馬鹿げたことだ。むしろ高所に立って<そげんなことは、もうやめたほうがいいなじゃないか>と突き放して見ていたほうが、ベターといる」
「燃えるのはもちろん大切なことだけで、頭にカッと血がのぼるのは無意味だ。勝負師は常にクレーバーでなくては、とボクは思います」と中野浩一さんは指摘していた。