内容(「BOOK」データベースより)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1959年、東京下町の生まれ。日本大学大学院博士後期課程修了、博士(心理学)。新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。文部科学省スクールカウンセラー。年間50回以上の講演、地元のテレビ、ラジオのコメンテーターほか、全国版のニュース、新聞、雑誌などでコメント掲載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
「無知は愚か」
「無学は悪の母である」
「無知は害毒である」
この世を無知のまま生きるということは、まるで両側が崖っぷちで、地面が荒れ果てた幅の狭い道を、裸足で、明かりも無しに歩くようなものだ。
ソクラテスは言った。
『勉学は光であり、無学は闇である。』
無知は害毒である
ソクラテスの
「無知は罪なり 知は空虚なり 英知持つもの英雄なり」
生命はなぜ尊厳なのか?
~生まれ難い人間に生まれる事が出来て、本当に良かった!~
生命の大歓喜を叫ばれた、ブッダの有名な言葉です。
なぜ命は大切なの?
~ブッダの教えから学ぶ「生命の尊厳」~これが一つの答になるだろうか?
碓井先生の 著書は大好きで、ほとんど持っています。読みやすく、納得のいく説明に加えて、「では、どうすべきなのか」ということも教えてくれるので、ただ分析されている心理学的な本ではありません。子育てをしていると親御さん達は、この本に限らず、碓井先生の本は読んでみる価値があると思います。
犯罪者の心理や育った環境、背景や時代を知る事ができ、ただマスコミの報道とか学校での現代社会では解らない事を深く知るための事実を教えてくださいます。
まったく犯罪、社会心理学を知らない自分も勉強になりました。
しかし、想像以上に良かった!
私も子供が、かわいいと思いながらも、怒鳴ったりさしていたなと反省。
殺人犯に家庭に問題があるのは、何となくわかっていたものの、改めて知ると、少し気の毒になる。
殺人を犯す前に誰か止めれれば良かった。
でも、それは難しいことなんだろう。
たちが起こした信じられない犯罪が増えて来ています。
中学生まではおとなしくていい子だった子供たちが何時のまにか、世間から
落ちこぼれてしまって、気がついたら、インターネットにはまってしまい、インタ
ーネットの世界からも無視されて、一人きりになってしまっている。
孤独感を味わっている子供たちが、親からも無視され、無視している気は
親はなくてもつい、「何やっているんだ」「何時までごろごろしているんだ、働け」
と言ってしまうと、子供は親からも、切り捨てられたと思ってしまう。
そして、孤独感から犯罪に走ってしまう。
中高生を持つ方には、子育てを考える上でも是非読んでいただきたい一冊
です。
犯罪者の子供を持たないためにお勧めです。
こんな言葉が一時期、やたらにでてきたことがありました。
この本ではそんな犯罪を犯した者たちの心理を
あぶり出しにしています。
たいていの犯罪を犯したもので多かったのは
家族の関係が事実上崩壊しているところ。
これは結構多いです。
中には、犯罪を犯したあとも、決して反省することのない
どうしようもない親・子もいました。
そして忘れてはならないのは
以外にもその犯罪を犯した人は
精神的に何らかの欠点を持っていたこと。
それは親子の関係から欠点を持つようになったのも
ありますし、そうでないのもあります。
こういうことが起こるのは
現代だから起きるのかもしれません。
一人ひとりが子供により気を使わないといけないのかも。