藤井聡太二冠、2度目の20連勝ならず 王座戦挑決Tで深浦康市九段に敗れて7か月ぶり黒星

2021年05月06日 23時26分37秒 | 社会・文化・政治・経済

5/6(木) 21:35配信

スポーツ報知

将棋の藤井聡太二冠(18)=王位、棋聖=が6日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第69期王座戦挑戦者決定トーナメント1回戦で深浦康市九段(49)に後手番で敗れ、公式戦連勝は19でストップした。

 2017年度、藤井二冠はデビューから不敗のまま29連勝して史上最多記録を樹立。本局に勝利すると「2度目の20連勝」を記録する史上初の棋士となっていたが、チャンスを逸した。昨年10月26日の王将リーグ・永瀬拓矢王座(28)戦以来、約7か月ぶりの敗戦となった。

 本局は矢倉戦の将棋。後手番の藤井二冠は居玉(王将を初形の位置から動かさない状態)のままバランスを保つ現代的な指し回しを選択し、中盤で1時間以上の長考をするなど自らのスタイルを貫いた。微差のリードで終盤に突入したが、持ち時間で切迫する中で緩手を指し一気に逆転された。

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戦国最大のナゾ「豊臣秀吉」が朝鮮出兵した真相

2021年05月06日 23時26分37秒 | 社会・文化・政治・経済

戦国最大のナゾ「豊臣秀吉」が朝鮮出兵した真相
名誉のためなのか、土地が欲しかったのか??

本郷 和人 : 東京大学史料編纂所教授 

2021/03/24 16:00 東洋経済

秀吉が朝鮮出兵した真相とは??

出版業界で続く「日本史」ブーム。書籍も数多く刊行され、今や書店の一角を占めるまでに。そのブームのきっかけの一つが、東京大学史料編纂所・本郷和人先生が手掛けた著書の数々なのは間違いない。今回その本郷先生が「日本史×失敗」をテーマにした新刊を刊行! 元寇の原因は完全に鎌倉幕府側にあった? 生涯のライバル謙信、信玄共に跡取り問題でしくじったのはなぜ? 光秀重用は信長の失敗だったと言える? あの時、氏康が秀吉に頭を下げられていたならば? 日本史を彩る英雄たちの「失敗」を検証しつつ、そこからの学び、もしくは「もし成功していたら」という“if"を展開。失敗の中にこそ、豊かな"学び"はある!

著者について

本郷和人
1960年、東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。文学博士。東京大学、同大学院で、石井進氏、五味文彦氏に師事。専攻は日本中世政治史、古文書学。『大日本史料』の編纂に携わる。主な著書に『中世朝廷訴訟の研究』『新・中世王権論』『天皇はなぜ生き残ったか』『戦国武将の明暗』『天皇はなぜ万世一系なのか』『日本史のツボ』『壬申の乱と関ヶ原の戦い』などがある。
 

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で、日本の戦国時代の歴史に改めて注目が集まっています。明智光秀の「本能寺の変」による信長の死後、天下を取ったのは豊臣秀吉です。秀吉は、国内のみならず、朝鮮半島にも出兵しますが、いったいなぜ出兵しようとしたのでしょうか。東京大学史料編纂所教授の本郷和人氏が上梓した『「失敗」の日本史』を一部を抜粋・再構成し、背景事情に迫ります。
これは日本史上の難問題。秀吉はいったいなにを考えて朝鮮まで出兵したのでしょうか。

昔から言われてきた説として、まずあげられるのが名誉欲。日本のすべてを手に入れてしまった秀吉は、言ってしまえば「思い上がっていた」。権力を手にした秀吉が、それに酔ってしまい、日本を征服した自分の力をもってすれば中国でも支配できると考えた。そして実際に大陸を目指す。

もともと、朝鮮を自分のものにしようと考えていたわけではありません。本来の目的は中国大陸です。中国を手に入れて天皇を移すと、そこまで考えていたのですね。もはや妄想に近いような構想ですが、それくらい思い上がっていた、という解釈です。

そしてもう1つ、これも昔からよく言われる説として「土地が足りなくなっていた」というもの。日本全国を攻め取ってしまった結果、家来たちに配分する土地がなくなった秀吉は、家来たちの期待に応えるために、新しい土地の獲得を目指したという説。

家康1人ですら苦労したのに…

最初の「思い上がり説」ですが、果たして人間は、そこまで思い上がれるものでしょうか。本当に秀吉は「日本を全部平定した俺なら、中国大陸も取れる」と考えていたのか。

しかし新刊『「失敗」の日本史』で述べたように、結局、秀吉は家康を潰せなかった。そもそも潰す以前に、家康を家来にすることだけでも相当に苦労しているのです。

豊臣秀吉陣営と織田信雄・徳川家康陣営がぶつかった「小牧・長久手の戦い」の当時、もし総力をあげて戦えば、秀吉は家康に勝つことができただろうと思います。しかし彼の立場も繊細なバランスの上に成り立っていた。秀吉にしてみれば「ここで1つ下手を打ったら、今は一応、俺に従っている連中まで牙をむくに違いない。なるべく早く家康と手打ちをしよう」と考えていたはず。

実際に早々と講和した秀吉が、家康を服従させるために目をつけたのが天皇の権威でした。それまでの秀吉は、もともと天皇や官職にまったく興味がなかった。しかし家康と講和するために、これは使えると目をつけたわけです。

戦国最大のナゾ「豊臣秀吉」が朝鮮出兵した真相
名誉のためなのか、土地が欲しかったのか??
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2021/03/24 16:00
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秀吉が朝鮮出兵した真相とは??(写真: えのすけ /PIXTA)
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で、日本の戦国時代の歴史に改めて注目が集まっています。明智光秀の「本能寺の変」による信長の死後、天下を取ったのは豊臣秀吉です。秀吉は、国内のみならず、朝鮮半島にも出兵しますが、いったいなぜ出兵しようとしたのでしょうか。東京大学史料編纂所教授の本郷和人氏が上梓した『「失敗」の日本史』を一部を抜粋・再構成し、背景事情に迫ります。
これは日本史上の難問題。秀吉はいったいなにを考えて朝鮮まで出兵したのでしょうか。

昔から言われてきた説として、まずあげられるのが名誉欲。日本のすべてを手に入れてしまった秀吉は、言ってしまえば「思い上がっていた」。権力を手にした秀吉が、それに酔ってしまい、日本を征服した自分の力をもってすれば中国でも支配できると考えた。そして実際に大陸を目指す。

もともと、朝鮮を自分のものにしようと考えていたわけではありません。本来の目的は中国大陸です。中国を手に入れて天皇を移すと、そこまで考えていたのですね。もはや妄想に近いような構想ですが、それくらい思い上がっていた、という解釈です。

そしてもう1つ、これも昔からよく言われる説として「土地が足りなくなっていた」というもの。日本全国を攻め取ってしまった結果、家来たちに配分する土地がなくなった秀吉は、家来たちの期待に応えるために、新しい土地の獲得を目指したという説。

家康1人ですら苦労したのに…

最初の「思い上がり説」ですが、果たして人間は、そこまで思い上がれるものでしょうか。本当に秀吉は「日本を全部平定した俺なら、中国大陸も取れる」と考えていたのか。

しかし新刊『「失敗」の日本史』で述べたように、結局、秀吉は家康を潰せなかった。そもそも潰す以前に、家康を家来にすることだけでも相当に苦労しているのです。

豊臣秀吉陣営と織田信雄・徳川家康陣営がぶつかった「小牧・長久手の戦い」の当時、もし総力をあげて戦えば、秀吉は家康に勝つことができただろうと思います。しかし彼の立場も繊細なバランスの上に成り立っていた。秀吉にしてみれば「ここで1つ下手を打ったら、今は一応、俺に従っている連中まで牙をむくに違いない。なるべく早く家康と手打ちをしよう」と考えていたはず。

実際に早々と講和した秀吉が、家康を服従させるために目をつけたのが天皇の権威でした。それまでの秀吉は、もともと天皇や官職にまったく興味がなかった。しかし家康と講和するために、これは使えると目をつけたわけです。

もう1つ、家来に与える土地を獲得するため海外へ出兵した、という説もよく耳にします。こちらはこちらで、秀吉という人が、果たしてそこまで家来思いだったとも思えないのです。

確かに家来にきちんと恩賞を与えないと、豊臣政権が安定しないという事情はあったのかもしれない。しかしそれを言うのであれば、繰り返しとなりますが、総力を挙げて家康を潰したほうが、よほど豊臣政権は安定したし一石二鳥ではなかったのか。

しかも日本の武士に、言葉も通じない土地を征服して支配するノウハウはありません。海の向こうの土地を与えられても、実際にどう治めたらいいのか。甲子園初出場の高校は多くの場合、1回戦で負けてしまいますが、それは実力と言うより、常連校に比べて甲子園で戦うノウハウが蓄積されていないためではないでしょうか。

これがたとえば中国の異民族、モンゴルや満州族のような北方の異民族が中国を支配するのであれば、歴史の中で蓄積してきたノウハウを持っています。しかしノウハウどころか外国と戦った経験さえない自分たちが、海の向こうの土地を征服して、支配していく。現実として秀吉がそれを構想していたとは到底思えないのです。

推測その3「東シナ海貿易の権益を握ろうとしたのでは」

 結論。では秀吉はなぜ朝鮮出兵をしたのでしょうか?

それは、東シナ海貿易の権益を握ろうとしていたのではないか。これは東北大学名誉教授の平川新先生が出された解釈なのですが、僕はこちらが今のところ、いちばん納得できる説だと思います。

当時はいわゆる大航海時代。ヨーロッパ諸国の船が東シナ海まで来て、貿易を行っていた。その貿易の主導権を握りたい。そうした織田信長以来の思惑が秀吉にもあったのではないでしょうか。

傍証的なことを言うと、秀吉はもともと土地よりも、経済を重視するタイプでした。たとえば徳川に与えた領地は250万石。しかし豊臣は220万石しか持っていない。その代わり秀吉は、日本全国の港や金山、銀山を持っていた。秀吉は金の重要性をわかっていたのです。言ってみれば、かつて明との貿易を行った室町幕府的な感覚を持ち合わせていました。

そういう面から考えると、当時の南蛮貿易、ヨーロッパとの交易に秀吉は目を向けていたのではないでしょうか。その貿易の主導権を取りたい。しかし入り口で外国との交渉を間違えてしまい、結果として出兵することになった。そういうことだったのではないでしょうか。

玄界灘を渡った日本軍は、ふいを突いたので、まあ当たり前といえば当たり前かもしれませんが、半島の北まで快進撃を続けます。ところがそこで明の援軍がやってきた。まあでも、長袖の国の兵だし弱いだろう、などと思っていたら、彼らは荒くれものの異民族とのバトルを経験してきた軍隊。とても強かった。

日本軍も簡単には勝てなくなり、勝ったり負けたりの膠着状態に陥る。加えて朝鮮の民衆たちも立ち上がり、補給線が維持できなくなってきた。そうなると、これはもう泥沼の戦いになる。知らない土地を征服するノウハウがまったくない状態で始めた戦いですから、そうしたところで準備のなさが出てしまった。

何のために戦うのか目的がハッキリしなかった


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九州や関東を平定するのとはわけが違う。そうした状況を考えないまま開戦したのは秀吉の完全な失敗です。

そもそも秀吉は「この戦争はなんのために戦うのか」という目的を、きちんと掲げることができていなかった。海を渡った諸将たちも「いったいなにをすればいいんだろう」という心境だったはず。

昔の秀吉なら「これはうまく行かない、引くべきだ」と考えた時点で、早々に手を引くことができたと思います。しかしやはり、秀吉も権力者としてかなり思い上がっていたのか「なんだ。俺に逆らうのか」といった感じで引けなくなっていた。

明と講和を結んだときも「なにかおいしいことがあるだろう」と思っていたら、明のほうから言ってきたのは「汝を日本国王に任命する」。そんなことは当たり前だと激怒し、再び出兵してしまう。もはや昔の秀吉とまるで別人になってしまった。そう感じます。

結局、朝鮮出兵について、まだ定説はない状況が続いています。研究も行われているのですが、現代では繊細な政治問題も関わってくる。なかなか難しいのが現状です。

 

明智光秀が有能な武将であったというのは、織田家の武将の中での話であり、織田家にはろくな武将がいなかった。織田家とはただただ信長で持っていたのであり、光秀に殺されなくとも、誰かに殺されたという意見は正解と思う。信長の失敗を強いてあげれば、早いうちに信雄を処分していなかった事です。

それでも織田家は滅んだでしょう。関ヶ原の時、何故上杉景勝が家康を追撃しなかったのか以前より謎であったが、謎でも何でも無く景勝も、直江兼続も単純な馬鹿という事で解決。あの時代、多少信長を理解出来た武将は松永弾正くらいであり、信長も薄々感じていたと思う。信長の弾正に対する寛大さはそんな心証の結果では。信長だけが時代と不連続な存在であった為に、全く理解されずに裏切りに次ぐ裏切にあった。信長位天才の孤独を感じさせる武将はいない。結局時代の線上あった古ぼけた、面白みのない家康が天下を取った。

 

日本の歴史上の人物がメジャーな人物、比較的マイナーな人物が最後に何をどうしくじったかを深刻にならず面白人物伝のように紹介した本。中には人間そこまで完璧には生きられないんだから仕方ないよという失敗も交じっているが楽しい人物伝として面白く読める作品。それぞれそんなにも深い内容でないので面白く楽しめました。表題の「失敗」にとらわれず軽い読み物として楽しめる一冊です。

 

①失敗の事例を日本史かろ学ぶ好著。
様々な人物が登場するが、信長と秀吉の記述は圧巻である。
②信長は「裏切り・裏切られ」を繰り返した。将軍を追放し、比叡山を焼き討ちし、石山本願寺を屈服させた。西後は一瞬の隙を光秀に突かれた。
③信長が光秀に討たれなくても、いつかは誰かに討たれたであろう。その誰かとは、もしかしたら秀吉であったかもしれない。光秀が信長が討ったからこそ秀吉に天下取りのチャンスが到来した。本能寺の変がなければ、信長の武将間で後継者争いが生じたことは間違いない。
④秀吉の失敗は家康を放置したことにあったと著者は言う。しかし、秀吉は子宝に恵まれなかった。秀吉の死後に後継者争いが生じたことは間違いない。しかし、そのまま後継者争いに家康が不在であれば、江戸幕府は存在せず、歴史は全く別な形態に変化していたに違いない。

そうなれば今の自分もこの世に存在していない。と考えれば、秀吉が家康を放置した責任はあまりにも大きいと言わざるを得ない。
⑤歴史に「if not」(もし~でなければ)は禁物であるが、「もし本能寺の変が起こらなかったなら」とか、「もし秀吉が家康を殺していたら」と考えてみる視点は歴史には必要ではないか?それは今の自分の運命を変える出来事になるからである。
⑥一瞬で歴史は変わり、自分の運命も変わる。それが歴史である。
歴史の面白さを「失敗」が教えてくれる。
お勧めの一冊だ。

 

鎌倉時代から戦国時代にかけて、平清盛から毛利輝元まで27人の歴史上の人物のとった政策や政略などに関する失敗を検証して日本史を概観するという斬新な試みで実に面白く読めた。
 歴史に名を残した大物たちも、致命的な失敗をやらかしたということは、やはりどんな傑出した人物でも欠点や間違いはあるのだなあと勉強になった。
 人間は、誰しも失敗をするが、その失敗を教訓に成長していく。そうした意味では、本書を読んで先人達の失敗から多くのことを学べるわけであり、誠に実用的な一冊である。

 

登場する27人のうち、13人は本文中に「失敗」の文字が見当たりません。「『失敗』と断ずるのは正しい評価ではないと思う」(北畠顕家の失敗)や「これを氏政の失敗だとするなら、そのようにも言えるでしょう」(北条氏政の失敗)と正直に書かれています。さらに、「しかしこれは失敗なのかどうか、よくわからない」(織田信長の失敗)というのもあります。本書は、本郷和人先生の「やさしさに包まれたなら」(荒井由実)の歴史物語です。盛り過ぎの帯を外して、歴史の「もしも」を楽しみましょう。

 

 

 

 


「だめだ」と思えば、本当に「だめ」な方向へ

2021年05月06日 23時26分37秒 | 社会・文化・政治・経済

▽不利な条件でも、創意工夫を重ね、自身を飛躍させるバネとしていく。
人生を勝利に導くのも、その人間としての強さである。
▽苦渋や忍耐を強いられた時ほど、いよいよ<目的>を忘れないことだ。
どのような逆境も打ち返す根幹の力が生命に内在することを確信したい。
▽一念が変われば、一切が自身が願った方向に動き始める。
「だめだ」と思えば、その習慣に、全神経が委縮し、本当に「だめ」な方向に向かっていく。
この<微妙な一念の差>を知ることだ。
▽挑戦を続けるなかで、自分の心を信じ切れるか、自分の微妙な心(一念)をいかに研ぎ澄ませていけるかによって、全ての結果が変わる。

一念とは:ひたすら心に深く思いこむこと


エイズは神様が人に与えた罰

2021年05月06日 22時56分58秒 | 社会・文化・政治・経済
エイズが「死に至る病」であった時代
 
「1981年6月、私たちはそれまでに診たこともないようなひどい免疫不全の症状を持った若い男性同性愛者を診察した。
『正体がよくわからないが、こんな症例には二度と出会いたくないね』というのが正直な感想だった。」
-サミュエル・ブロダー博士、アメリカ合衆国
 
 1979年、ニューヨークでカポジ肉腫という珍しい腫瘍にかかった若い男性が2人、それぞれの医師の診察を受けた。
同様の症状を持つ若い男性の存在がアメリカの他の都市でもすでに確認されていた。
さらに、カリニ肺炎というこれまた稀な症例が、アメリカ各地で別個に報告されていた。医師の頭をひねらせた一連の不思議な出来事が、そもそもの発端であったと気づくまでには、かなりの時間が必要だった。
 
静脈注射を行う薬物常用者の間にも予期せぬカリニ肺炎とカポジ肉腫が見られるという事実が浮上したにもかかわらず、この仮説は覆えることはなかった。
それというのも、エイズ究明の初期の段階では、注射針の共用で起きるB型肝炎などの感染症も、同様に免疫系に過剰な負荷をかけるのではないかと議論されていたからである。
しかし、まもなく、この新しい症候群に特徴的な症状が、血友病-血中に欠かせない凝固因子である第8因子が欠如する病気で、遺伝による-の男性の間に、そして輸血を受けたことのある男性、女性、子供の間にも同じように現れだした。
血友病の治療には、何千人もの供血者の血液から抽出した第8因子が使われる。こうして、状況証拠は、血液中に感染源が存在することを示していた。
 
世界の他の地域でもまた、医師たちが同じように不可解な病気の発生を目撃し始めていた。「1981年に出席した医学会議のことは、いまでもよく覚えています」と、タンザニアのカゲラ地方担当の医務官、カテンデ・カシャイジャ医師は話す。
「そのときの主賓は地方行政長官で、彼は『ヘラの病気』と呼ばれる奇妙な病気がはやっていると私たちに警告しました。『
ヘラ』とはスワヒリ語で『お金』のことですが、裕福な貿易業者や漁師たちがその病気にかかるのでそう呼ばれたというのです」「私たち医者は変な話だと思いました。
『お金の病気』なんて医学書で読んだこともなかったですから。そこで、私たちは地域医務官に、そういう症例が報告されていたタンザニアとウガンダの国境沿いのいくつかの場所を調査するよう依頼しました。
やがて彼が持ち帰った報告では、問題の病気は性病性リンパ肉芽腫で、鼠径(ソケイ=股のつけね)の腫脹を引き起こすSTDだということでした。
しかし、何ヵ月か過ぎて、その病気がさらに広がっていること、そしてますます複雑な現れ方をしていることに私たちは気がついたのです。同様の現象に関するアメリカの報告が私たちの目にとまるようになったのは、ちょうどその頃のことでした」
 
アメリカの例と似た複数の症状を持つ患者が、アフリカやオーストラリア、ヨーロッパにも現れていることに気づいた医者たちは、1970年代終りに同様の症候群を見たことを改めて思い出していた。さらにさかのぼって、1959年においても、そうした症例についての記述がわずかではあるが残されていることが判明した。
 
しかし、一体何が感染源なのか。幸運なことに、これが緊急の重大問題となった頃に は、さまざまなレトロウイルス-エイズを引き起こすウイルスも属する一群のウイルスの総称-について、多くのことが判明されていた。
アメリカでは、ハワード・テミン教授とデイビッド・ボルティモア教授が、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)発見への最初の貴重な手がかりとなった逆転写酵素を発見した。この功績によってふたりは後にノー ベル賞を受賞することになる。
次いでロバート・ギャロ博士が、ヒト・レトロウイルスまたはヒトTリンパ球指向性ウイルスI型(HTLV-1)という名で知られるレトロウイルスを同定する過程で、後にHIVの発見を可能にすることになった手法の多くを開発した。
 
HIVの最初の写真は、1983年2月、パリのパスツール研究所において、電子顕微鏡によって撮影された。そこではすでに、リュック・モンタニエ教授率いるフランスの研究チームが、リンパ腺の慢性的腫脹が見られる若い男性同性愛患者から取った組織から、このウイルスの分離に成功していた。
それから数ヵ月後、モンタニエ教授は同僚のフランソワーズ・バレ=シヌーシ博士、それにジャン=クロード・シェルマン博士と共同で、HIVがどのような様相を呈しているかを記述した論文を発表した。彼らは自分たちはエイズの病原体を発見したとこの時点で確信したが、実際その通りだった。
 
1980年代が進むにつれ、世界中で、男性、女性、子供のエイズ患者が現れた。公衆衛生専門家たちは、自分たちが相手にしているのは、流行の規模も速度も当初の予想をはるかに上回る致死性の症候群なのだということに気づいた。
 
エイズの脅威に対する認識が高まるにともない、この病気によって大きな痛手を受けた地域で始まった草の根キャンペーンを生かすには、地球規模での支援が必要であることがわかってきた。
1983年末にエイズに関する最初の国際会議がWHOによって開催されたのをきっかけに、その後数年にわたって毎年、数々の会議が開かれた。
1985年にアメリカのアトランタで第1回国際エイズ会議が開催された直後、WHOの呼びかけに応 じて何人かの科学者と医療専門家が集まって、エイズがこれ以上蔓延するのを防ぐための勧告を作成した。
同年の後半に、WHOはアフリカでのエイズに関する最初の会議も 主催している。
中央アフリカのバンギで開かれたその会議の目的は、症例報告作成のための臨床基準の確立だった。
HIV感染やエイズに関する検査方法はまだ開発されていなかったが、この病気の拡大状況について詳細に把握することが緊急の課題であった。
同時にWHOは、エイズの予防と抑制のために必要とされる主な行動は何か、国際的な 対応の原則は何かを明らかにする世界戦略の草稿づくりにも取り組んだ。
この戦略は、1987年5月の世界保健総会で満場一致で支持され、同年9月、国連総会で正式に採択された。
 
のちに世界エイズ対策プログラム(GPA)と呼ばれるようになるWHOのエイズ特 別対策プログラムはすでに活動を開始していた。
それは、まず、各国との協力をもとに、それぞれの国が危機に対応するための短期的対策を支援し、次いで、予防、抑制、患 者へのケアなど、より長期にわたる対策を実施する国別エイズ・プログラムを支援することを目的としていた。
今日、このエイズ・プログラムは、事実上すべての国で確立されており、そのほとんどは、先に触れたエイズ世界戦略(1992年に改訂)にのっとって、WHOのアドバイスを受けながら運営されている。
 
   
初期エイズ文学における病気のイメージ形成。
 
クリスチャンでもある有名人の一人も、あるシンポジウムで「エイズは神様からの同性愛への天罰」だと言った。
 
キリスト教の一部には、同性愛者を裁き、「罪人」としてきた動きがあった。

速報】新型コロナ 茨城で26人感染 10人が経路不明 居住地別最多は常陸太田市

2021年05月06日 22時54分18秒 | 事件・事故

5/6(木) 19:15配信

茨城新聞クロスアイ

茨城県と水戸市は6日、新型コロナウイルス感染者が県内で新たに26人確認されたと発表した。うち県が24人。県内の累計感染者は8410人となった。

県と市によると、濃厚接触により感染したとみられるのが16人、感染経路不明が10人。

居住地別の感染者数は常陸太田市4人、古河市3人、鉾田市2人、つくば市2人、守谷市2人、八千代町2人、水戸市2人、日立市1人、つくばみらい市1人、常陸大宮市1人、取手市1人、筑西市1人、結城市1人、下妻市1人、県外1人、境町1人。

新たに40人が退院・退所・自宅療養終了など回復し、回復者は累計で7667人となった。

居住地別の新規感染者26人は以下の通り。

◇常陸太田市(4人)  
▽40代会社員男性  
▽40代会社員女性  
▽10歳未満男子児童  
▽60代自営業男性

◇古河市(3人)  
▽30代会社員女性  
▽60代会社員男性  
▽70代パート女性

◇鉾田市(2人)  
▽10代女子生徒  
▽10歳未満男子児童

◇つくば市(2人)  
▽30代会社員女性  
▽30代会社員男性

◇守谷市(2人)  
▽40代会社員男性  
▽20代会社員男性

◇八千代町(2人)  
▽60代女性(職業非公表)  
▽40代自営業男性

◇水戸市(2人)  
▽50代自営業男性  
▽60代会社員男性

◇日立市(1人)  
▽20代会社員男性

◇つくばみらい市(1人)  
▽40代会社員男性

◇常陸大宮市(1人)  
▽60代自営業男性

◇取手市(1人)  
▽20代会社員女性

◇筑西市(1人)  
▽90代無職女性

◇結城市(1人)  
▽未就学男児

◇下妻市(1人)  
▽70代自営業男性

◇県外(1人)  
▽20代会社員男性(福島県居住)

◇境町(1人)  
▽30代会社員男性

■県内の感染状況  
新規 26人  
累計 8410人  
うち死者 135人  
退院・退所等 7667人  
(県・水戸市発表、6日午後7時現在)

 

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「新 型 コロ ナ ウ イル ス 発生 の 裏 にあ る“自 然か ら の警 告”」

2021年05月06日 22時46分58秒 | 社会・文化・政治・経済

掲載 URL https://www.youtube.com/watch?v=1g3Y36z772Q
【概要】
○ 新型コロナウイルスの原因も生物多様性の破壊にあるのではないか
ウイルスの拡大には生物多様性という環境問題が深く関わっている
生態系を含む生物多様性が急速に劣化し人間社会にも大きなリスクとなっ
ているが、破壊しているのは人間活動によるもの病原体にも本来の生息地があるが、その生態系を破壊することが新興感染症の出現につながる。そして、グローバル化により感染症が急速に拡大するようになった
○ 生物多様性の破壊を減速させ、自然共生社会を構築すべき
ゾーニング(野生生物と人間の社会の線引き)
○ グローバリゼーションから脱却し、ローカリゼーションと持続的社会への
パラダイムシフトを図るべき
「地産地消」(地域経済行動の確立)が行動変容として踏み出すべき第一歩
※ 動画から環境省が概要作成

参考資料2
(参考)【5月22日の国際生物多様性の日に寄せたメッセージ】
(環境省 facebook 掲載)
国立研究開発法人国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター
生態リスク評価・対策研究室 五箇公一室長より
--------------------------------------------------
今回のコロナ騒動で私たち人間は、自然共生の真の意義と向き合う必要性を突きつけられた。
このウイルスは自然界の中で野生動物の中でひっそりと生きていた。それを人間が自然破壊を繰り返す中で、人間社会にスピル・オーバー(噴出)し、グローバル経済に乗って瞬く間に全世界に拡散してしまった。
人類史上、これほどまでに急速に全球レベルでパンデミックを果たした感染症は類を見ない。まさに現代のグローバル社会が生み出したシン・ゴジラ以上のモンスターである。
同時にこのウイルスは、人間の行動変容を求める生態系からの使者といってもいい。
生態系は、美しい空気や水、豊富な食料資源を供給してくれる、安定した生物圏を維持してくれるという、人間社会にとってはなくてはならない機能を生み出すシステム。
そのシステムに多種多様な生物がパーツとして組み込まれており、すべての種が機能連鎖のなかで重要な役割を果たしている。
一見して生態系の中では生物種同士は、お互いに支え合い、人間もその中心にいるような錯覚(幻想)を抱きがちだが、実は生物の世界はそんな甘いものではなく、常に自分の遺伝子のコピーを少しでも多く残さんと個体同士、種同士、お互いに隙あらば相手の「取り分」や生命すらも奪おうとせめぎ合って生きている。
生物の究極的生存意義は「奪い合い」にある。
増え過ぎれば、天敵のいい標的となり、減り過ぎれば絶滅の淵に立たされる。絶滅すれば、代わりの種がすぐに進化してその穴(取り分)を埋める。生態系とは支え合いで成立する
システムではなく、足の引っ張り合いの張力でバランスが取れている世界。
そんな世界の中に人間も裸で放り出されれば、あっという間に野生生物の餌食となってしまう。
人間という最弱動物がこの地球で生き残れたのも、ヒューマニティという赤の他人をも思いやる「助け合い(相互互恵)」の形質が進化したからこそ。
文明と文化を手に入れたことで人間は、生物多様性に立ち向かい、対等に生きるチャンスを得て、今の繁栄を得た。まさに、人間社会の歴史は生物多様性との戦いの上に成り立っている。
そんな人間も化石燃料を手に入れてから、人間という種本来の能力をはるかに超えたパフォーマンスを手に入れ、破壊と略奪の限りを尽くし、今や生物多様性と対等な関係ではなくなってしまった。
その結果、生態系システムにも狂いが生じ、水資源の枯渇、汚染、温暖化といった環境問題を引き起こしている。


そして増え過ぎてしまった人口は、自然の摂理から天敵の格好の標的となり、我々人間もいよいよ食われる立場に立ち始めた。その天敵がウイルスである。
この新型コロナウイルスは、人間に自然の猛威を思い知らしめただけでなく、人間の「利他的」な精神が試された。
このウイルスの恐ろしさは、エボラのようにかかった本人が死に直面するという恐怖ではなく、膨大な不顕性感染者がいることで、相手に感染させて、相手を殺してしまうかもしれないという不安と恐怖をもたらすこと。その一方で「自分さえよければいい」という原始的かつ利己的な性も呼び起こす。
特に都市化が進んだ日本では、自然の脅威からも離れ、自分一人で生きていけるという環境が、人のことより自分のこと、今の自分が大事、という利己性が優先される。
このウイルスを制するのは「利他行動」(つまり相手を思いやる心と行動)をちゃんと人間がとれるかどうかにかかっている。それは、人間の「今の自分が一番大事」という性から抜け出せるかどうかにかかっている。
このウイルスは実にしたたかで、不顕性感染というかたちで姿を消すことで、人間が活発な経済活動を続ける限り、永遠に人間社会で巡回し続けることができる。人間の欲望という性に巧みに潜んで生き続けるウイルスだと言える。
新型コロナは瞬く間に全世界に感染拡大したことで、いま人類全体が利他的な humanityを試されている。
この新型コロナは我々人類の自然との向き合い方・関わり方に大きな誤りがあったこと、そしてこれからの自然共生のあり方を考え直す必要性も突きつけている。すなわち未来世代という「他者」に対して「利他的」な行動変容を取れるか否かが問われている。
これからも人間がこの地球上で生き延びて、社会の持続性を維持していくためには利他的 humanity を取り戻し、そして、自然に対しても「利他性」をもって向き合っていかなくてはならない。

他種の取り分を取り過ぎず、他種の住処を荒らさず、ときには他種を慈しみ、ときには他種と対決し、生物多様性と対等な関係をつくりあげていくことが課題となる。
持続的社会実現のための自然共生のあり方のヒントは、我々日本人の祖先たちが築き上げてきた歴史の中にある。縄文から1万年も続いた循環型コンパクト社会、江戸の鎖国時代を支えた地方分散型社会、これらのシステムに現代社会のテクノロジー(インターネット、AI、3D、バーチャルリモート・・・)および自然再生エネルギーを組み合わせることで、日本は地方でも豊かに楽しく安心して暮らせる自立型・循環型社会「ネオ里山」を構築することができ
る。

このシステムはかねてから唱えられている「里山イニシアティブ」として、世界の指針にもなるであろう。
コロナの後に理想社会に向けて我々はまず個人として何ができるのか。その一歩は「地産地消」。自分の足元・地元から循環型経済の一歩を踏み出そう。
五箇公一


新型コロナが私たちに突きつけているものとは?

2021年05月06日 22時35分50秒 | 事件・事故

読者の提案 田中陽・日本経済新聞社編集委員
未来面

2020年5月25日 2:00


田中編集委員の提示した「新型コロナが私たちに突きつけているものとは?」という課題に対し、多数の投稿をいただきました。紙面掲載分を含めて、当コーナーでその一部を紹介します。


■持続的成長の契機

岡崎直裕(会社員、54歳)

新型コロナの影響で企業活動が止まった結果、確実に改善したものがある。それは環境汚染の改善だ。今まで進まなかったものが強制的にとはいえ、目に見えて改善したことで、いかに気持ちよく暮らせるのかを実感でき、将来のメリットを皆が実感できることになった。

ニュースでは、当面の対策や経済活動の回復の話題ばかり議論されているが、自然環境を維持しつつ、人間が営み続けるために必要なことや、それを享受するためには、自粛も必要であることを、もっと示すべきではないだろうか。

その結果、経済がV字回復にならなくても、持続可能な社会の実現のために環境を意識した水準での回復を目指してはどうかと思う。未来への議論として、コロナ前の状況と将来目指すべき社会の状況を示し、どちらの社会を望むか国民に問うべきだと考える。

■地方シフトのチャンス

柿崎紀明(会社員、66歳)

長年、世界のメガトレンドの一つとして「都市化」があったが、新型コロナウイルスはこの流れに疑問を投げかけているのではあるまいか。

「都市化」は資本の集中投下による経済発展の恩恵は多いものの、「狭い住環境、混雑する通勤」、災害発生時の政治経済の事業継続性(BCP)のリスクなど多くの負の面もあり、何よりもう一つのメガトレンドの「高齢化社会」にやさしい自然環境ではない。

5G通信の開始は、一極集中すべき理由は何なのかを冷静に考えさせてくれる。直下型大地震のリスクが取り沙汰される首都圏を脱出するチャンスでもある。首都移転は、長い間議論されているが進展が見えない。

首都移転ではなく、機能分散でよいではないか。以前住んでいたドイツでは、国家機関が首都に集中せずに地方都市に分散していたが、国家として機能し発展してきた。国家機関も企業も分散する良い機会と考える必要がある。

■自由のもろさ

牧野佑哉(東京大学経済学部3年、21歳)

「自由は大事である」。平時には大半がそう言うだろうが、現在のコロナ禍の下ではどうであろう。そもそも、少し違う時代や場所に目を向ければ「自由」はそれほど絶対的、普遍的なものではない。

それにも関わらず我々は自由は大事であるという命題を公理かのようにただ受け入れ、真剣に考えてこなかったのではないか。この命題が正しいとしても、その結論に至るまでに自由は本当に大事なのか、それは何故か、といった問いを深く考えることなしには、いかなる場合も損なわれてはならない自由の本質は見えてこない。

その本質が社会で共有されていれば、非常時においても自由と「公共の福祉」の関係が大きな問題になることもなかったのではないか。本質を理解しないままにお題目のように唱えるだけならば本格的な脅威の前ではもろいものだ。今回のコロナ禍はそんな事実を我々に突き付けているように思う。

■社会問題は自分ごと

井上愛(会社員、33歳)

新型コロナが私たちに突きつけているもの、それは「社会問題を自分ごとにする」ことだ。環境問題、教育格差、進まない働き方改革など様々な社会問題がある。これらを自分ごととして積極的に解決しようとしていた人は、はたして何人いただろうか。

なかなか進まない課題に対して、新型コロナは「君ら、自分らの問題を全然解決せえへんからオレが解決したるわ」と強制的に解決へ導いた。新型コロナによって、温暖化ガスの排出量は急減している。感染対策によって、オンライン授業が進んでいる。

リモートワークも進み、より効率的な働き方ができるようになってきている。解決を後回しにしてきた社会問題も、新型コロナによって強制的に自分ごととなり、以前では考えられなかったスピードで、変革が着実に実行されつつある。結果として、社会変革が加速しているのだ。

【以上が紙面掲載のアイデア】

■本当に必要なもの

平林思問(会社員、40歳) 

「不要不急」を避けることは重要な対策の1つとなった。対象とされた業種では営業や事業の継続が困難に陥った。我々は「不要不急」に今までどれだけ恩恵を受けていたかを思い知るとともに、「不要不急」のものでもいかに継続的に活動していくかを考えていく必要ができたのではないだろうか。

そもそも、本当に「不要」なのだろうか。文化、スポーツ、娯楽、レジャー、外食・・・。私たちがそれをなくして食べて寝るだけの生活だけを送ることは望んでいないだろう。しかし、反対に「不要」なものも見えてきたのではないか。毎日同じ時間に乗る満員電車。発言をしない会議の参加。

宴会での無駄な食品の廃棄もあてはまるかもしれない。右肩上がりの経済成長で、「不要」なものを見ていなかったこともあるはずだ。新型コロナウイルスが私たちに突き付けているもの。それは、私たちが持続的な生活をするのに本当に必要なものは何なのか、ではないだろうか。

■失敗を乗り越えて

鵜飼信(会社員、37歳)

生命が脅かされる状況で失敗を肯定することは難しい。状況が危機的であればあるほど、人はただ一つの絶対的な正解を渇望する。

そこに人間の根源的な弱さがあり危うさがある。新型コロナが人類に突きつけたもの、それは何よりもまず「可謬性」を受け入れる必要ではないだろうか。今回のコロナ危機で世界中の様々な国や地域が様々な対応をとった。その中には明白な失敗もあれば、時間をかけて成否を判定されねばならないものもある。

いくつかの国や地域では今回のコロナ危機に先立って他の感染症への対応を誤り、そこから教訓を得てきた。危難の時こそ失敗を率直に認める潔さと、それを許す寛容が必要とされる。

人は間違う生き物である。間違うことで学ぶ生き物である。その過程なくして人類のこれまでの発展はなかったし今後の存続もありえない。論語にも「過ちて改めざる、これを過ちという」とある。今こそ可謬性を人間社会の基本原則に据えるときである。

■人類への警告

小倉康希(東京都江東区立臨海小学校6年、11歳) 

新型コロナウイルスは人類のこれまでの怠慢なふるまいについて警告を突き付けている。いま新型コロナは猛威を振るっているが、人類のふるまいを見直す機会、考える時間を与えられたともいえる。

実際、新型コロナの感染拡大で9月入学案や通勤混雑、環境問題まで、様々な意見がこれでもかと出てきている。コロナ騒ぎの前からこうした問題は指摘されていたが、見過ごされてきた。典型的な例が米ジョンズ・ホプキンス大学の報告書だ。

この報告書は2年前に発表され、まさにコロナウイルスに対して注意を促していた。このように新型コロナは、今まで忠告があったにもかかわらず耳を貸さずにきた人類への警告だ。考える時間が十分にあるのは偶然だろうか。人類が怠けてよく考えなければ、また同じことが起きてしまう。ぼくたちもこの警告についてじっくり考え正しい答えを出さなければならない。

■当たり前の再定義

田中翔大(駒沢大学グローバル・メディア・スタディーズ学部3年、21歳)

2020年1月1日、誰もがオリンピックの年だと思っていた。テレビは、新年が始まるや否やオリンピック一色となり、多くの国民が今年開催されるオリンピックに胸を踊らしていたはずだ。

それからあっという間に5カ月がたち、メディアは新型コロナウイルス一色に。誰がこの状況を予測しただろうか。私たちは、普段の何気ない毎日をどこか当たり前であると、考えていたのではないだろうか。毎日電車に乗って学校に行くこと、毎日友達に会えること、毎日出勤すること。新型コロナが私たちに突きつけたもの、それは無常である。

常に世の中は変化し得る。私たちが当たり前だと思っていた日常も変化し得るのだ。このウイルス禍を通じて、私たちの生活は大きく変化した。そして、さらに終息後も変化するだろう。その中で私たちがどう生きるかが問われている。私たちは社会の変化に応じ、常に変化していかなくていけない。

■Looking to the future

斎藤昇(会社員、30歳) 

新型コロナが私たちに突きつけているもの。それは誰かが示した意見や、正しいと思う事に賛同するだけでなく、自らの行動や意思について、深く考える必要性だと思う。

毎日発表される新規感染者数や、都内のライブカメラから人出の様子を見て一喜一憂している人も、少なくないと思う。私もそのうちの1人だ。そう思えば、フェイスシールドを自作し、医療機関に寄付する方や、マスクを大量に寄付してくれた人達がいる。

意思があり、考えて行動した方々だと私は思う。私は不器用で、材料も集められない。どこにどうやって寄付すればいいのかもわからない。SNSに意見や医療・物流や生活を支えてくれている方々への感謝を投稿することもせず、考えて一喜一憂していただけだ。

だが、こうあるべき、すべきではなく、今、自分に何ができなくともどうありたいのか。自身と対峙し、未来を見据える事ができるのは、「今」なのかもしれない。

■メディア・リテラシーの重要性

八百板知里(駒沢大学グローバル・メディア・スタディーズ学部4年、21歳)

新型コロナウイルスは私たちに、情報を読み解く能力の欠如を突きつけている。感染拡大と共にデマが発生し、一時トイレットペーパーが品薄となった。以前も、熊本地震や北海道地震が起こった際、デマ情報は拡散された。このことから、いかに私たちが情報をうのみにしているかがわかる。

私たちは義務教育の中で「メディア・リテラシー」というものを習わない。日本でもICT教育は進んできているが、主な目的としてはプログラミング人材の育成や、授業の効率化を図るためだと感じる。

しかし、今後情報化がますます進んでいく中で、身につけるべき能力は、メディアからの情報をうのみにせず批判的に読み解き、正しく利活用する能力であるメディア・リテラシーなのではないかと感じる。

SNSやインターネットなどのメディアが発達し、誰でも自由に意見が発信できる時代になった今、メディア・リテラシーを身につけることは欠かせない。

■コロナは教えてくれている

斎藤千起(国学院大学法学部2年、19歳)

時代が変わるときは、必ずしもいい出来事がきっかけとは限らない。それは、江戸時代から明治時代に変わる前、数々の戦で多くの犠牲があった。

しかし、そのおかげで日本は明治という時代の幕開けとともに急激な成長を遂げた。それは、約75年前の戦争も同じだ。今、私たちに問われているのは、「人間の本質」ではないか。

ここ2カ月で生活が一変し、仕事が忙しくなった人、家で自粛生活をしている人など様々だが、共通しているのは「人間には環境に順応する力がある」ということだ。たとえ環境が変わろうとも人は生き続ける。

少し前の私たちは、このことを忘れていたのではないか。人間には変わる力が確かにある。ネガティブな情報が飛び交うこのご時世にも、雨は必ず止むように、必ず青く晴れた日が来る。コロナは「私たちに人間であること」を教えてくれている。

■「東京一極集中」へのリスク

手塚悟史(東京大学経済学部4年、21歳)

新型コロナウイルスによって日本の「東京一極集中」のもろさが露呈した。感染拡大を阻止するためのヒトの流れの抑制が首都圏の経済活動、ひいては日本経済への大打撃へつながることを恐れ、感染が拡大し始めた3月下旬に「様子見」を続けたために、リーマン・ショックを超える混乱状態へ陥る結果となった。

これは人口と経済機能がともに首都圏へ集中していることが生んだジレンマだといえる。新型コロナによってリモートワークの活用が進んでいるが、実はこれが課題解決の大きなヒントになるのではないだろうか。リモートワークは場所を問わない。

機能を分散できれば、ポートフォリオの考え方からいっても優れている。オンラインシステムの確立と同時に地方インフラを整備することで、地域の活性化と「東京一極集中」の解消が同時に見込める。

当然、容易に進めることはできないが、今後、南海トラフ地震などで同じようなリスクが襲ってくる可能性は大いにあり、「東京一極集中」の見直しを迫られていることは間違いない。

■レジリエンスを育てる絶好の機会

小泉孝太郎(大阪大学経済学部1年、20歳)

新型コロナウイルスが突き付けていることは、「我々は逆境から立ち直る強靱(きょうじん)な力を有しているのか」である。そして、この力はレジリエンスと呼ばれる。

現在、感染拡大により経済が停滞し社会は逆境に立たされている。また、コロナ鬱という言葉が生まれたように、我々の精神状況も不安定だ。しかし、こうした事態だからこそレジリエンスを育てる絶好の機会と捉えるべきなのだ。具体的な方法は2点存在する。

ひとつ目は、感染拡大防止のために個人から集団、集団から社会へと連携の幅を広げていくということ。一人ひとりが当事者意識を持つことで連携の幅は自然と広がっていく。

ふたつ目は、個人の精神的活力を高めるということ。制限された状況下で、いかに自分のパフォーマンスを向上できるか工夫することが重要である。そして、このふたつを基盤としたレジリエンスが、複雑で不確実な今後の社会を生き抜くための端緒になるのだ。

■リモートで教育に新しい風

小泉京美(大学教授、60歳)

新型コロナウイルスの影響で、IT音痴の私も六十の手習いでZoom(ズーム)を使い、大学で100人超えのオンライン授業を行っている。リモートならではの新しい体験を学生にさせるべくZoom機能を駆使すると、学生の授業への参加度が高まったのは新しい発見である。

大教室で質問がないか聞いてもほとんどないが、オンラインになったら手を上げる学生が増え、授業終了後も残って質問をしてくる。聞く相手がそばにいないことや、顔が見えてもプレッシャーを感じる環境ではないのが理由の一つであろう。

リモート信仰者ではないが、オンライン授業は意見を言いやすい環境を作るようである。新しい授業のやり方は、日本人の発言力を高め「NOと言える日本人」を作る可能性を秘めている。

また、出張先でも授業が可能になり、補講で学生に迷惑をかけることもない。教育現場に新たな風が吹いてきた。追い風で日本の教育への変化を期待したい。

■私たちの夢は叶えられたのか

斎藤葵(大阪大学法学部1年、18歳)

新型コロナウイルスが突きつけているもの、それは人類が目指してきた未来の姿だと思う。この数カ月、私たちの生活は劇的に変化した。仕事や買い物、そして飲み会もオンライン上で済ませている。

今春入学した大学も例外ではない。毎日小さな画面越しに教授や他の生徒と顔を合わせる。世界のどこにいても同じように仕事ができ授業に参加できる、まさに以前私が思い描いていた「未来」であった。

しかし今、突然「未来」は訪れた。そして私はそれが不便で冷たく感じられた。近所の人や店員との何気ない会話も含め、直接人と会って話すことの重要性を痛感する。

これまで人々は利便性や効率を求めてきた。現に私もそれを望んでいた。でも本当にそれが幸せなのか、大切にすべきことは何か、一度立ち止まって考えるきっかけが与えられているのだろう。今ならまだ方向転換ができる。一人一人が本当の理想的な未来を考え主張していくべきだ。

■自他の境界を引き直すとき

金井明日香(大阪大学法学部4年、22歳)

新型コロナウイルスは我々に「他」との関係の再構築を求めている。ここ数年、日本では「個」が強調されてきた。「ひとり○○」が流行ったことは記憶に新しい。

ある意味、新型コロナウイルス感染症の流行は「ひとり○○」を楽しむのに絶好の機会となった。しかし、現実はその真逆を行った。人々は他人を求め、「オンライン○○」が流行したのである。自分のスペースを守りながら他者と関わることが可能になったために、煩わしいはずの「他」が消滅し「自」という意識の中に取り込まれた。

それと同時に、他者の目を意識しにくくなったのも事実である。マスクの買い占め、食料品の転売など「自分良ければ全て良し」という意識が顕在化した。自他相互のかかわりあいの中で形成される社会において、自という意識が肥大化することで、その境界が失われ、他という意識が排斥された。我々は、自他の境界を引き直し、関係を再構築することが必要ではないか。

■兼業サラリーマン

小山大輔(会社員、44歳)

新型コロナウイルスで影響を受けているのは、医療関連はもちろん、観光、航空、鉄道などの業界である。物流がなくなっていないのが少しの救いだが、第2、第3のコロナのような状況が来て、それさえもなくなることを考えると、自給率を高めて地産地消が必要になると考えられる。

しかしながらローカル化を推進すると、グローバル化と反対の動きであるため、企業が継続できなくなる可能性もある。そこで企業は平常時は通常の業務をする一方、非常時は他業種の業務をする兼業化を進めてはどうかと考える。

事前にサプライチェーン以外との連携を組んでいれば、非常時に仕事を失うことは避けられる。すでに観光業界と農業、米ヒルトングループとアマゾン・ドット・コムなどとの「従業員シェア」のように一部進めているところがあり、非常に有効だと感じた。もちろん安全第一のため、人命などに危険が及ばない範囲での取り組みとなるが、異業種交流が重要になると考えられ、一つの解としたい。


ソビエト連邦で提唱 新思考とは?

2021年05月06日 15時05分05秒 | 社会・文化・政治・経済

「人間の生命」こそが人類共通の価値

「新思考」の理念として、世界秩序を全人類的価値に基づいて改善することを提唱した。

競争や紛争、瀬戸際外交などは、経済・人文分野の交流にその座を譲るべきだ。

病気や貧困、環境汚染との戦いのために、全ての国が結束し、新たな国際競争を築く。

そのためには、国家の枠を越え、国際組織の役割とい意義を強化しなければならない。

その道から外れるならば世界の無秩序は強まり、文明や自然が破壊されるリスクは高まるだろう。

新思考:ミハイル・ゴルバチョフ政権下のソビエト連邦で提唱された新しい外交理念。
この理念に基づいて展開された一連の外交を新思考外交と呼ぶ。
ブレジネフ・ドクトリンの撤廃、アフガニスタンからのソビエト連邦軍の撤退、東西対立の解消、東欧の民主化とドイツ統一の容認、核兵器削減の進展といった形で結実し、東西冷戦の終結に大きな役割を果たした。
1986年2月のソビエト連邦共産党第27回大会におけるゴルバチョフ書記長の政治報告が、ペレストロイカとともに新思考の実質的な始まりをなすものであった。
1991年12月のソビエト連邦の崩壊により新思考外交は終わりを迎えたが、その諸理念はゴルバチョフ政権の後を受けたボリス・エリツィン政権によってロシア連邦の外交政策に受け継がれた。

 


睡眠作用ある薬飲ませ性的暴行 5度目逮捕

2021年05月06日 14時59分04秒 | 事件・事故

5/6(木) 12:21配信


知人女性に睡眠作用のある薬を飲ませ性的暴行を加えたとして、リクルート子会社の元社員の男が再逮捕されました。逮捕は5度目です。

警視庁によりますと、リクルートコミュニケーションズの元社員・丸田憲司朗容疑者は2018年、都内の飲食店で、20代の女性に睡眠作用のある薬を飲ませて意識をもうろうとさせ、自宅で性的暴行を加えた疑いが持たれています。

女性は2人で食事した際に「酔い止めでこれ飲んだらいいよ」と錠剤を渡されたということです。丸田容疑者の家からは睡眠作用のある薬が700錠以上押収され、調べに対し、認否を留保しているということです。

丸田容疑者は就職活動中の女子大学生らへの同様の事件で4度逮捕・起訴されています。

【関連記事】

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 2020.12.20 2020.11.13
知人の女性に睡眠作用のある薬を混ぜた飲み物を飲ませ、性的暴行を加えたとして、リクルートコミュニケーションズの社員・丸田憲司朗容疑者(30)が逮捕されました。
 
丸田憲司朗容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
 
この記事では、丸田憲司朗容疑者の顔画像やプロフィール、ネットの声についてまとめてみました。
 
 
 
知人の女性に睡眠作用のある薬を混ぜた飲み物を飲ませ、性的暴行を加えたとして、30歳の会社員の男が警視庁に逮捕されました。
 
準強制性交の疑いで逮捕されたのは、リクルートコミュニケーションズの社員・丸田憲司朗容疑者(30)です。
 
丸田容疑者は今年6月、東京・渋谷区の飲食店で、知人の30代の女性に睡眠作用のある薬を混ぜた飲み物を飲ませたうえ、自宅に連れ込み、性的暴行を加えた疑いが持たれています。
 
警視庁によりますと、女性は足元がふらついて肩をかりないと歩けない状態になり、目覚めた際には丸田容疑者の自宅にいたということです。その後、体に違和感があり、警視庁に相談していました。
 
丸田容疑者は「間違いありません」と話し、容疑を認めているということで、警視庁は余罪もあるとみて調べています。
 
就活アプリを使って女子大生を暴行 自称「神戸大卒」丸田憲司朗容疑者のホントの学歴
国内 社会 2020年12月4日掲載
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丸田憲司朗
丸田憲司朗容疑者(他の写真を見る)
 
 就活生がOB訪問するために利用するマッチングアプリを利用し、女子大生に睡眠薬を飲ませて乱暴した男が逮捕された。この男、自分の学歴を「神戸大学」としていたが、実際は、偏差値が10以上離れた私立大学卒だった。最近、事件の舞台となることが増えた就活マッチングアプリとはいったい何なのか――。
 ***
本当は同じ神戸の「甲南大学」卒だった
 12月3日、警視庁捜査1課は、20代の女子大生に睡眠薬入りの酒を飲ませ抵抗できない状態にして暴行したとして、「リクルートコミュニケーション」社員の丸田憲司朗容疑者(30)を準強制性交罪の疑いで再逮捕した。丸田容疑者は先月、別の女性に暴行した容疑でも逮捕・起訴されており、さらに余罪があると見られている。犯行の手口を警視庁担当記者が解説する。
「丸田が女子大生を誘うのに利用していたのが就職マッチングアプリ。『就活用のPR動画の作成を手伝う』と持ちかけてホテルに誘い出した。彼のスマートフォンには、他にも20~30人の被害者と見られる女性が映った動画や静止画が残されており、意識が朦朧とした状態で襲われているおぞましい動画も含まれています」
 丸田容疑者は、マッチングアプリに「神戸大学卒」と記載していたが、
「真っ赤なウソ。本当は同じ兵庫県・神戸市にある私立の甲南大学だった。そのせこさに捜査員たちは、丸田の名前が『北斗の拳』のキャラクターと同じことをネタにして、『ケンシロウと名乗る資格などない。ジャギみたいなヤツだ』と話しています」(同)
 就活アプリを巡っては昨年、住友商事や大林組の社員も同じ容疑で逮捕されている。住友商事の社員は、居酒屋で女子大生を泥酔させて宿泊先のホテルに押し入り、大林組社員は自宅マンションを事務所と偽り連れ込んだ。
 実は企業側もいま、就活アプリに頭を悩ませているという。ある大手企業の幹部社員が明かす。
「昨年、うちの会社でも3年目の社員が就活アプリを利用し、1年間で数十人の女子大生と面会していたことが発覚しました」
 
そんな暇があったら早く仕事を覚えろ!
 
 同僚が会社近くの喫茶店で、その社員がよく女子大生と会っているのを目撃し、不審に思ったことから発覚したという。
「彼は人事部でもリクルーターでもない。何でこんなにOB訪問を受けているのだろうと思って調べてみると、自らマッチングサイトに登録し、『焼肉をおごってあげるから、あなたの就職相談に乗ります』などと呼びかけていたのです。堂々と社名だけでなく部署名、本名まで登録していた。明らかにデート目的で利用していたので、上司が呼び出して叱りつけ、すぐに退会させました。その際、サイトを徹底的に調べたら、他にも数人が登録していることが発覚して大騒ぎになった」(同)
 それからは人事部が変な動きをしている社員がいないか、マッチングサイトをパトロールするようになったという。幹部社員はこう力説する。
「就活生に言いたいのは、マッチングサイトに登録している若手社員なんかと会っても意味がないということ。ちゃんと仕事をしている社員にそんな暇はありません。彼らには、そんな暇あったら早く仕事を覚えろと言いたいですね」
週刊新潮WEB取材班
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丸田憲司朗容疑者の顔画像やプロフィール!リクルートの社員が性的暴行!


「OB訪問アプリ」で就活女子大生をホテルに誘い出し……リクルートグループ社員30歳の“卑劣すぎる手口”
神戸大卒業はウソ、実際は甲南大……

「週刊文春」編集部 2020/12/21
source : 週刊文春 2020年12月17日号
genre : ニュース, 社会, 企業
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 就活中の女子大生を言葉巧みに誘い、性的暴行を働いた男。彼は学生のための就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートのグループ会社社員だった。

「就活アプリ」で日常的に女子大生を物色

 12月3日、警視庁に準強制性交等の容疑で逮捕されたのは「リクルートコミュニケーションズ」社員の丸田憲司朗容疑者(30)。

「今年7月22日深夜、20代の女子大生と食事した後、東京・港区内のホテルに連れ込んで乱暴したのです」(社会部記者)


 女子大生を誘い出した手口は卑劣きわまるものだった。丸田は就職活動中の学生とOBをマッチングさせる「就活アプリ」を駆使し、日常的に女子大生を物色。そのアプリ「OBトーク」では経歴をこう記している。

〈神戸大法学部を卒業して、経営コンサル会社で3年ほど修行し、リクルートに転職。内定先は大手外資系コンサル「PwC」、有名ベンチャーキャピタル「グロービス」、日本一給料が高い企業「キーエンス」――〉

丸田容疑者(就活アプリより)
丸田容疑者(就活アプリより)
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 広告業界への就職を希望していた女子大生にとって、丸田の経歴は眩しく見えたに違いない。今年6月下旬、二人は都内のカフェで初めて対面。7月上旬にも二人きりで会い、就職活動の話で盛り上がった。当時、女子大生は丸田について、こんな印象を持ったという。

「紳士的な人」

ホテルに連れ込みアルコールの中に薬物を…

 そして三度目に会った際、「就活用PR動画の作成を手伝うから打ち合わせをしよう」と誘った丸田。

 自分を信頼する女子大生をホテルに連れ込むと、アルコールの中に睡眠作用がある薬物を混ぜて飲ませ、心神喪失状態にした。そこで性的暴行を加え、写真や動画まで撮影したのだ。

 だが、丸田の話は嘘で塗り固められていた。出身大学は関西の私立・甲南大で、勤務先はリクルートのグループ会社。自宅も青山付近と記していたが、実際は四ツ谷駅にほど近い家賃約16万円のワンルームのデザイナーズマンションだった。

スマホからは昏睡状態の女性数十人の動画が

 さらに、こんな裏の顔も。

「6月27日の夜、ホームパーティーで知り合った30代の女性会社員と食事をした丸田は、今回の手口と同様、白ワインに睡眠薬を混入し、自宅マンションに女性を連れ込んでわいせつな行為に及んでいます。この件で11月12日に逮捕され、余罪があることを仄めかしたため、今回の再逮捕に繋がった。押収したスマホからは昏睡状態の女性数十人の動画が見つかり、多数の余罪があると見られています」(前出・記者)

 丸田は警察の取り調べに対して、「今は話せません」などと容疑を否認している。

リクルートは就活サイトも運営

経歴など全て“自称”で利用できる“OB訪問アプリ”

 OB訪問アプリの危険性について、ITジャーナリスト・三上洋氏が解説する。

「このタイプのアプリは4、5種類あり、中でも今回の事件で使われたアプリは本人確認がなく、経歴など全て“自称”で利用できる。『相談にのります』『会いましょう』と、男性OBが女子大生を誘うケースが圧倒的に多いのが実情です」

 リクルートの広報担当者はこう答えた。

「被害に遭われた方には心から深くお詫び申しあげます。このような事態を二度と起こさぬよう社員教育の徹底などを行い再発防止に努めて参ります」

 アプリの中で〈就活は超重要な人生の一大イベントです〉などと記しながら、女子大生の人生を狂わせた丸田。12月3日、会社を懲戒解雇されている。


仕事もアパートも探せない コロナ禍、スマホ失った人々の悲鳴

2021年05月06日 14時52分56秒 | 社会・文化・政治・経済

5/6(木) 9:00配信

毎日新聞

スマートフォン無しでは新たな仕事を見つけることも、アパートを借りることもできない――。新型コロナウイルスの感染拡大が引き金となって仕事や住まいを失った人たちのこうした訴えが、生活困窮者の支援に取り組む団体に続々と寄せられている。いったい、何が起こっているのか。

「住居も連絡先も無い。自分は本当にこの世に存在するのだろうかと心細かった」。家賃の滞納がきっかけで、東京都足立区のネットカフェで3年ほど暮らしていた30代前半の女性は振り返る。

 ネットカフェ生活とほぼ時期を同じくして、料金の滞納によりスマホを使って通話できなくなった。Wi-Fi(ワイファイ、無線LAN)が使える場所ならば、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使って友人らと連絡が取れる。でも通話できないスマホは連絡先とならないため、日雇い派遣の仕事を見つけることもできず、働き先はもっぱら日払いの飲食店に。その日暮らしが続いた。

 ここ1年ほどはコロナ禍で飲食店で働くことも難しくなった。今年3月、思い切って生活保護を受けて生活を立て直すことを決心。一般社団法人「つくろい東京ファンド」(東京都中野区)からスマホの貸し出しを受け、ようやくアパート探しに取りかかれることになった。

 「何かにつまずいてスマホが使えなくなるとここまで大変なんだと思い知った。生活を安定させ、このスマホを早く返せるようにしたい」。女性はこう話した。

 豊島区在住の30代男性もスマホが使えなくなってつらい思いをした。派遣会社に登録し、上野にある会社の寮で暮らしていたが、コロナ禍で仕事が減り、昨年10月に寮を出ることとなった。ネットカフェで寝泊まりしていたが、収入が不安定になり貯金はみるみる減った。スマホの電子マネー機能を使ってコンビニでおにぎりなどを買う日々。「代金が膨らんで払えなくなり、スマホ(の利用)を止められた」という。

 男性は派遣の仕事を得ることができなくなり、12月ごろからは路上で夜を過ごさざるを得なくなった。夜は街中を歩き回り、昼に図書館などで寝る生活。年末、食事の提供や生活相談を通して生活困窮者の支援にあたる「年越し支援・コロナ被害相談村」に駆け込み、生活保護を利用して生活を立て直すことになった。

 「スマホを手放してはだめだと身に染みて感じた。いったん止められると、もう生活はどうにもならない」。実感を込めてそう語る。

   ◇

 「スマホ代が払えなくなって止まったら、人生詰み(なすすべが無い、の意味)」。つくろい東京ファンドの佐々木大志郎さんによると、スマホの貸し出しを受けた人からはこんな声が聞かれたという。「スマホが無いと仕事を得ることもアパートを借りることも難しくなる。社会生活が営めなくなることに等しい」と指摘する。

 スマホが使えなくなると生活苦に拍車がかかるのはどうしてか。生活保護の利用者に住居を案内することが多いという足立区の不動産業者の男性は「スマホが無いと物件を借りることができないのが実情。契約に保証会社や管理会社が介在し、連絡先を持たない人は拒絶される」と説明。スマホが身分証明書と同様に扱われている実態が浮かぶ。

 「相談村」実行委員会のまとめによると、年末年始に相談に訪れた人たち344人のうち、携帯電話を持っていないまたは使えない状態の人は3分の2近い65%に上った。住居が無い、またはあるかどうかが不明の状態という人も全体の半数に及んだ。

 いったんスマホが使えなくなると、自分の名義で新たなスマホを持つことすら難しくなる、との声もある。小椋修平・足立区議は、生活困窮者の支援に取り組んできた経験から「スマホは(一度止められると)どの社でも新たに契約できないことがほとんど。携帯電話大手は共通のブラックリストがあるのだろうか」といぶかる。

 自治体の福祉事務所は、スマホが使えない状態になった人々に対して一定期間、スマホを貸し出すべきだ――。「相談村」を含む複数の団体は近く、こうした内容の要望書を政府に提出する予定だ。「相談村」実行委員の棗一郎弁護士は「相談活動を通じて、スマホは仕事、住居など命をつなぐツールであることがよく分かった。生活困窮者に無償で貸与すべきだ」と訴える。【東海林智】

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林道に女子中学生の遺体 出頭の男性「死にきれなかった」 兵庫

2021年05月06日 13時22分25秒 | 事件・事故

5/6(木) 13:08配信

毎日新聞

6日午前3時45分ごろ、兵庫県丹波市氷上町新郷の林道で、県内の女子中学2年生(13)とみられる遺体を県警丹波署員が見つけた。同署は出頭した知人の無職男性(23)が「2人で自殺しようとしたが、死にきれなかった」と説明したことから、死体遺棄の疑いで事情を聴いている。

 5日、女子中学生が行方不明になっていると家族から届け出があり、県警が捜索中だった。6日午前3時5分ごろ、JR福知山線柏原(かいばら)駅前の交番に男性が軽乗用車で出頭。警察官が不在だったため備え付けの電話で署に「死のうとしたが死にきれなかった」と話した。捜査員が約10キロ北西の林道で、倒れている女子中学生を発見し、死亡を確認した。男性は県外在住で、女子中学生と「会員制交流サイト(SNS)を通じて知り合った」と説明しているという。

 遺体に目立った外傷はなく、現場に練炭が落ちていたことから、同署は男性が女子中学生と心中を図ったとみて調べている。【幸長由子】

 ◇不安や悩みの相談窓口

・児童相談所虐待対応ダイヤル

 189=年中無休、24時間。

・24時間子供SOSダイヤル

 0120-0-78310=年中無休、24時間。

・子どもの人権110番

 0120-007-110=平日午前8時半~午後5時15分、土曜・日曜・祝日・年末年始は休み。

・チャイルドライン

 0120-99-7777=午後4~9時(対象は18歳まで)、12月29日~1月3日は休み。

 https://childline.or.jp/

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競輪 3連単の史上最高配当ランキング

2021年05月06日 13時22分25秒 | 未来予測研究会の掲示板

【3連単】2019/08/06 最新情報 

順位

競輪場

払戻金

開催日

グレード

レース

組番

人気順

1

奈良

4,760,700円

2006/09/21

F2

10レース

8-4-5

498番人気

2

小田原

4,582,050円

2011/01/12

F1

2レース

6-7-9

494番人気

3

富山

4,495,120円

2003/09/07

F1

7レース

8-6-9

501番人気

4

立川

3,715,420円

2010/10/15

F2

5レース

8-9-4

478番人気

5

小田原

3,677,320円

2018/02/23

F2

10レース

4-8-2

487番人気

6

静岡

3,611,620円

2018/11/22

F2

6レース

6-2-3

495番人気

7

川崎

3,439,350円

2018/03/23

F2

9レース

8-6-5

498番人気

8

川崎

3,345,220円

2010/03/08

F2

4レース

4-3-1

479番人気

9

大宮

3,292,270円

2008/02/23

F2

6レース

6-7-4

503番人気

10

いわき平

3,221,920円

2014/02/19

F2

8レース

4-6-5

490番人気

11

いわき平

3,148,460円

2007/02/19

F2

8レース

4-7-6

498番人気

12

岐阜

3,089,320円

2005/08/05

F1

3レース

6-4-7

494番人気

13

松阪

3,055,500円

2006/09/22

F2

8レース

5-8-9

472番人気

14

平塚

3,011,950円

2003/11/01

F2

8レース

6-4-1

498番人気

15

立川

2,961,820円

2008/02/14

F2

10レース

6-5-3

503番人気

16

川崎

2,863,050円

2005/02/16

F2

5レース

9-4-8

452番人気

17

川崎

2,783,250円

2013/12/05

F2

10レース

6-1-8

477番人気

18

名古屋

2,760,670円

2008/11/23

F2

10レース

4-6-3

499番人気

19

青森

2,757,450円

2005/10/22

F2

7レース

5-8-6

496番人気

20

四日市

2,747,620円

2006/08/04

F1

3レース

8-9-6

493番人気

21

防府

2,726,320円

2010/09/29

F1

9レース

4-6-1

473番人気

22

宇都宮

2,693,670円

2019/06/08

F1

11レース

6-7-2

469番人気

23

小田原

2,692,500円

2012/07/28

F1

6レース

8-6-9

465番人気

24

前橋

2,631,000円

2010/08/29

F2

4レース

9-3-6

466番人気

25

豊橋

2,629,420円

2011/06/13

F1

6レース

7-8-4

503番人気

26

松戸

2,520,840円

2014/04/24

F1

4レース

6-3-8

501番人気

27

豊橋

2,494,950円

2012/03/23

F1

7レース

4-6-1

480番人気

28

四日市

2,489,500円

2012/08/03

F2

11レース

8-5-4

485番人気

29

熊本

2,483,100円

2006/01/03

F2

3レース

3-8-9

479番人気

30

大垣

2,459,770円

2012/06/11

F1

10レース

2-6-4

468番人気

31

高松

2,430,300円

2003/12/28

F1

2レース

3-4-6

469番人気

32

宇都宮

2,421,200円

2006/01/02

F2

9レース

8-5-4

502番人気

33

青森

2,386,720円

2005/07/11

F2

6レース

2-7-3

460番人気

34

立川

2,368,420円

2010/11/18

F1

12レース

6-5-2

493番人気

35

福井

2,340,220円

2003/04/12

F1

7レース

6-7-4

485番人気

36

一宮

2,328,070円

2010/02/25

F2

5レース

6-4-9

494番人気

37

青森

2,314,460円

2004/07/17

F1

5レース

7-8-4

492番人気

38

富山

2,284,920円

2018/07/03

F1

5レース

4-8-9

483番人気

39

松阪

2,279,100円

2009/05/28

F2

11レース

6-7-2

502番人気

40

熊本

2,263,420円

2009/10/01

F2

11レース

6-9-3

480番人気

41

立川

2,235,630円

2014/04/01

F1

4レース

9-8-6

462番人気

42

岸和田

2,212,140円

2004/09/10

F1

8レース

6-7-1

495番人気

43

岸和田

2,204,100円

2008/02/06

F2

4レース

1-7-6

500番人気

44

小田原

2,181,370円

2017/02/24

F2

6レース

3-8-6

476番人気

45

高知

2,162,320円

2012/11/03

F2

8レース

2-8-6

479番人気

46

静岡

2,134,910円

2003/08/11

F1

5レース

4-9-6

463番人気

47

福井

2,128,270円

2006/11/14

F2

10レース

6-5-4

430番人気

48

岐阜

2,105,220円

2004/03/02

F1

8レース

6-2-8

501番人気

49

大宮

2,084,400円

2007/08/03

F2

3レース

8-1-6

452番人気

50

宇都宮

2,047,720円

2005/09/11

F2

1レース

2-6-5

492番人気

 

 

 


平塚競輪で9億598万7400円の配当が最高!

2021年05月06日 13時22分25秒 | 未来予測研究会の掲示板

出た!4億7000万円馬券 JRA史上最高額

2019年2月24日 17時57分

 的中者は1人、払い戻しは百円の賭け金に対し4億7千万円。
24日の中央競馬で史上最高の払い戻しが記録された。
 新記録になったのは日本中央競馬会(JRA)が指定する5レースの勝ち馬をすべて当てる「WIN5(ウインファイブ)」というインターネット限定の馬券。

この日は2番人気→15番人気→12番人気→11番人気→5番人気と波乱の結果となった。
 WIN5の売上総額は6億7401万2900円だったが、5レースの勝ち馬をすべて当てたのはたったの1人だけ。
WIN5の払戻率は売り上げの7割。
4億7180万9030円が的中者に払い戻された。
従来の記録は2016年8月21日の4億2012万7890円だった。
 
WIN5の払戻の上限は6億円。
公営ギャンブルでは、2010年10月に平塚競輪でマークされた9億598万7400円の配当が最高だ。


国内最高の9億598万円、平塚競輪のチャリロトで公営競技史上最高額/神奈川
社会 | 神奈川新聞 | 2010年10月21日(木) 22:28

電光掲示板に掲示されたチャリロトの結果

平塚競輪場(平塚市久領堤)が導入している7レース連続で1着を当てる競輪くじ「チャリロト」で21日、公営競技史上最高の配当額が出た。同競輪場で同日行われたレースで記録。
的中は一口で払戻額は9億598万7400円となり、山口県の男性が”夢の車券”をつかんだ。

運営主体の平塚市によると、チャリロトは売上額減少に歯止めをかけようと、同競輪が2008年4月、全国の競輪場に先駆けて導入した。インターネットで1口200円で購入できる。コンピューターが自動的に発番する仕組みで、的中確率は約480万分の1。
最大12億円のチャンスがある国内史上最高額の競輪くじとして知られ、2008年6月からキャリーオーバー(繰り越し)が2年以上も続いていた。

同市の鍵和田政美副市長は「公営競技界の新しいドアが開いた。魅力ある配当が魅力ある競技につながり、ファンが増えれば」とコメントした。

 

 


「親孝行したいときに親はなし」

2021年05月06日 12時58分38秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▽いかなる試練があったとしても、目先のことに一喜一憂するのではなく、もっと長い尺度で物事を見ながら、信念の道を歩んでいく。

▽音楽は人の心を<感じる力>を育てる。

▽何のために-この目的観で人生は決まる。

▽運動不足で死亡リスクは増加する。

▽新しいことへの挑戦は脳の健康に大きな効果がある。

▽趣味や友人が増えるサロンなど<通いの場>は非常に有効だ。

人と人とのつながりが健康寿命の一助となる。

▽<いいものはいい>と胸を張って伝える。

▽親孝行こそ人生勝利の道

どんなに成績が優秀でも、人と衝突して、相手を困らせたり、自分や親をも苦しめてしまう生き方は、愚かである。

上手に家族や友人と調和して、仲良く楽しく、成長の道を歩んでいく。

<恩ある人>に報いようと努力し、前進する。

親に感謝し、恩返しできるような人生、青春時代を生き抜く。

▽「親孝行したいときに親はなし」

タイトルは親孝行について有名なことわざです。

子どものころや若いころには親に世話をしてもらうのが当たり前と思い親孝行したい気持ちが起きなかったりしますよね。

そこから結婚して、子どもができて、親の気持ちがわかってくると親孝行したくなるのですが、その頃には親は亡くなってしまい後悔するという意味が込められています。

 


逆境でこそ飛躍の好機だ

2021年05月06日 12時57分36秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

 

▼「用心」の重要性。

「用心」こそ、すさんだ社会にあって、身を守り、勝利していく肝要である。

▼さまざまな事故、事件が多発している世の中。

自ら丹念に、あらゆる想定を点検しなければならない。

▼病気だから不幸なのか。

決してそうではない。

病に負けて、希望を失ってしまうから不幸なのだ。

生きる価値や果たすべき使命を忘れてしむから不幸なのだ。

▼困難を乗り越える力は自分の中にある。

▼この一念「自分の壁」を破り乗り越えられたか。

人に勝以上に「自身の心」に勝ことは難しい。

▼相撲の極意は、「押して勝こと」といわれる。

人生もまた引いたり、横に変化したりという策に走らず、真っ向勝負でぶっかると開けるはず。

▽現状に満足しないこと。

さらに良くすることができるのではないか。

工夫と努力怠らない。

<もっと強くなりたい>とつねに上、つねに前を目指す。

▽困難に直面しても動じない自分に近づける。

何があっても負けない、強い自身を築く。

▽逆境でこそ飛躍の好機だ。

▽内なる魔と戦うこと自体が真の自由であり、戦い続ける人が偉大な境涯を築かる。

▽宿命は転換できる。

人は与えられた場所で全力を尽くさなければならない。

▽異なる主義に耳を傾け、学ぼうとする精神こそ、世界平和の基盤となる。

▽われわれは、新しい精神によってより高い理性を獲得しなければならない-シュバイツァーの言葉

▽中傷や憶測等、ネット上で悪意の投稿が急増。