民衆と民衆の交流による相互理解

2023年01月16日 19時56分47秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼人間の本性は、逆境に陥ったときにはじめてはっきり現れてくる―ヘルマン・ヘッセ

苦難に直面した時、不遇な立場に置かれた時、どのように振る舞うのか。

ただ環境を嘆き、愚痴をこぼし、くっさってしまうのか。

それとも、どこまでも変わらず、努力を貫くのか。

負けじ魂こそが、期待される。

▼心こそ大切である。

真心に対して、如何に真心で応じるのか。

例え挫折しても、人生は途中では決まらない。

励まし、支え合う人の心こそ、希望の源泉となる。

▼世界の平和を創出するには、民衆と民衆の交流による相互理解積み重ねいく以外にない。

そのためには、政治・経済の次元だけではなく、文化・教育の交流が絶対不可欠である。

 

 

 


利根輪太郎の競輪人間学 何で先行するの?!

2023年01月16日 12時06分22秒 | 未来予測研究会の掲示板

FⅡ 取手競輪 オッズパーク杯

初日(1月16日)

9レース

並び予想 4-1-6 2-5 7-3

レース評

伊早坂が地元の意地を見せて主導権取り。番手の太田との一騎打ちに持ち込む。ただ、底力ある門脇や踏み合いなら愛知勢も。

 

2-7(3.8倍)

5-7 7,710円(25番人気)

5-7-1 4万1,750円(116番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 5 太田 真一   12.6   番手有利に
× 2 7 門脇 翼 1/2車輪 12.5   3番手取り
3 1 鳥越 靖弘 1/2車輪 12.1     4角内突き
4 3 三澤 康人 1/4車輪 12.4   S 離れ追上げ
5 2 伊早坂 駿一 1/2車輪 12.8   B 先行末甘く
6 4 水谷 将司 1車身 12.4     後方になり
  7 6 陶器 一馬 大差 14.5     ドン尻では

 

並び予想

10レース

レース評 7-4-1 6-2 5-4

ライン3車のアドバンテージがある高谷が逃げてペース駆けに持ち込む。佐藤−阿部で続き本線。山本次第では金田の大阪勢も

1番人気 4-7(3・4倍)

結果 

4-1 1,580円(3番人気)
 
4-1-7 2,730円(7番人気)
 



選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 4 佐藤 佑一   12.8 S 番手交わし
2 1 阿部 英光 1/8車輪 12.6   直線中割り
3 7 高谷 敏史 1/2車輪 12.9   B ペース粘も
  4 6 川上 真吾 3/4車身 12.6     フタされて
5 5 山本 隼人 微差 12.7     最後外膨れ
× 6 3 金田 健一郎 1車輪 12.7     山本隼離れ
7 2 亀井 雅斗 1/4車輪 12.6     川上真共倒

 

11レース

並び予想 5-1-4 2-7 6-3

レース評

土田−山崎−根本と並ぶ地元3車が総合力で他をリード。本線での決着を信頼したが、ムラも高橋と佐々木の東北セットは怖い

 

1番人気1-4(1・5倍)

 結果

1-4 1,000円(3番人気)

1-4-3 9,190円(15番人気)

 

  

 

 


日蓮はなぜ法華経を絶対視したのか?

2023年01月16日 11時57分24秒 | 社会・文化・政治・経済

仏教経典は、八万法蔵と呼ばれるほど、膨大な量におよぶ。

中国では、インドから伝わったこれらの経典を分析・比較し、それぞれの経典の目的を明らかにして、すべての経典の序列を体系化しようと試みます。

中国の智顗(538-597天台大師)は、それまでの研究成果を踏まえ、法華経を唯一最上の教えとして仏教全体を体系化した。

その後、この解釈は広く受け入れられ、日本でも最澄(767-822伝教大師)によって引き継がれてた。

日蓮は、この天台と伝教の正統な継承者を自任しているが、他の教え・経典と比べて法華経の卓越性を2点、挙げている。

1点は、法華経だけが万人の成仏を説いたことだ。もう1点は、法華経だけが、仏は久遠の昔からこの娑婆世界において万人の成仏を説き続けてきたと明かしたことだ。

また、法華経以外の経典では、女性や小乗などは、成仏できないとした。

だが、法華経は教理上からも、その差別を打ち破り、万人を平等に成仏できるとした。

本当は、人間のみならず、万物の成仏、万物の平等を説いたのである。

さらに日蓮は、阿弥陀仏は娑婆世界の仏ではない、と批判した。

娑婆世界の我々を仏にしようとした師匠の教主釈尊を捨てて、異世界の仏を信仰するのは不知恩であり、法華経では地獄に堕ちると説かれていると日蓮は痛烈に批判した。

しかも、娑婆世界を離れ、異世界の仏を渇仰するから、浄土教の教主たちは自殺するのだ、と過去の記録をもとに弾劾した。


日本仏教の社会倫理: 正法を生きる

2023年01月16日 11時23分13秒 | 社会・文化・政治・経済
 
島薗 進  (著)
 
仏教には本来、社会倫理的な実践が大きな要素として備わっていた。
近代的な宗教観のもとで見落とされがちだった、そうした倫理性・社会性の側面が、現代社会の中で再び顕わになりつつある。
本書は、サッダルマ(正法)を世に現す生き方の系譜に着目しながら、日本仏教の実践思想を捉え直し、宗派主義の枠を超えた新しい日本仏教史像を提示する試みである。
 
島薗 進(しまぞの すすむ、1948年12月10日[1] - )は、日本宗教学者
大正大学地域構想研究所客員教授。グリーフケア研究所客員所員。東京大学名誉教授。上智大学神学部特任教授。日本宗教学会元会長、宗教学、近代日本宗教史、生死学。グリーフケア研究所元所長。世界平和アピール七人委員会委員。
 
東京都出身。父方の祖父は東京大学医学部教授等を務めた島薗順次郎
母方の祖父は衛生学者田宮猛雄
父方の伯母・正子は地球物理学者随筆家坪井忠二に嫁ぎ、坪井忠二・正子夫妻の娘すなわち進の従姉は安川第五郎の四男で医師幾島明に嫁いでいる
 
鎌倉時代にかけて、社会の混乱とともぃ末法思想が広がると、正法を否定する浄土系新仏教を軸にした宗派仏教が伸長した。
しかし、それに対抗した正法復興運動も起こった。
その中心が法華経を重視した日蓮である。
 
 
 
法華経を教義の哲学的・文献的研究の対象として理解に努めたうえで、「諸経の王」として、その正法を国是とする考えに与しようとするのも、浄土教・真言系の立場に立ち、あえて法華経にこだわらず、思想
信条は個人の自由であると、かつ国是にも立ち入らないのも、わたしは自由だと考える。

わたし自身は個人的に、後者に臨床的額を感じている次第であるが、これに対し、既に異論・反論・批判は聞こえてきそうな気はする。

が、少なくとも宗派の対立に入り込まず、二元論や一元論に偏らない ”win-winのgolden mean”の立ち位置を言語技術で説明しきりたいものだとつねづね考えるわたしに、本書は予想に違わず、実に素晴らし
い本だった。

日蓮の手になる書か否かが不明なのはさておき、『三大秘法抄』がある新宗教の根底の思想書であることを知ったのも大変興味深かった。

日本は、依然として結果論的に、国教がないのが幸なのか不幸なのか、でも、海外のテーブルで、まれに宗教の話が話題になる時、無宗教と答えるのは、ある意味で危険だから、仏教徒だと答えることにしてい
たが、仏教徒だという以上、仏教を知らないのはいかにも拙いと考え、にわか勉強をはじめた。
まだまだとても仏教を学習したとは言い難いが、本書は、総合的、俯瞰的な立ち位置から、平易に仏教を広く解説
していて、大変ありがたかった。
 
 
 
 
 
 
 
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(岩波現代文庫 学術 453) ペーパーバック – 2022/9/20

 

生き抜く勇気!

2023年01月16日 10時11分39秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼関東大震災から100年、阪神・淡路大震災から28年。

災害現場で光彩を放つのは、「信頼」という強い絆で結ばれた人間の連帯。

▼生き抜く勇気!これこそ、あらゆる苦難にもかかわらず、人間が厳然と存在する根源の力だ。

▼災害は「価値ある人生」の意味を問い、自らの試練に立ち向かう契機ともなる。

▼政治、教育界も、科学界も、すべて青年を味方にしないで勝利はない。

▼危機の時代において、人と人の絆を強め、社会の安穏と繁栄、自他共の幸福を実現することが期待されている。

▼子育て応援トータルプランは、「将来設計を考えている若い世代の心配や不安に対応した、心に響くものになっている」日本大学の末冨芳(かおり)教授と評価している。


宗教の役割

2023年01月16日 09時19分48秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼勇気には「使命も、努力も、建設も、開拓」も含まれる。

▼女性に豊かな教育を与えることが一つの家庭を変え、やがて世界全体を変える大きな力になる。

▼自分が<これでいいい>と思い込むと、別の立場や少数派の人の気持ちが理解しずらくなる場合がある。

その時、思いやりと開かれた心を持てば、他者の安心も自分の関心事になる。

そこから自他共の幸福が築かれる。

▼厳密な意味で脇役などない―ゲーテ

▼「つながりの希薄化」のなかで、生きる意味を示す宗教の役割がある。

「信仰は人間をどうように強くするか」を考える機会となった。

▼閉塞感が蔓延し、誰もが不安や不遇感を抱えて生きている。

だからこそ、「あすこへ行けば安心できる」と感じられる場が必要だ。

▼宗教には、人々をつなぎ合せ統合する力がある。

宗教は、人々に善悪の基準や倫理観を与える。

また、人々に意味や価値、使命感を与える。

▼これらの宗教の役割は、近代以前に顕著で、人類の文化が育まれてきた。

だが、近代以降には、医療、福祉、政治などの専門化が進み、宗教が担ってきた役割が分散した。

唯一、代替え不可能だったのが「死の問題」だ。

死に直面したとき、その意味を見いだしたり、苦しみを和らげたり、死後について思いを巡らせるとき、今なお宗教の重要な役割となっている。