GⅢ 豊橋競輪 開場73周年記念ちぎり賞争奪戦
初日(1月26日)
利根輪太郎は<1番人気では勝負しない>を貫くことにしていたのに、5レースでは1番人気を買ってしまう。
完全な記入ミスだったのだ。
1レース 9-1-3 2万5,320円(91番人気)
2レース 3-4-1 3万6,990円(100番人気)
3レース 7-2-5 1万6,410円(44番人気)
4レース 2-8-9 1万2,630円(38番人気)
5レース?
3レースの結果は7-2なのに、ノートでは9-2と間違って記入されていた。
このために、出目作戦として9-2の下がり目の9-1で勝負してしまう。
しかも、1レースが9-1。同じ目が2度出ることもあるので、5レースは本命の9-1で間違いない、競輪仲間たちに、「9-1で勝負!」と強気の発言をしてしまう。
5レース
並び予想 1-9-4 2-7-5 8-3-6
レース評
パワフルな上田に乗って小川が差し脚を発揮。九州ワンツーを狙ったが、新田も同県の好目標を得たここはチャンスだ。
1番人気 9-1(3・4倍)
結果
7-3 5,940円(17番人気)
7-3-5 2万1,940円(63番人気)
予 想 |
着 順 |
車 番 |
選手名 | 着差 | 上り | 決ま り手 |
S / B |
勝敗因 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
× | 1 | 7 | 新田 康仁 | 12.8 | 差 | 斉木を利し | ||
注 | 2 | 3 | 掛水 泰範 | 1/2車輪 | 12.3 | 差 | 自ら踏上げ | |
▲ | 3 | 5 | 佐々木 龍 | 1車輪 | 12.8 | 3番手巧追 | ||
◎ | 4 | 9 | 小川 勇介 | 1/4車輪 | 12.5 | 前不発突込 | ||
△ | 5 | 2 | 齋木 翔多 | 1車身 | 13.1 | B | 鐘逃げ貢献 | |
6 | 4 | 上吹越 直樹 | 1/2車輪 | 12.5 | 絡まれ死守 | |||
7 | 6 | 上田 学 | 1車身 | 12.5 | 前に続けず | |||
8 | 8 | 城戸 俊潔 | 2車身 | 12.7 | 叩かれ後方 | |||
○ | 9 | 1 | 上田 尭弥 | 1/2車身 | 13.1 | 突っ張られ |
戦い終わって
齋木翔多の先行で番手回りの新田康仁が差差し切り。「牽制は入ったけど、初手は中団と決めていて並びは理想的だった。上田尭弥君は誘導を追っていたのもあり、仕掛けて来ても自分の後ろで止まった。あとはラインで決めようと思ったが、齋木君が失速した感じで。外も見えていたから残せなかった。4コーナーでは後ろの佐々木龍君と決める意識で彼のコースも作って。1着だけどラインで決めたかった。9車の方がやっぱり走りやすい。大きい事は言えないから1戦1戦」。
目標の城戸俊潔と後方に置かれた掛水泰範だが、自ら踏んで2着に。「車番が悪く後ろ攻めになるなと。任せて付いていくだけだったが、中団が取れていたら城戸君が捲れていたかな。申し訳なかったが、少しでも前に行こうと踏ませてもらった。オーバーワークなのか新車の影響か重かった。前の方が良かった感じ。自転車は触らずに疲れを取って」。
新田マークの佐々木が3着。「前の2人を信頼して付いていた。自分は3番手でできる事をと。でも3コーナーで掛水さんが来て気になり状況判断ができず。内から来られたりで迷惑をかけた。脚は変わりない」。