日本にカジノは必要ですか?

2018年06月27日 16時06分23秒 | 社会・文化・政治・経済
nao********さん
2015/2/1010:05:10

私は長年パチンコ店に勤めています。
そのお客様たちの様子を見てて、カジノができたら、とんでもないことになると思うんです。

サービス業の一種ですが、お 客様と店員店主とは対等ではありません。
ギャンブルですから、お客様に負けていただいて初めて利益となります。

・年金が入ってから毎日来て、次の年金が入る前になるとパタリと来なくなる。
・負けて腹をたて、店員にどなりちらかす、殴る、店のものを壊す。
・全財産がつきたのか、店の立体駐車場から飛び降り。
・中には、泣きわめいて泣き崩れてお金を返してください!って必死に土下座する人もいました。

ざっとギャンブルが度を越えるとどうなるかを述べました。

日本は自殺大国といわれ年に何万人も命を絶っています。

それが、カジノができたら、って考えると、、、

カジノもギャンブルです。
掛ける額は少なかれど、勝つ額が大きいのがカジノの良いところかもしれません。
ですが、ギャンブルは誰かが負けて初めて利益になるんです。
競馬しかり競輪しかり競艇しかり。(スポンサーはついていますが)

一回の負ける額が少なくても隣で億万長者が出たならまた掛けますよね?

日本人は意志、意思が弱いです。
だから、自殺するんです。

正直言って、今の日本は、カジノ云々やること片付けないといけないことが山積みだと思われます。
それが、カジノができ、そしてさらに、そのカジノで新たなる多くの問題が出てくる。
それを、かたづけられる、日本だとは思いません。

パチンコとカジノが全く一緒ではありませんが、少なくともギャンブルをしている、知っている人は、ハマる可能性が高いことが問題です。

これ以上日本の名が汚れるのはのぞんでないです。

質問にもどります。

反対、賛成どちらでもかまいません。
ない知恵を絞って意見しました。
理由もかねて回答お願いいたします。

ヒューマニティーズの復興を目指して

2018年06月27日 15時37分09秒 | 社会・文化・政治・経済
人間学への招待

山岡 政紀 編著
伊藤 貴雄 編著
蝶名林 亮 編著

人間とは何か。
様々な分野の専門家がこの問いに挑む!
人間の本質は知性?
自我意識?
創造力?
それとも「遊び」や「苦しみ」?
内容説明
文学や哲学、心理学、言語学、人類学など多様な分野で研究に従事する執筆者たちが、それぞれの専門領域の知見や研究成果を活かして、文学部の価値やそこで学ぶことの意義を多角的に明らかにしていく。
宮本輝や佐藤優など著名作家による講演四編も収録。
「役に立つ大学とは」
<何のため>を突きつめれば。
全ての学問の根底には人間学が必要である。
そして人間学の探究は人類の幸福や社会の繁栄に価値を必ず生むと考える。
本書の視座が哲学や歴史学だけでなく文化人類学、メディア論、社会福祉論と多岐に及ぶ。
「脳死臓器移植」の問題こそ、生命の尊厳の探究なしに語れない問題だ。
「発想し、対話し、研磨し」という知の格闘を通じ、人間学を目指す。
本書は、この壮大な知的営為の一里塚。
「人間学」の探究には対話の積み重ねが不可欠。
本書は簡単に答えの出ない問題ばかりを提起している。
「多くの方と共有できたらうれしいです」と編著者の山岡政紀さん(創価大学教授)

目次
まえがき

イントロダクション──人間とは何か?[山岡政紀・伊藤貴雄・蝶名林亮]

第Ⅰ部 Explore Humanity 学問によって、どこまで人間らしさを追究できるのか?

第1章 生命への配慮とはどういうことか──脳死臓器移植問題を通して[山岡政紀]
第2章 伝統芸能が教える人間の真実とは──中世日本における「悲しみ」と「笑い」のかたち[坂井孝一]
第3章 人間とメディアとのかかわりを考えよう!──ゲームの社会心理的研究を中心に[渋谷明子]
第4章 これからの社会福祉に必要な理念とは[西川ハンナ]

第Ⅱ部 Think Globally 外国語ができれば、グローバル時代に対応できるのか?

第5章 コスモポリタニズムとは何か[伊藤貴雄]
第6章 いま、歴史を学ぶこと、日本史を学ぶことを考える[季武嘉也]
第7章 いま世界の言語は──消滅危機言語・ベルベル語の復権[石原忠佳]
第8章 “グローバルな視点”から考えるとはどういう意味か──社会理論・日本研究からの考察[アネメッテ・フィスカーネルセン]

第Ⅲ部 Act Locally 文系の理論は、実践に役立たないのか?

第9章 哲学は社会に何を提供できるのか[蝶名林亮]
第10章 文学作品を愉しむための2つの視点──異化、他者化[寒河江光徳]
第11章 文化人類学と社会貢献──フィールド調査の経験を通じて[井上大介]
第12章 これからの社会に必要な支え合いとは──開かれた関係構築への試み[岩川幸治]

第Ⅳ部 Special Lectures 新たな人間復興へ向けて

第13章 文学を生む力[宮本 輝]
第14章 ゲーテと現代[森 淑仁]
第15章 時代の先駆者たれ──広岡浅子の生涯を通して[古川智映子]
第16章 地球時代の人間学──宗教的人間主義をめぐって[佐藤 優]

あとがき
執筆者略歴

人間の賢さとは何か

2018年06月27日 15時13分39秒 | 社会・文化・政治・経済
知性は頼りない。
それでも偉大な業績をあげる。
ならば人間の賢さとは何か。
常識を覆す視点から、知性の再定義を試みる。
現代社会は複雑で、どんな成果も一人では達成できない。
言い換えれば、全ての業績は<集団>から生まれることを示している。
つまり、真の知性とは、<頭の良さ>以上に多様な個性を生かし、他人の意見を傾聴し、そこから学ぶ姿勢かもしれない。

イグノランス: 無知こそ科学の原動力

2018年06月27日 14時58分40秒 | 社会・文化・政治・経済
単行本
ステュアート ファイアスタイン (著), Stuart Firestein (原著), 佐倉 統 (翻訳), 小田 文子 (翻訳)

商品の説明
目次
主要目次:イグノランス概論/発見/限界,不確定性,不可能性,その他もろもろ/予測不可能/未知の領域の特性/未知との遭遇/さまざまな事例/まとめ
日本語版特別付録:対談「無知こそ科学の原動力」茂木健一郎×佐倉 統

内容説明
訳者のことばから:科学の神髄はすでにわかっていることではなく,まだわかっていないこと,未知のことにこそある-この本の主張をひとことで言えばこういうことになるだろう.
本書のキーワードは「イグノランス」未知や無知といった意味である.
このキーワードを軸に,そもそも科学とはどのような営みなのか,なぜイグノランスが大事なのか,今までこの概念はどのように扱われてきたのか,そして今の科学者たちは実際に研究を進める際にイグノランスとどのように接しているのか.
これらについて,談論風発,科学の事例にとどまらず,演劇はもちろん文学や音楽までも引き合いに出しながら,ときに風刺や皮肉も込めて,楽しく,深く,話は進んでいく.

ファイアスタイン,ステュアート
コロンビア大学の生物学部長で、神経科学を教えている。
哺乳類がにおいを感じる嗅覚の謎について研究しており、科学雑誌や専門雑誌に100編以上の論文を発表してきた。一般の人々が科学に接する機会を増やすことにも熱心で、アルフレッド・P・スローン財団の「一般社会の科学理解」プログラムのアドバイザーを務めている。
研究活動と教育活動は高く評価されおり、2011年、コロンビア大学の特別優秀教授に授与されるレンフェスト賞(Lenfest Distinguished Columbia Faculty Award)を受賞し、全米科学振興協会(AAAS)のフェローにも選ばれた

佐倉/統
東京大学大学院情報学環教授。博士(理学)。
1960年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程で霊長類学を修め、三菱化成生命科学研究所博士研究員として環境倫理学を研究。現在は、科学史、科学技術社会論、サイエンスコミュニケーションを研究

小田/文子
1954年生まれ。1979年東京大学大学院農学系研究科農芸化学専攻修士課程修了。農学修士。現在、フリーランスの翻訳者として、医薬・バイオサイエンス分野の英日翻訳を手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

知ってるつもり――無知の科学

2018年06月27日 14時43分31秒 | 社会・文化・政治・経済
単行本 2018/4/4

スティーブン スローマン (著), フィリップ ファーンバック (著) 土方 奈美 (翻訳)

●自転車や水洗トイレの仕組みを説明できると思いこむ。
●インターネット検索しただけで、わかった気になりがち。
●極端な政治思想の持ち主ほど、政策の中身を理解していない。
●多くの学生は文章を正しく読めていないが、そのことに気づいていない。

人はなぜ、自らの理解度を過大評価してしまうのか?
それにもかかわらず、私たちが高度な文明社会を営めるのはなぜか?

気鋭の認知科学者コンビが行動経済学から人工知能まで各分野の研究成果を総動員して、
人間の「知ってるつもり」の正体と、知性の本質に挑む。
思考停止したくないすべての人必読のノンフィクション。
<自分は物事を分かっている>と、自身の理解度を課題評価しがちなのだ。
理解したと錯覚するものが、社会問題や経済政策ならば事態は深刻だ。
いかに自らの無知を自覚できるかが鍵だ。

出版社からのコメント
ツイッター、上司、公文書改ざん。この本を編集してから、世の中のいたるところに「知ってるつもり」を見つけてしまう毎日を送っています
。まずは読んでみてください。(担当編集者)
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認知科学(英語:cognitive science)は、情報処理の観点から知的システムと知能の性質を理解しようとする研究分野。
認知科学は以下に挙げる諸学問の学際領域である。

心理学 - 認知心理学 - 進化心理学 - 文化心理学
人工知能 - ニューラルネット - コネクショニズム - 計算機科学
言語学 - 心理言語学 - 生成文法 - 認知言語学
人類学 - 認知人類学 - 認知考古学
神経科学 - 認知神経科学 - 脳科学
哲学 - 心の哲学 - 認識論

登下校防犯ポータルサイト

2018年06月27日 14時24分56秒 | 社会・文化・政治・経済
通学路の点検要請 新潟の事件受け政府が対策

社会2018/6/22 11:59日本経済新聞

政府は22日、新潟市の小2女児殺害事件を受けて検討していた通学路の安全対策を「登下校防犯プラン」としてまとめた。9月末までに全国の小学校で通学路を緊急点検し、必要に応じて国が防犯カメラの整備を支援することなどを盛り込んだ。

 プランは子供の犯罪被害が午後3~6時の下校時間帯に集中する一方、防犯ボランティアの高齢化などで「見守りの空白地帯」が生じていると指摘。学校や警察、保護者などが連携し、防犯の観点から通学路を点検するよう求めた。

 このほか不審者情報をよりきめ細かく発信することや、運送業者にドライブレコーダーの搭載を呼びかけることなどを列挙。国が登下校時の防犯対策に特化したポータルサイトを立ち上げることも明記した。

 同日午前の関係閣僚会議で菅義偉官房長官は「地域の実情に応じ、最も効果が上がる方法で対策を実施するようお願いする」などと述べた。
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通学路の「死角」緊急点検へ=新潟女児事件受け対策-防犯カメラ設置 ...
時事ドットコム >
2018年6月22日 - 内閣府のホームページに、「登下校防犯ポータルサイト」を新設。
子どもたちが校門を通過すると保護者にメールで通知するICタグや、スクールバスの活用など、全国の好事例を紹介し、地域や学校の実情に応じた取り組みを推進する。
東京都の安全安心まちづくり対策や防犯ボランティア団体情報の共有と応援サイト。
街頭防犯パトロール活動
児童の登下校時における警戒活動; 街頭におけるキャンペーン活動
違法なビラやチラシ等を撤去する環境浄化活動
紙芝居等による安全教育...etc ...
政府は、登下校時の子どもの安全確保に関する関係閣僚会議を首相官邸で開催し、「登下校防犯プラン」を決定した。全国の小学校の通学路に死角がないか緊急点検することが柱。
新潟市で先月起きた小学2年の女児殺害事件を受け、 ...

登下校時には不審者に注意してください
登下校時には不審者に十分注意をしてください。
小学校の時に使っていた防犯ブザーを持つ、できるだけ複数で登下校する、 エレベーターに乗るときは特に注意する、家の中に入るまで安心しないなど、引き続き被害防止に ...




睡眠不足は乗務禁止 トラックやバス

2018年06月27日 12時36分15秒 | 社会・文化・政治・経済
6月から義務化
伊藤嘉孝
2018年5月14日05時04分 朝日新聞

睡眠が関係しているとみられるバスやトラックの事故
トラックやバスの運転手は6月から、乗務前に必ず睡眠状態のチェックを受け、不足の場合は乗務できなくなる。輸送業界は人手不足が深刻で、運転手が過酷な勤務を強いられ睡眠不足による事故も目立つことから、国土交通省が事業者への義務化を決めた。
貨物自動車運送事業法などに基づく省令を改め、事業者がドライバーを乗務させてはならない項目に「睡眠不足」を新たに盛り込む。「疾病」や「疲労」などはあったが、睡眠不足は明記されていなかった。
事業者は、乗務前に運転手の健康状態や飲酒の有無などを確認する「点呼」の際に睡眠が十分かを確認することが義務となる。睡眠時間には個人差があるため具体的な時間についての基準は定められていないが、睡眠不足のまま乗務を許可したと認定されれば運行停止など行政処分の対象となるため、事業者は厳しい対応を求められる。具体的には、運転手と対面などでやり取りし、睡眠不足による集中力低下など安全に支障がでる状態にないか丁寧に確認して結果を記録として残さなければならない。
ドライバー側に対しても、睡眠不足についての正直な申告を義務化する。


重大事故は年間、5000件を超えている。
1日平均睡眠時間は5時間未満が約25%。

敢闘会の会員宅を訪問

2018年06月27日 12時21分01秒 | 日記・断片
寺川さんと午前10時30分、待ち合わせをして敢闘会のお知らせを持って会員宅を訪問した。
昨日から強風であり、時折天気雨。
利根川大橋を渡り小堀(おおほり)地区へ向かう。
仕事でいないと思っていた赤峯さんがいた。
立ち話をしていたところへ保険会社の人が来た。
お孫さんの車が加わり、駐車場に2台の車が停車していた。
「孫の車は、田舎から送ってきたんだ」と赤峯さんが言う。
その後、井上さん宅へ向かう。
娘さんが出て来て「庭にいると思います」と言う。
庭はとても広く木立が多いので、「井上さん」と寺田さんが声をかける。
「居なければ、畑の方へ行っていると思います」と娘さんが言うので、その畑を
探しに行く。
赤峯さんも畑をやっているので、彼に聞いてみればよかった。
小堀地区内をぐるぐる回ってみた。
どこもここも長閑な風景である。
家庭菜園をやっている人が居たので聞くが「どこの井上さんかな、4軒もあるので」とご婦人が帽子を手にして言う。
寺川さんは、「一度、井上さんの姿を畑でみたことある」というが、記憶は定かではなかった。
この後、石田さん宅へ、奥さんが出てきて「居るはですが」と物置を覗くが中にはいない。
探すと大きな物置きと生垣の間で草刈りをしていた。
「手が汚れているので、案内はポストへでも入れて置いてください」と石田さんが言うので、奥さんに案内を手渡す。
この後、台宿地区へ向かう。
鈴木さんは、今回も留守だった。
1年以上顔を見ていない。
この後、3軒訪問したが、みなさん留守だっいた。
石川さんは「敢闘会」やめたいと言うが、お知らせをポストに入れて置いた。
気持ちが変わることもあるだろう。
やめたい理由は、奥さんの介護もあるためだろうか?

会員は30名以上いるが、会合に参加するのは20名前後。
要介護となり出て来られなくなった方や病気の方、趣味の方を優先する方もいる。
支部敢闘会、本部敢闘会を交互で開いていく予定だ。
セミナー形式で外部から講師を招くことも検討されている。

沖縄戦 死者は1日あたり千人以上

2018年06月26日 12時43分42秒 | 社会・文化・政治・経済
1944年10月10日、沖縄戦の前哨戦 として10.10空襲があった。
この空襲で旧那覇市街の90%が焼失する。旧那覇市内の養蚕試験場にあった司令部も焼け 、首里城の地下に司令部壕が掘られる事になる。
その壕を掘ったのが学徒達であった。
米軍の上陸地点からこの首里城の司令部までの首里以北を中部戦線と呼び、司令部が首里陥落を目前に 南部に撤退したため、多くの住民が戦闘に巻き込まれてしまった、首里以南の戦いを南部戦線と呼んでいる。
ひめゆりの悲劇もこの南部地域で起きた。
ひめゆり学徒は何度も映画化され有名なためこの南部地域こそが沖縄戦の主戦場であったと思われている ことが多い。
しかし南部戦線は米軍にとっては敗残兵狩りに等しい戦いであり、 米軍の上陸地点から首里城までの中部地域こそが日米が死力を尽くして戦った沖縄戦の主戦場である。
米軍は上陸地点である北谷から首里城までの10キロを進むのに50日間かかっている。
沖縄守備軍は この間10万人の内7万4千人(主戦力のほぼ7割)の兵力を失っている。
日本兵の死者は1日あたり千人以上にもなる、太平洋戦争もっとも激しい戦いといわれるゆえんである。
使用された銃弾・砲弾の数は、連合国軍側だけで2,716,691発。
このほか、砲弾60,018発と手榴弾392,304発、ロケット弾20,359発、機関銃弾3,000万発弱が発射された。
地形が変わるほどの激しい艦砲射撃が行われたため、「鉄の暴風(英: Typhoon of Steel)」などと表現される。
残された不発弾は、70年を経た2015年でも23トンにものぼり、陸上自衛隊などによる処理が続く。
1トン爆弾も本土復帰の1972年以降だけでも6件見つかっている。
沖縄での両軍及び民間人を合わせた地上戦中の戦没者は20万人とされる。
その内訳は、沖縄県生活福祉部援護課の1976年3月発表によると、日本側の死者・行方不明者は188,136人で、沖縄県外出身の正規兵が65,908人、沖縄出身者が122,228人。
そのうち94,000人が民間人である日本側の負傷者数は不明。
アメリカ軍側の死者・行方不明者は20,195人、戦傷者 55,162人。
イギリス軍の死者85人で、アメリカ軍戦闘外傷病者は26,211人であった。







ありったけの地獄を集めた沖縄戦

2018年06月26日 11時53分16秒 | 社会・文化・政治・経済
“ありったけの地獄集めた”沖縄戦とは 坂東太郎・早稲田塾講師の時事用語

米軍の戦史に「ありったけの地獄を集めた」 と刻まれた沖縄戦は、日米合わせて20万人以上が亡くなり、沖縄県民の死者数も約12万人以上と推計されています。
1945年3月末から始まり、6月23日に事実上の戦闘が終わりました。
天皇陛下も皇太子時代に「記憶しなければならない日」として挙げた4つのうちの一つを「沖縄の戦いの終結の日」としています。
「70年前の今日」という節目で改めて振り返ってみます。

日本で唯一の地上戦?
沖縄戦のことをよく「日本で唯一の地上戦」と言いますが、それは現在の日本国の領土に限ってのことです。
だとしても、硫黄島の戦いがあるので正しい表記とは言えません。
民間人に多数の死者が出たのは作戦上のさまざまな錯誤があったからと思われます。
神社や寺、琉球王国の象徴であった首里城守礼門など8つの国宝が焼失、焼損しました。

 慶良間(けらま)諸島への米軍上陸に始まり、4月1日からは沖縄本島へと展開、激闘の末、首里(那覇市)から司令部が移った摩文仁(まぶに、糸満市)の陣営が陥落したのが6月20日。米陸軍と海兵隊を相手に激闘を繰り広げた沖縄の主力である第三二軍の最高司令官であった牛島満(うしじま・みつる)中将が自決したのが23日とされています(※)。
この日を沖縄県は「慰霊の日」と定めました。

本土決戦を遅らせるための持久戦
 1945年、前年のレイテ沖海戦の勝利でフィリピン奪還のめどが立った米軍は、次に日本本土空爆拠点や船舶の寄港地、および九州上陸作戦への展開などを総合的に勘案し、至近の台湾を飛ばして沖縄に着目しました。
現在でもそうであるように沖縄は東シナ海における要衝で日本軍の飛行場もあったので、それをわがものにしようという計画でした。

 一方、日本の最高統帥機関である大本営は次が台湾か沖縄かで悩み、台湾の可能性を見越して第三二軍から兵力の一部を回しました。
このあたりから第三二軍と大本営のコミュニケーション・ギャップが生じ、沖縄戦全体を覆うようになります。

 第三二軍は44年半ばごろから首里を中心とした南部で、固いサンゴ礁の土地柄を生かした堅牢な地下陣地を張り巡らして米軍来襲に備えました。
目的は本土決戦を少しでも遅らせる持久戦です。
大本営は米艦隊の接近もしくは米軍上陸の際に、航空戦力で大打撃を与え戦意を喪失させる「天号作戦」を準備していました。
ところが沖縄戦に先立って米軍が仕掛けてきた九州沖航空戦で、海軍機が大幅に摩耗するなどの誤算があり、また大本営が航空戦の戦果を過大視したのもあって、4月1日の本島上陸に間に合わず、ほぼ無血のまま上陸を許しました。
第三二軍は来るはずの友軍大編隊が現れず、不可解な思いを抱いたまま当初の予定通り地下陣地を中心とする守りを固め待ち構えます。
その結果、中北部にある北飛行場(読谷村)と中飛行場(嘉手納市)の守りが手薄になり、あっという間に敵の手に落ちてしまいました。
ちなみに後者が現在の米軍嘉手納飛行場です。

 大本営は慌てました。「天号作戦」は航空兵力による作戦なのに、飛行場をあっさり奪われたのではたまりません。そこで第三二軍にしきりと「攻勢に出よ」と督促します。しかし、そうしたら肝心の陣地守備がままなりません。
結局、すでに分断されてしまった北部の攻勢は行ったものの、かなりの兵力を失ったに過ぎず、以後押し寄せる米兵と海からの猛烈な艦砲射撃と空爆に耐えながら、陣地を死守する方針に一本化されます。

 4月5日ごろから陸戦が始まりました。米陸軍を率いるバックナー中将があくまで正面突破にこだわったため、地下通路を自在に往来し、ゲリラ戦のような戦いを挑んでくる日本軍に何度も手痛い思いをさせられました。また砲兵が、太平洋戦争の島をめぐる戦いの中ではかなり充実していたのも米軍の心胆を寒からしめた要因です。

 艦砲射撃で援護し、物資を輸送する米海軍は、九州や台湾から発する日本の航空部隊の特別攻撃(体当たり作戦)で甚大な被害を受けました。
それでも戦力に圧倒的な差があり、地下陣地の入り口をふさいで通気口からガソリンなどを流し込んで火災を起こさせる戦法が功を奏し、次第に日本軍は追い詰められていきます。
多くの住民の犠牲や集団自決
 沖縄戦の悲劇として語られる第一は、一般住民の多くが戦火に巻き込まれた事実があります。実は沖縄戦が始まる以前から学童を中心とした疎開は進められてきました。
しかし輸送船が狙われるのではないかという恐怖や本土の根深い沖縄への差別意識で容易にはかどらず、多くの人が首里周辺から今の南城市や糸満市へと避難していました。
その糸満に司令部が移ってきて、バックナー中将も手を緩めなかったので、結果として多くの住民が命を落としました。

 集団自決も報告されています。「鬼畜米英」とすり込まれていたからとか、捕虜の保護を定めたハーグ陸戦条約などの知識が不足していたとか、諸説存在します。近年最も問題になっているのは軍による強制があったか否かで両論あります。

 象徴的な悲劇として語られるのが、ひめゆり学徒隊でしょう。教師を育成する沖縄師範学校女子部と県立第一高等女学校の生徒(15~19歳)222人や引率の教師18人によって編成され、第三二軍直下の病院で負傷兵の看護などにあたりました。
戦局が絶望的になった6月18日に解散命令が出され、行き場を失った多くが摩文仁などに追い詰められ、戦場をさまよっているところで砲弾などを受けて教師13人、生徒123人が犠牲になりました。
戦場は誰にとっても悲惨ですが、学徒隊はまだ若い女子生徒であったので悲劇性がひときわ高く、戦後になって注目されるようになりました。

 多くの民間人の死者を出した沖縄県民にとって、沖縄戦は本土の犠牲にされたという思いがあります。
確かに陸軍の宮崎周一参謀本部第一部長は、沖縄戦について「結局敵に占領せられ本土来寇(らいこう)は必至」と捨て石にするかのような発言をしています。
ただ宮崎部長は熱心な本土決戦論者で、彼の思い通りにことが運んでいたら本土も沖縄同様の災厄に見舞われていた可能性が高く、昭和天皇の「聖断」で回避されるとは、予想だにしていなかったでしょう。

 第三二軍の司令部移動とそれに伴う多くの住民の死も「日本軍は県民を守らなかった」という気持ちにさせました。
首里を去る際に戦局は決まっていたのに続行したと。攻める側のバックナー中将にも同じような指摘がアメリカでもなされており「不要だった」という声もあります。

(※)牛島中将の自決の日をめぐっては6月22日説もある。


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■坂東太郎(ばんどう・たろう) 毎日新聞記者などを経て現在、早稲田塾論文科講師、日本ニュース時事能力検定協会監事、十文字学園女子大学非常勤講師を務める。著書に『マスコミの秘密』『時事問題の裏技』『ニュースの歴史学』など。【早稲田塾公式サイト】

難民が過去最多

2018年06月26日 11時17分31秒 | 社会・文化・政治・経済
2017年末には、6850万人に上った。
2秒に1人の割合で発生。
強制移住を強いられている53%が子ども。
その多くは家族を伴わない。

世界の難民・避難民、過去最高の6560万人=国連

BBC 2017年06月19日

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、世界中にいる国外に逃れた難民や難民申請者、国内で住まいを失った避難民の合計が、昨年末時点で過去最高の推計6560万人に上ったとする報告書を発表した。
2015年末時点と比べて30万人増加した。
500万人増えた2014年末からの1年間と比べると小幅の増加となった。
しかしフィリッポ・グランディ難民高等弁務官は、今回の統計は依然として各国外交の失敗を物語っていると指摘した。
同氏は、「世界は平和を実現できなくなってしまったようだ」と語った。
「古い対立があとを引く一方で新たな対立が噴出し、その両方が難民・避難民を生み出している。
(中略)強制的な立ち退きは、終わりを知らぬ戦争を象徴している」
グランディ氏はさらに、難民・避難民の問題が世界の最貧国の多くにとって重荷になっていると警告した。
難民・避難民の84%が低・中所得国に集中しているという。

同氏は、「より豊かな国が拒否するのなら、資源がずっと限られたアフリカや中東、アジアの国々に何百万人もの難民を受け入れるよう、どうやって求めることができるのか」と述べた。

国連は、過去最高を更新した今回の数字が、先進国が単に難民受け入れを増やすだけでなく、平和推進や復興に投資することを促していると指摘した。
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難民・避難民の数
■難民数は2250万人
■国内で避難を余儀なくされた人の数は4030万人
■難民認定を申請している人の数は280万人

難民の主な出身国
■シリア:550万人
■アフガニスタン:250万人
■南スーダン:140万人

難民の主な受け入れ国
■トルコ:290万人
■パキスタン:140万人
■レバノン:100万人
■イラン:97万9400人
■ウガンダ:94万800人
■エチオピア:79万1600人
このほかシリア国内では630万人が住まいを失っている。

フロー体験

2018年06月26日 10時55分49秒 | 社会・文化・政治・経済
独自の生き方の表現であり、生活の質を高めるものでる。
達成感や成長感がある。
満足や充実、わくわく感と深く関わって、自分が強く、たくましくなったようにも感じる。
心の健康を維持し、張り合いのある日々をすごしていく上で、フロー体験は、とても大切なももだ。
趣味、特技、好きなことに深く関わる。
一人一人が自発的に見つけ出すもの。
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フロー (英: Flow) とは、人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。
ゾーン、ピークエクスペリエンス、無我の境地、忘我状態とも呼ばれる。
心理学者のミハイ・チクセントミハイによって提唱され、その概念は、あらゆる分野に渡って広く論及されている。
チクセントミハイが見たところによれば、明確に列挙することができるフロー体験の構成要素が存在する。彼は8つ挙げている。

明確な目的(予想と法則が認識できる)
専念と集中、注意力の限定された分野への高度な集中。(活動に従事する人が、それに深く集中し探求する機会を持つ)
自己に対する意識の感覚の低下、活動と意識の融合。
時間感覚のゆがみ - 時間への我々の主体的な経験の変更
直接的で即座な反応(活動の過程における成功と失敗が明確で、行動が必要に応じて調節される)
能力の水準と難易度とのバランス(活動が易しすぎず、難しすぎない)
状況や活動を自分で制御している感覚。
活動に本質的な価値がある、だから活動が苦にならない。
フローを経験するためにこれら要素のすべてが必要というわけではない。

ブロック塀の倒壊 教訓が生かされなかった

2018年06月26日 10時40分57秒 | 社会・文化・政治・経済
1978年の宮城県沖地震で9人がブロック塀の倒壊で死亡している。
2016年の熊本地震では1人、今年6月の大阪北部地震では2人が犠牲となった。
過去の教訓が生かされなかった。
ブロック塀が危険だという意識がなかった。
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熊本地震で、両親のすむ家のブロック塀が倒れ、隣地の家の外壁を傷つけてしまいました。
隣地の所有者から、外壁の補修費用を請求したいと言われています。
ブロック塀は30年前に建てられ、両親の家の敷地内に設置されています。長さの詳細は分かりませんが、高さは4段です。両親が支払うべきなのでしょうか。

一般的な場合には、土地の工作物の設置又は保存に瑕疵があることによって他人に損害を与えた場合は、工作物の占有者は被害者に対してその損害を賠償する責任を負い、占有者が損害の発生を防止するのに必要な注意をしたときは、所有者がその損害を賠償しなければならないと規定されています(民法717条1項)。
しかし全く予想外の災害により工作物が破壊されたときには、損害賠償の対象にはならないと考えられています。
今回の地震の場合、いずれに該当するのかは、個別具体的に検討しなければ、判断することができないと思われます。
なお、この本件のブロック塀が設置された後に制定された規定ですが、ブロック塀の高さや設置については、建築基準法施行令第62条の8、及び、平成12年建設省告示第1355号において定める基準を、最低限守らなければならないとされています。
被害の状況や図面等を用意して、弁護士や建築士による対面の相談をうけることをおすすめします。

何か行動を起こしていくのだ

2018年06月26日 10時24分31秒 | 社会・文化・政治・経済
良い教員と出会ったかどうかが、学生の人生を決めると言ってもいい。
それほど、教員の存在は大事なのだ。
どんな分野であれ執念を持った人間が最後は勝つ。
執念の人には、かなわない。
「執念」とは何か。
「忍耐強く耐え抜くこと」は重要であるけれど、まだ受け身だ。
さらにもう一重(いちじゅう)、強く、深く「執拗なまで攻め抜くこと」―これを執念と言うのだ。
ここにこそ、勝利の活路は、必ず開ける。
歴史を動かすのは「人の力」である。
どんな人がいても、烏合の衆では力にならない。
偉大な人間がいるかどうかだ。
偉大な人間がいれば、平和な社会も、豊かな社会も、実現できる。
学生は、「学び、戦う」「探究し、そして行動する」
勉学に専念していれば、それで十分というわけではない。
社会のため、人々のため、何か行動を起こしていくのだ。
勇敢に闘争いくのだ。
そこで得られた経験は、必ず自らの学問に結びつき、自身の貴重な力となっていく。
現実社会を見れば、人を苦しめ、悩ませ、不幸にさせていく悪に満ちている。
この世は、善と悪との戦いだ。
その悪を滅してゆく善の戦いを教えていくのが、教育の役割なのだ。
小さな、つまらない人生を生きてはならない。
大きな使命のため、大きな悩みを持ちながら、大きな自分をつくり、大きな歴史を残すことだ。

<何のために学ぶのか>

2018年06月26日 09時59分59秒 | 社会・文化・政治・経済
教師の接し方が変われば、生徒は大きく伸びていける。
生徒にとって、教師こそ最大の教育環境である。
生徒の可能性を見出していくことは、教師の大きな役割だ。
<何のために学ぶのか>という目的意識を生徒の中に培っていくことも、その人間形成に大きな意味を持つ。
生徒が自他の生命の尊さを深く知ることは、より良く生きるための土台となる。
教師が、生徒の可能性を伸ばそうとするのも、学ぶ目的を育もとするのも、そのより大きな目的は、生徒自身が自らの力で幸福を創造できるようにするためだ。
学ぶことは、人生の幸福を築く大きな力となる。