第67回うえの夏まつり「歌謡最前線」

2018年07月27日 13時01分56秒 | 日記・断片
昨日は、二か所の祭へ行く。
まずは、テレビ公開収録の第67回うえの夏まつり「歌謡最前線」
上野不忍池・ 水上音楽堂 【料金】300円

午後3時ころ行くと長い行列ができていた。
行列に並ぶのは知人お二人に頼んで、池の蓮を見に行く。
朝なら大半の花が開いているが、午後なので残念ながら花は閉じている。
カメラやスマホを手に池の周りを散策する人も多い。
西洋人と思われる方々の姿も目立った。
歯科関係の商社が多く、新聞の印刷場もあったので上野不忍池は常に傍にあった。
森鴎外の小説にも出てくる上野不忍池。
歌謡曲なので大半が高齢者たちで、会場に若い人の姿はほとんど見かけない。
写真と録画。録音は禁止。
それでもスマホで撮影している人も居た。
知人が串団子や塩のキャラメルや昆布などを持参していただく。
お酒は禁止。
団扇は200円、熱いので買った。
でも、昨日より涼しい。
西日が会場に差し込んできた。
大半が無名の歌手たち、後半にメジャーな歌手が出演。
どこが、どう違うのか?
受けての感動の違いであるか?
知人は「やはり、メジャーな歌手は違う。全然うまい!」と絶賛。
午後5時まで歌を堪能してから、新橋へ行く。



























新刊「健康スポーツ歯科」Q&A

2018年07月27日 11時33分27秒 | 医科・歯科・介護
新刊「健康スポーツ歯科」Q&Aは、医学情報社のシリーズ13冊目の患者さんへのアドバイス本である。
歯を多く保ってい高齢者の方は、運動する機会や、外出する機会が多いとされる。
また、適切な歯の噛み合わせを保持することが、自活できる身体機能の維持、転倒の防止、安全な行動、生活の質の維持向上、脳機能の維持などへの影響することが分かっている。
スポーツ歯科の目的は・役割の一つは、健康寿命の延伸及びQOLの向上に寄与することです。
また、<マースガード=マウスピース>を使用することで、顎顔面・口腔外傷等の予防と安全意識の向上に寄与することです。
さらに、しっかり噛めることで、噛むことが全身の筋力や体のバランス機能を高めることにつながります。
スポーツ歯科の重要性やマースガード使用の目的・役割はスポーツ競技力や運動機能の維持・向上に寄与することです。
本書では、スポーツ能力と歯の関連、スポーツに関連する歯のケガの予防や、さまざまな問題の軽減、マースガードの役割や適切なマースガードの必要性など、患者さんが理解しやすいよう、歯科医療関係者の方が知識を深められるように、Q&Aの形式で分かりやすくまとめています。





歯科商社元バース社長の前田哲世さんが亡くなった

2018年07月27日 07時05分44秒 | 日記・断片
友人から元歯科商社バースの前田バース社長の前田哲世さんが亡くなったことを聞く。
私の歯科人生・新生編(20) [2009年08月12日] に登場する前田さんである。
日本歯科新聞社をリストラされた時、「もう、限界だと言われたの?これからだよね。二人で新しい会社を創ろうよ。社名はハッピー社がいいな」と慰めてくれた。
歯科業界人のなかに、「友情」を感じさせる人物が居たことに改めて深く感激した。
リストラの理由は、「もう限界?!」。
理解に苦しむが、「雇用する気持ちの限界」と解釈した。
経営者は、「あいつを、飼い殺しにしてやる」と部下の前で宣言した傲慢な人間である。
当方の立場は、いつ解雇されても仕方ない立場であった。
当時の日本歯科新聞社株主の一人であった吉田初太郎さんが<次期社長>に当方を指名したことで、不本意ながらいじめのターゲットにされてしまった。
経緯を知っていた前田さんは、「過去は過去、前向きになって、新しい事業を一緒にやろうよ」と背中を押してくれた。
あれから20年だが、皮肉なもので10日後に脳梗塞で倒れたのである。
当方のことも全く識別できなくなっていた。
介護するご夫人の車椅子で東京デンタルショーに姿を見せた前田さんは言葉も発することができず、うつろな目をしていた。
千葉大学出身で、教養豊かで広い見識をもっていた前田さんから多くことを学んだ。
ご冥福をお祈りする。

映画「いのちの深呼吸」

2018年07月26日 11時48分17秒 | 社会・文化・政治・経済
いのちの深呼吸の作品情報。
エミー賞の受賞歴をもつアメリカ人女性監督ラナ・ウィルソンが、自殺防止活動に取り組む日本人僧侶に3年半にわたり密着し...

新鋭の女性監督、ラナ・ウィルソンは本作を通して「心に耳をひらく」ことの大切さを描きたかったのではないか。
静かで強いドキュメンタリー映画だ。

挿入曲:クリスチャン・フェネス+坂本龍一、他
エミー賞受賞監督が紡ぐ、自殺大国ニッポンの“真実”─


いじめ、リストラ、ひきこもり、貧困、介護…。「生きづらい」と言われて久しい、私たちの国ニッポン。自殺は今や若者の死因の1位を占め、SNSには「死にたい」「消えたい」などの言葉が氾濫している。なぜ、日本人は死に急ぐのか─? エミー賞受賞監督のラナ・ウィルソンは、自殺防止活動に取り組む僧侶・根本一徹の日常を通して、日本社会の<現実>を浮き彫りにしていく。自殺志願者と同じ目線で向き合い、ともに苦悩しながら、「生きていこう」と必死に語りかける姿は、世界各国の映画祭で驚嘆と感動を巻き起こした。人生の意味を問いかけ、新たに生きる力を与えてくれる、すべての日本人必見の“希望”のドキュメンタリー!

「もう、誰も死なせたくない─」日本人僧侶・根本一徹の日常


岐阜県、関市。大禅寺の住職、根本一徹(46)のもとには、全国各地の自殺志願者から日々、インターネットや携帯電話を通じて、救いを求めるSOSが届く。自殺未遂を繰り返し、自暴自棄になって大量の精神薬に逃げ込む男や女たち…。彼らに共通するのは、日常生活で追いつめられ、家族や友人を頼ることもできず、自分を不要な人間だと思い込む「孤独な心」。かつて身近な三人の自殺という壮絶な体験をした根本は、彼らが絞り出す言葉に静かに耳を傾けるが、すべてを犠牲にする彼の活動は限界にきていた…。

根本一徹

1972年1月21日東京生まれ。臨済宗妙心寺派大禅寺住職。「いのちに向き合う宗教者の会」代表。98年に出家し、04年より自死防止活動を開始。07~18年には毎年、国内や海外の国際会議で「世界仏教徒会議」日本代表発表者として登壇。10年に、ドキュメンタリー「ザ・ノンフィクション 人を救えるのか ~僧侶 一徹の四季~」がフジテレビ系列で放映される。翌11年、第35回正力松太郎賞青年奨励賞を受賞。13年11月には増上寺で開催された「悲しみから希望を紡ぐ ダライ・ラマ法王14世と若手宗教者100人の対話」で、ダライ・ラマ法王と共に登壇した。近年は「The New Yorker」にて活動が掲載されるなど、ブログやSNS等を利用したオープンな活動が着目され、読売新聞等の各新聞社をはじめ、さまざまな国内外のメディアに取り上げられている。

挿入曲:クリスチャン・フェネス+坂本龍一、他
エミー賞受賞監督が紡ぐ、自殺大国ニッポンの“真実”─


いじめ、リストラ、ひきこもり、貧困、介護…。「生きづらい」と言われて久しい、私たちの国ニッポン。自殺は今や若者の死因の1位を占め、SNSには「死にたい」「消えたい」などの言葉が氾濫している。なぜ、日本人は死に急ぐのか─? エミー賞受賞監督のラナ・ウィルソンは、自殺防止活動に取り組む僧侶・根本一徹の日常を通して、日本社会の<現実>を浮き彫りにしていく。自殺志願者と同じ目線で向き合い、ともに苦悩しながら、「生きていこう」と必死に語りかける姿は、世界各国の映画祭で驚嘆と感動を巻き起こした。人生の意味を問いかけ、新たに生きる力を与えてくれる、すべての日本人必見の“希望”のドキュメンタリー!

「もう、誰も死なせたくない─」日本人僧侶・根本一徹の日常


岐阜県、関市。大禅寺の住職、根本一徹(46)のもとには、全国各地の自殺志願者から日々、インターネットや携帯電話を通じて、救いを求めるSOSが届く。自殺未遂を繰り返し、自暴自棄になって大量の精神薬に逃げ込む男や女たち…。彼らに共通するのは、日常生活で追いつめられ、家族や友人を頼ることもできず、自分を不要な人間だと思い込む「孤独な心」。かつて身近な三人の自殺という壮絶な体験をした根本は、彼らが絞り出す言葉に静かに耳を傾けるが、すべてを犠牲にする彼の活動は限界にきていた…。

根本一徹

1972年1月21日東京生まれ。臨済宗妙心寺派大禅寺住職。「いのちに向き合う宗教者の会」代表。98年に出家し、04年より自死防止活動を開始。07~18年には毎年、国内や海外の国際会議で「世界仏教徒会議」日本代表発表者として登壇。10年に、ドキュメンタリー「ザ・ノンフィクション 人を救えるのか ~僧侶 一徹の四季~」がフジテレビ系列で放映される。翌11年、第35回正力松太郎賞青年奨励賞を受賞。13年11月には増上寺で開催された「悲しみから希望を紡ぐ ダライ・ラマ法王14世と若手宗教者100人の対話」で、ダライ・ラマ法王と共に登壇した。近年は「The New Yorker」にて活動が掲載されるなど、ブログやSNS等を利用したオープンな活動が着目され、読売新聞等の各新聞社をはじめ、さまざまな国内外のメディアに取り上げられている。

— 坂本龍一(音楽家)

ギブアップする場面があって驚かされた。その苦しげな表情。
「死ぬ以外の選択肢」を、自ら体現してみせつつ真摯に向き合う以外に方法はないだろう。
でも、それすら万能ではない。そんなことなど百も承知で、彼は戦い続ける。誰にも真似はできない。

— 春日武彦(神経科医)

この困難な時代に『いのちの深呼吸』は希望の灯火のような映画だ。

— 茂木健一郎(脳科学者)

死への魅力に取り憑かれている人たちを救おうとする僧侶・根本さん。
彼自身が、まだ悟りの途上にあって、生きることの意味を探っている。
その苦悩も含めて「命」の在り様について深く考えさせられました。

— 田中圭一(マンガ家)

死にたいと言う人を前に、何も言えない僧侶、
しかし、連絡があれば駆けつける僧侶、困惑する僧侶、
悩める僧侶、そんな僧侶を初めて見た。

— 末井 昭(エッセイスト)
自殺という重いテーマについて、監督は登場人物を美化せず赤裸々に描き出す。
見る者に残されるのは、ひとは自分を救うために他者を救うのかという問いかけである。
— 信田さよ子(原宿カウンセリングセンター所長)

生き続ける勇気をもらえる魔法のような映画だ

— ビレッジ・ボイス

辛さや優しさなど 生命の卓越した瞬間を探し求める映画だ!

— ワシントン・ポスト

他人を助けるため 肉体面も精神面も犠牲にした男の生き方を静かに証明している
— ハリウッド・レポーター

「杉田さんは素晴らしい」と絶賛

2018年07月26日 11時29分51秒 | 社会・文化・政治・経済
2017年9月29日、第48回衆議院議員総選挙に自由民主党から出馬することが決定とTwitter上で発表。
櫻井よしこによれば、安倍晋三首相が「杉田さんは素晴らしい」と絶賛し萩生田光一議員と「一生懸命になってお誘い」し、自民党からの出馬が決まったという。
杉田は「最後に背中を押していただいたのは櫻井よしこ先生です」とツイートしている。

杉田水脈衆議院議員の差別思考

2018年07月26日 11時23分36秒 | 沼田利根の言いたい放題
【毎日社説】杉田水脈議員の差別思考 国民の代表とは呼べない

これほど非常識なことを言う人物が国会議員であることに驚く。
「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです」
自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が月刊誌「 新潮45」に ...
性的指向や障害によって人は差別されてはならない。
そもそも、子供を持つかどうかで人間の価値を測り、「生産性」という経済の尺度で線引きするなど、許されるこではない。
-------------------------------
こんな非常識で偏見に満ちた国会議員は、どのように育ち、精神構造が形成されたのか。
驚くばかりだ。
ヤジを飛ばす映像は、まさに狂気じみた表情で、実に醜い。
沼田利根







オウム死刑執行 林泰男死刑囚らの刑執行 

2018年07月26日 11時08分48秒 | 社会・文化・政治・経済
7月6日の麻原彰晃元死刑囚に続き

7/26(木) 産経新聞 9:00配信

 松本・地下鉄両サリン事件などで計29人の犠牲者を出した一連のオウム真理教事件をめぐり、林(現姓・小池)泰男死刑囚(60)=仙台拘置支所=らの刑が執行されたことが26日、分かった。一連の事件での死刑囚は13人で、教祖の麻原彰晃元死刑囚=本名・松本智津夫=ら7人は7月6日に執行されていた。

 残る6人は、林死刑囚のほか、岡崎(現姓・宮前)一明(57)=名古屋拘置所▽横山真人(54)=同▽豊田亨(50)=東京拘置所▽広瀬健一(54)=同▽端本悟(51)=同=の各死刑囚。

 13人の死刑囚の確定順では、岡崎死刑囚が平成17年で最も速く、横山、端本、林各死刑囚が3~5番目、豊田、広瀬両死刑囚が7、8番目。

 法務省が執行を公表するようになった10年11月以降、1カ月の間で2回の執行は初めて。
これは共犯者が執行されたことにより、残された死刑囚の精神状態を考慮しての措置とみられる。

 確定判決によると、教団は(1)元年11月、教団に反対の立場を取っていた坂本堤弁護士=当時(33)=ら家族3人を横浜市の自宅で殺害(坂本弁護士一家殺害事件)(2)6年6月、長野県松本市でサリンを散布し7人を殺害(松本サリン事件)(3)7年3月、東京都心を走る3路線5方面の地下鉄でサリンをまき12人を殺害(地下鉄サリン事件)-などの凶悪事件を次々に起こした。

 事件は麻原元死刑囚が主導。
救済の名の下に麻原元死刑囚が日本国を支配しようという妄想の果ての犯行だった。
林死刑囚ら6人はこの3事件のいずれかに関与。
松本サリン事件と地下鉄サリン事件では、後に被害者が1人ずつ死亡し、一連の事件での死者は29人に上っている。

今市事件 勝又拓哉被告は冤罪?

2018年07月26日 10時55分32秒 | 社会・文化・政治・経済
栃木小1女児殺害の犯人として逮捕された勝又拓哉被告ですが、今になった冤罪の可能性が出てきている。
冤罪の可能性も出てきた。
遺留物から勝又拓哉被告(36)のDNAは検出されなかった。
供述と防犯カメラの映像などを根拠に」逮捕に踏み切った。
遺体周辺から男性のDNAが検出されたが、この型が栃木県警捜査1課幹部の型と一致した。
捜査の過程で付着したとみられる。
今回は勝又拓哉被告が起こした「栃木小1女児殺害事件」の概要
通学路の三差路で下校途中の同級生3人
と別れた後、行方不明になった吉田有希ちゃん。
栃木小1女児殺害事件は、2005年12月に栃木県今市市(現:日光市)に住む小学1年生の女児の吉田有希ちゃんが行方不明となり、茨城県常陸大宮市の山林で刺殺体となって発見された事件です。
2005年12月1日、栃木県今市市の大沢小学校に通う小学1年生の女児が、下校途中に行方不明となり家族が駐在所に捜索願を提出し、捜索が開始されたが、発見に至りらなかった。
12月2日には栃木県警が、公開捜査を開始し自宅から60kmも離れた茨城県常陸大宮市の山林で、遺体が発見。
胸を数カ所刺されていたことなどから、栃木県警は殺人と断定し県境を跨いだことから茨城県警との合同捜査本部が設置され、捜査が開始された。
連れ去り現場、遺体遺棄現場周辺などでの聞き込みや、学校からの情報提供で、多くの不審者情報が寄せられたものの、有力な情報には乏しく解決に繋がる糸口がなかった。。
今市市から常陸大宮市へ至るルートにあたる国道293号や国道123号・日光宇都宮道路では、検問やコンビニエンスストア・インターチェンジの料金所の防犯カメラ・監視カメラの映像チェックなども行われたものの、それらしい人物や車は撮影されずこのままだと、迷宮入りになると思われていた事件だった。



「病的ギャンブラー」

2018年07月26日 10時25分32秒 | 社会・文化・政治・経済
パチンコの市場規模(ホールの総売上)は19兆5400億円(前年比
8780億円減)、参加人口は900万人(前年比40万人減)となった。
2016年の20兆4180億円から4.3%下がり19兆5400億円。

厚生労働省研究班が出した調査結果によれば、現在「病的ギャンブラー」と判断される人は全国に536万人いると推計されている。
これは成人全体に換算すると、国民の4.8%となる。
およそ20人に1人がギャンブル依存症なのが我が国の現状なのである。
同時に行われた調査では、アルコール依存症の患者は109万人との数字が出ており、このことと照らし合わせて見ても、ギャンブル依存症対策がいかに逼迫した課題であるかがよく分かるだろう。

 ちなみに、ギャンブル依存患者の数字は、アメリカでの調査では1.6%、フランスでは1.24%、韓国では0.8%となっており、4.8%を叩き出した日本のギャンブル依存症罹患率は飛び抜けて高いと言わざるを得ない。
アメリカ、フランス、韓国、どの地域にもカジノがあるのにも関わらずこの数値である。
もしも我が国にカジノが出来たらどうなってしまうか、火を見るより明らかであろう。
さて、ギャンブル依存症になってしまった患者はいったいどんな人生を送ることになるのか。
精神科医としてギャンブル依存の患者を見続けてきた帚木蓬生氏は『ギャンブル依存国家・日本 パチンコからはじまる精神疾患』(光文社)のなかで実際に出会った症例を紹介しているので、いくつか引用してみたい。
ギャンブルによって人生が“破壊”されてしまう恐ろしさがよく分かるはずだ。
ギャンブルのための消費者金融がある。
1日に何回か借りる場合も。
心理的には、自分の能力や運を信じ勝ちに拘る競争社会のゆがみが反映されているように思われる。
日本はパチンコなら街中にある。
機械で単純作業の反復をするギャンブルは、カードやさいころなど人を介するものより依存性が強いとされる。

地域経済が破壊される恐れがある

2018年07月26日 09時53分32秒 | 社会・文化・政治・経済
ビジネスとして実施するギャンブルは胴元企業が必ず勝つ仕組み。
現在の構想では、海外資本の事業者に国内カジノの運営を任せる方向だ。
すると、カジノの機器や飲食料品などは海外で調達され、儲けも海外へ持ち帰らせてしまう。
一方、地域のホテルや商店に使われていたカネがカジノに流れ、地域経済が破壊される恐れがある。
また、順調に増えている日本への外国観光客をカジノへ誘導すれば、彼らが観光地へ支出しているカネをカジノが横取りするだけだろう。
日本のカジノ客の中心は中国人とみられ、シンガポールやマカオとのパイの奪い合いになれば、日本のメリットは大きいとはいえない。
自治体自身がカジノ依存症になり、地域住民の生活を破壊する側になりかねない。

鳥畑与一静岡大学教授

広島戦連敗&甲子園連敗脱出!

2018年07月26日 08時53分27秒 | 社会・文化・政治・経済
阪神はあと1本が出ず、本拠地・甲子園で5連敗を喫した。
広島の打者と比較して阪神野打者は萎縮しているように見えた。
3番福留、4番糸井、6ナバーロが無安打。
1回に広島の先頭打者の田中が四球を選び、「虎キラー」こと2番l菊池2ラン。
この先制本塁打で、阪神の出鼻を挫く。
そして、昨夜の阪神
北條、2桁安打呼ぶ猛打ショー 広島戦連敗&甲子園連敗脱出!
3回、同点となる左前適時打を放つ北條
デイリースポーツ
 痛快な暑気払いや。
阪神・北條史也内野手(23)が同点打、中押し打を含む今季4度目の3安打猛打賞。
五回にはイレギュラーした松山の痛烈な打球を好捕してピンチの芽を摘み、広島戦の連敗を6で止め、甲子園での連敗も5でストップさせた。
甲子園では6戦ぶりの2桁安打。
この勢いでロード出発前最終戦を白星で飾る。
勝つために何をすべきか-。
北條はその答えを確かに持っていた。
九里を攻略するために、狙わないといけない球、つぶしに行かなければいけないボールを捉えきった。
価値ある2本の適時打を含む3安打猛打賞に「内容もよかったです」とお立ち台で頬を緩める。
2012年度ドラフト2位で指名された際、当時の中村GMはこう語っていた。
「彼は勝つためにどういうプレーをすればいいかを知っている選手。そこも評価した部分」。光星学院(現・八戸学院大光星)時代、甲子園で3季連続準優勝を成し遂げた。惜しくも大旗は大阪桐蔭・藤浪らに阻まれて届かなかったが、4番としてチームを勝利に導く姿勢が光った。
九里をマウンドから引きずり降ろすために、失投、ウイニングショットを確実にたたき、広島戦の連敗を6、甲子園での連敗を5で止めた北條。守備でも五回に松山のイレギュラーした二遊間への打球を好捕するなど、「今日は守りもよかったですね」と試合前練習でノックバットを握る金本監督も目を細めた。

 勝ちにつながる姿勢を背番号2がグラウンドで示せば-。
チームの歯車は間違いなく、いい方向へ回りだす。

滋賀・日野町事件 裁判官が検察誘導

2018年07月26日 06時08分08秒 | 社会・文化・政治・経済
毎日新聞 記者の目:滋賀・日野町事件再審決定 心証にこだわりすぎた=山本直 ...

1滋賀県日野町で1984年に起きた強盗殺人事件「日野町事件」で、大津地裁は今月11 日、無期懲役が確定し、服役中に死亡した阪原弘(ひろむ)さんの再審開始を ...
余談になるが、私は96年3月、この経緯を「裁判官が検察誘導」と報じた。
当時の取材メモに検察関係者の印象的な言葉がある。
「地裁もこちらがなかなか(予備的訴因の追加に)応じないなら、最初の起訴内容のまま無罪を出せばよかったのに。個人的にはそれでも構わなかった」。
もし1審で、心証でクロでも提示された証拠では不十分だと判断していたら、また検察が地裁の誘導に乗らなかった―。
阪原さんが無念のうちに亡くなり、家族がこんなに長く苦しむことはなかったかもしれない。

社説:日野町事件

2018年07月26日 05時46分25秒 | 社会・文化・政治・経済
社説:日野町事件 再審開始を急ぐべきだ印刷用画面を開く

 1984年に滋賀県日野町で酒店の女性経営者が殺害され金庫が奪われた「日野町事件」で、強盗殺人罪で無期懲役が確定した阪原弘さん=2011年に75歳で死亡=の再審開始を大津地裁が決定した。

 地裁は、有罪確定の決め手になった阪原さんの自白は、任意の取り調べで警察官から顔を殴られるなどの暴行や、娘の嫁ぎ先も対象にした脅迫を受けた結果だと認め、自白の信用性を完全に否定した。

 地検は即時抗告せず、速やかに裁判をやり直す必要がある。逮捕からすでに30年。阪原さんは第1次再審請求審中に亡くなっている。自ら無罪を主張することはできない。検察は阪原さんの名誉回復に協力すべきだ。

 確定判決によると、阪原さんは酒代目的で店主を殺害、遺棄し、金庫を奪い山中に捨てたとされる。阪原さんは任意取り調べで犯行を自供したが、逮捕後は自白を強要されたなどとして、一貫して無罪を主張していた。

 阪原さんの家族が求めていた第2次請求審で弁護団は新証拠として、阪原さんが金庫を捨てた場所まで捜査員を案内する「引き当て捜査」の実況見分調書の写真ネガを提出した。弁護団の精査の結果、調書では「行き」とされていた写真が、実は「帰り」に撮影したものと分かったためだ。

 確定判決は、金庫を捨てた場所が犯人しか知り得ない事実として重要視していた。しかし今回、大津地裁は、阪原さんが警察官に心理的な支配を受け、誘導されて案内した可能性を指摘。調書の写真は入れ替えられたとして厳しく批判した。

 調書に、警察の作為が盛り込まれていたといえる。警察や検察の責任は極めて重大だ。見抜けなかった裁判官も、責任は免れない。

 今回の再審請求審で、大津地裁は積極的な証拠開示を指示。検察は遺体の解剖記録など千点を超える証拠を提出した。実況見分調書の写真ネガもその中に含まれていた。

 地裁は決定書で、一審段階でネガなどの新証拠が提出されていれば有罪認定に疑いが生じた、とまで指摘している。

 2年前の刑事訴訟法改正で検察に証拠の一覧表開示義務が課された。今回は裁判官と検察がそれを積極的に運用した成果だといえよう。

 一方で、検察に都合良く運用されている例もある。完全開示を義務化すべきだ。今回の決定は、改善の必要性を示している。

[京都新聞 2018年07月12日掲載]

「滋賀・日野町事件」から30年

2018年07月26日 05時37分03秒 | 医科・歯科・介護
受刑者病死で第2次再審請求の行方は?

【衝撃事件の核心】
女性が殺されたとされる現場=日野町豊田
 滋賀県日野町で昭和59年に酒販店経営の女性が殺害され、現金の入った金庫が奪われた「日野町事件」。強盗殺人容疑で逮捕された男性は無期懲役が確定したが、「自白を強要された」として無実を訴え、再審請求したまま服役中に死亡。
その後遺族が新たに請求し、弁護団と大津地検、大津地裁による三者協議が続く。その中で、弁護側は開示された証拠の矛盾点や捜査の問題点などを追及。これに対し、検察側は確定した判決の妥当性を主張する。
事件発生から30年が過ぎた今、再審の可能性はあるのかどうか、改めて事件を振り返った。(桑波田仰太)

無期懲役が確定 

 この事件では、昭和59年12月28日夜、日野町豊田の酒販店を経営していた女性=当時(69)=が行方不明となり、60年1月に町内の宅地造成地で、首を絞められ殺されているのが発見された。
さらに、同年4月には町内の山中で女性の手提げ金庫がみつかった。

 それから3年後の63年3月、県警は強盗殺人容疑で常連客だった阪原弘・元受刑者を逮捕した。
「酒代ほしさ」の犯行とみて取り調べ、阪原元受刑者は捜査段階で犯行を自供。しかし、公判では一転、「警察に自白を強要された」と一貫して無実を主張した。

 だが、大津地裁は平成7年6月、無期懲役の有罪判決を言い渡した。自白調書の信用性は認めなかったものの、被害者方の室内から阪原元受刑者の指紋がみつかったことなどを決め手とした。

 2審の大阪高裁は、自白調書の信用性を認めて9年5月に控訴を棄却。最高裁でも12年9月に上告が棄却され、判決が確定した。 

 服役した阪原元受刑者は13年11月、大津地裁に再審を請求。日本弁護士連合会も14年3月、「再審請求支援事件」に決定した。

 これに対し、大津地裁は18年3月、自白は「おおむね一貫している」と信用性を認め、請求を棄却。阪原元受刑者は即時抗告したが23年3月に病死し、手続きは打ち切られた。

 現在は、遺族が24年3月に申し立てた第2次再審請求の審理中。これまで、弁護団と地検、地裁による三者協議が22回にわたって行われてきた。

新たな事実も

 「最初の再審請求時にはなかった、新たな事実が明らかになっている」

 伊賀興一弁護団長は今回の手応えをこう話す。弁護団が着目するのは、求めに応じて検察側が開示した「引き当て(引き当たり)捜査」に関する資料だ。

 引き当て捜査とは、供述に基づき容疑者らを犯行現場などに同行させる手法。検察側が提出した資料は、引き当て捜査で阪原元受刑者が金庫の投棄場所まで捜査員を案内する様子を撮影したネガフィルムだった。

 これらの写真を添付した実況見分調書は、これまでの裁判で重要な証拠として扱われ、再審請求時にも「自白の信用性を裏付ける」などとしていた。

 しかし、開示されたネガを弁護団が詳しく分析すると、19枚のうち8枚が投棄場所からの帰路に撮影されていたことが判明。「阪原元受刑者が任意で、捜査員を金庫の投棄場所へ案内した」とした説明と、つじつまの合わない写真が出てきたのだった。

 伊賀団長は「警察は金庫の投棄場所を知っていて、阪原さんを意図的に誘導したため、写真の説明がつかなくなり、ごまかしたのではないか」と推測する。

また、新たに提出された証拠からは、亡くなった女性の手首を縛ったひもが、取り調べ中に阪原元受刑者が自供した縛り方とも、再現してみせた縛り方とも違っていたことが判明。自供は、捜査員が遺体の写真を見て描いたスケッチと一致していた。弁護側は「捜査員のスケッチは、実際の縛り方とは異なっており、間違えたスケッチを基に自白させた恐れがある。自白の信用性に疑問を投げかける材料だ」とみている。

決定的な新証拠はない

 その一方、捜査関係者は「阪原元受刑者には、被害女性が殺害されたとみられる時刻のアリバイがないなど、すでに確定した判決を覆す決定的な新証拠は見つかっていない」とみる。

 アリバイについて、公判で阪原元受刑者は「知人宅で酒を飲んでいた」と主張。しかし、一緒に飲んでいたとされた3人は、「阪原さんはいなかった」と法廷で証言していた。

 大津地検は「再審請求についてはコメントできない」とするが、弁護団によると検察側は一貫して確定審の妥当性を主張しているという。

 今月5日に行われた22回目の三者協議で、弁護団は金庫の投棄場所や、殺害当日のアリバイなどについて、さらに詳しい捜査資料の開示を検察に求めた。

 玉木昌美主任弁護士は「殺害動機も決定的な証拠もない、警察に自白を強要された典型的な冤罪(えんざい)事件。再審を勝ち取るには、阪原さんの自白の信用性を覆すことが不可欠。捜査証拠をすべて開示してもらった上で、裁判所の判断を仰ぎたい」と話している。

考え方の背景に何があるのか?

2018年07月26日 05時10分20秒 | 社会・文化・政治・経済
相模原市の生涯施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害された事件から7月26日で2年になる。

「障害者は不幸をつくる」
「社会に必要ない」
植松聖被告(28)
その考え方の背景に何があるのか?
「殺害された19人はそれぞれに誰かにとって大切な存在だった」ことを理解していない被告。
被告の心の歪みや傲慢さは、どのように形成されていったのだろうか。
被害者の実名を公表していないことにも違和感があるのだが・・・