なぜ理系に女性が少ないのか

2023年02月18日 10時54分01秒 | その気になる言葉

横山広美 (著)

大学・大学院など高等教育機関における理系分野の女性学生の割合は、OECD諸国で日本が最下位。

女子生徒の理科・数学の成績は世界でもトップクラスなのに、なぜ理系を選択しないのか。

そこには本人の意志以外の、何かほかの要因が働いているのではないか――緻密なデータ分析から明らかになったのは、「男女平等意識」の低さや「女性は知的でないほうがいい」という社会風土が「見えない壁」となって、女性の理系選択を阻んでいるという現実だった。

日本の男女格差の一側面を浮彫りにして一石を投じる、注目の研究報告。

 

著者について

横山広美 よこやまひろみ 一九七五年東京生まれ。
東京理科大学理工学研究科物理学専攻 連携大学院高エネルギー加速器研究機構・博士(理学)。
博士号取得後、専門を物理学から科学技術社会論に変更。
現在は、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構副機構長・教授。
東京大学学際情報学府、文化・人間情報学コース大学院兼担。第五回東京理科大学物理学園賞(二〇二二)、科学技術社会論学会柿内賢信研究奨励賞(二〇一五)、科学技術ジャーナリスト賞(二〇〇七)を受賞。
 
日本では、特に数学や物理学、工学を専攻する女性が少ない。
OECD加盟国中で最下位となっている。
15歳の男女が受ける国際学力テストで、数学の成績は男女共にトップカラスであるにもかかわらず、なぜかー。
それは「学問分野に対するイメージが影響している」。
日本は、女性が物理学や数学を専攻した後の就職先がわからないという「就職イメージ」がある。
また、算数や数学は男の子の得意科目だという「思い込み」が強い。
その背景には男女平等意識が低く、優秀さは男性のものであり、女性には不要という社会風土がある。
 
一人一人の意識の変化が、底流から社会の変革を促す。
まずは、自身の無意識の壁を破り、新しい壁を破り、新しい扉お開くことだ。
 

著者が博士(理学)の学位を取られているということで、狭義の理学(ノーベル賞だとかの対象になるような自然科学)のみを対象としたものかと思いきや、工学や農学、医療系も含めた広義のいわゆる理系分野全般(特に数学・物理学が必要な分野)で女性が未だに極端に少ない理由は何なんだろうか?ということについて論じられています。
私は機械工学が専攻分野ですが、後述のように当該分野専攻者としては何とも頭の痛い話が論じられていましたね。
 ロールモデルが圧倒的に不足しているだとか、技術者は(ふた昔前の重工業的な)体力・腕力勝負の業界で女性に圧倒的不利だと誤解されていることだとかいろいろ言われてはきましたが、本書では「女性は知的でない方が良い」といった時代錯誤にも思われるようなジェンダー規範が日本社会においては今も非常に根強い点を指摘しています。
今回統計調査を行った対象がどちらかというと資産も教養も持ち合わせているような世間的階層が高めの方々が中心だった、それでも時代遅れ的なジェンダー規範が見られたということは、必ずしも資産や教養などを持ち合わせていないより広い一般の方々、社会全体でのジェンダー規範はより根強いものがあるかと思います。
またジェンダー不平等の問題を広く人権問題全般と結びつけて日本は人権問題の点で後進的であるという批判も見られます。
加えて、製造業・産業界が陥りがちな「女性ならではの視点」を女性に強く求めがちな点についても、女性がありのままに伸び伸びとしていることを阻害するという意味で批判しています。
そのうえで、文理選択の時期を迎える高校生の段階で女子生徒に理系進学を促してももはや手遅れで遅い、小中学生の段階で理系進学を促したり数学・物理学に対する苦手意識やジェンダー規範を取り除くことが急務であると論じています。
 いわゆる旧来からジェンダー平等を求めてきた市民活動家とは明確に距離を置いた立場から本書のような問題提起がされたことが画期的だといえるかと思います(市民活動家の活動もそれはそれで必要で重要ではあるのですが)。
 余談ながら、同じ著者がかつて書かれた「図解入門よくわかる素粒子の基本と仕組み」が、入門書というか非理系の方々への啓蒙書としても優れていると思うのですが、今は絶版状態なので、最新の知見を取り入れてアップデートして新版を出してほしいとは個人的には思います。
 
 

 


生命の触発のドラマ

2023年02月18日 10時28分49秒 | その気になる言葉

仏法の人権思想が促しているのは、自分を大切に思う信条を打ち消すことではなく、その実感を〝他者に対して開かれたもの〟へと昇華させる中で、自分と他者、自分と社会との関係を紡ぎ直すことである。

釈尊の教えの精髄が説かれた法華経は、人間生命の触発のドラマにほかならない。

万人に「尊極の生命」が宿っていることを説いた釈尊の教えに触れて、自身の尊厳のかけがえのなさを心の底から実感した人が、一人また一人と続く中で、他の人々の尊厳の重みにも気づき、「自他供の尊厳が輝く世界」を築いていく決意を互いに深め合っていく姿が描かれている。

その中で釈尊は、人間と人間とを隔てるあらゆる境界線を取り払い、根強い差別にさらされてきた女性たちをはじめ、過ちを犯してしまった人々に対しても、「尊極の生命」が宿っいると説いた。

法華経では、さまざまな形で差別を受け、虐げられてきた人々の尊厳を明らかにした宣言と、互いの存在の尊さを喜び合う声が満ち満ちている。

そうした生命と生命の触発のドラマを通して、「万人の尊厳」という法理が確かな輪郭を帯びて現れている。

法華経は、万人の可能性を開く道を示している。

 

 


映画『花様年華』

2023年02月18日 08時11分07秒 | 社会・文化・政治・経済
<picture class="">花様年華</picture>
 
2月17日午後11時15分からCSテレビのザ・シネマで観た。
 
花様年華』(かようねんか、原題:花樣年華、英題:In the Mood for Love
 

概要
1960年代の香港を舞台に、既婚者同士の切ない恋を描いたウォン・カーウァイ監督のロマンス映画。

トニー・レオンが演じる主人公のチャウは香港の短編作家・劉以鬯(ラウ・イーチョン)がモデルとなっている。

また相手のチャン夫人の名前は同監督の『欲望の翼』で同じマギー・チャンが演じた人物と同じスー・リーチェンで、本作は『欲望の翼』の続編、『2046』の前編ともいわれている。

1960年代の香港を設定にしているが、撮影は主にタイのバンコクで行われている。撮影当時、60年代の香港の街並みを再現するのは難しく、タイで撮影をする方が容易だったため。

チャウとスーがステーキを食べるシーンのレストランは、香港島の金雀餐庁(GoldFinch Restaurant)で、その後の作品『2046』でも使用され映画ファンに人気の場所であったが、2015年に惜しまれながら閉店した。

作品の中で主演女優のマギー・チャンやアパートのオーナー役レベッカ・パンが次々と着こなす美しいチャイナドレスは、アートディレクターであるウィリアム・チョンの母親が60年代に着ていた服をリメイクしたもの。

本作でトニー・レオンがカンヌ国際映画祭にて男優賞を受賞した。その他、モントリオール映画祭最優秀作品賞、香港電影金像奨最優秀主演男優賞(トニー・レオン)・最優秀主演女優賞(マギー・チャン)、金馬奨最優秀主演女優賞(マギー・チャン)、ヨーロッパ映画賞最優秀非ヨーロッパ映画賞、2001年セザール賞外国語作品賞など多数受賞。

日本では2001年に劇場公開。2022年には4Kレストア版がアンプラグド社配給により「WKW4K ウォン・カーウァイ4K」で上映。

花様年華 (字幕版)
 

ストーリー

舞台は1962年の香港。ジャーナリストのチャウ(トニー・レオン)は上海出身者達が多く暮らすアパートに妻と引っ越してくる。偶然にも全く同じ日、隣の部屋には日系企業に勤める夫のチャンと商社で秘書として働く妻のスー(マギー・チャン)が引っ越して来た。

二組の夫婦は隣り合った二軒、クウ家とスエン家に間借りをし、親しい隣人付き合いを始める。

チャウの妻とスーの夫は仕事のせいであまり家におらず二人はそれぞれに孤独を感じていたところ、やがて自分の妻/夫が不倫関係にあることに気づき始める。

傷ついたチャウとスーは互いに慰め合うように時間を共有し始める。そうして語り合ううち、チャウは前から興味を持っていた新聞の連載小説の執筆を始め、スーはその手伝いをするようになる。

チャウは、周囲の気兼ねなしにスーと会えるようホテルの部屋を借りる。スーは背徳感を抱きつつ、その部屋で会うようになる。そこでスーは、チャウを夫に見立てて不倫の事実を問い詰める練習をするが上手くいかない。

スーとチャウは、お互いの配偶者と同じ過ちを犯さないためにプラトニックな関係を続けるが、二人の逢い引きは次第に周囲の知るところとなる。チャウは身を退くことを決意し、スーと別れの挨拶を練習するが、彼女は悲しみがこみ上げ泣いてしまう。

二人はお互いが抱く愛の深さに気づかされ、その夜ラジオから流れる歌「花様年華」に胸をつまらせる。

チャウは仕事でシンガポールに発つことが決まり、スーに「一緒に来ないか」と電話する。チャウはホテルで待ったが、スーが決断しホテルに着いたとき、すでに彼は香港を後にしていた。

翌年、スーはシンガポールに行き、チャウを訪ようと彼の職場に電話をかける。

しかし他の社員が出て、チャウが代わるものの、スーは黙って電話を切る。チャウが部屋に帰ると人が立ち入った形跡があり、灰皿には口紅のついたタバコが置かれていた。それを見たチャウは、スーが自分の部屋に来ていたことを知る。

スーと再会できなかったチャウはその夜、友人に「昔の人は知られたくない秘密があると山で木を見つけて幹に穴を掘り、そこに秘密をささやいて土で塞ぎ永遠に封じ込める」という話を聞かせる。

3年後、スーは香港からアメリカへ移住しようとしているスエンを訪ね、アパートを借りられるか尋ねる。しばらくたって、チャウはシンガポールから香港に戻り、クウの部屋を訪ねるが彼らはすでに越していた。

新しい住人から隣のスエンも引っ越し、今は女性と幼い息子が暮らしていることを聞く。

その女性がスーであることに気づかず、チャウは香港を離れる。カンボジアへ旅立ったチャウは、アンコールワットを訪れ、壁の穴に何かをささやき土で塞ぐ。

花様年華 レストア版

キャスト

チャウ・モーワン トニー・レオン 
スー・リー・チェン(チャン夫人) マギー・チャン 
スエン夫人 レベッカ・パン 
ホウ社長 ライ・チン 
ピン スー・ピンラン 

 

タイトルも尋常じゃなく美しいが映像も美しいの一言。レトロな雰囲気だけど、作られたのは2000年代なんですねえ。ウォン・カーウァイ監督では「グランドマスター」が好きで、似た雰囲気がありました。映像は気が狂いそうなほどおしゃれで、これは相当後世に影響を与えたに違いないと思う。


既婚者男女が互いの伴侶同士の不倫関係を知り、自分たちも惹かれ合っていく という話だけど、余白がとても多い。主人公たちの服装の変化で「別の日」とわからせる演出。互いの伴侶の顔は映らず、亡霊のように実在感がない。そしてはっきりしない秘密めいたED。
今はそんなことなさそうだけど、当時の香港のアパートのプライバシーのなさにもびっくりした。主人公たちはそこそこ裕福そうなのに、他人の部屋の間借り生活だし、テレビもなく、近所の人との麻雀が日々の娯楽だったんだなーと
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 


 
 
 

 

 
 

 

 

 


 
 
 

 

 

 

 

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利根輪太郎の競輪人間学 競輪の落とし穴

2023年02月17日 21時28分49秒 | 未来予測研究会の掲示板

利根輪太郎はこの日は、落とし穴に落ちた心情に陥ったのだ。

GⅢ  施設整備等協賛競輪in伊東温泉 2日目(2月17日)

7レース

並び予想 5-1 2-9-6 3-7-4 8(単騎)

レース評

自力に勝る阿部に差し脚上位の柳詰が付けて両者の首位争い。河村が得意の捲りで本線撃破を狙う。タテ型で並ぶ中部勢が穴。

1番人気 3-7(4.0倍)

競輪仲間には、3-7か3-9と告げていたのに、最終的に買ったのは3-7-9の3連単。

さらに3-7-2 3-7-1 3-7-5の3連単車券。

3-9を買わなかった―これが、この日のつまづきの始まりであった。

また、7番は5番に絡まれたこともあって、2着を確保できなかったことが、敗因だった。

結果

3-9 2,690円(6番人気)

3-9-7 7,800円(17番人気)

 
8レース

並び予想

レース評

石塚の初日2着は高い評価に値する。勝負圏から一気に捲って首位通過だ。斉木−土屋の地元コンビも気配は良く逆転十分。

 

1番人気2-5(2.6倍)

固いと思い込み、2-5の3連単で勝負したのだが、まさかの結果に・・・

2番は内側に切り込み、4番に絡まれた。

このため2-5ラインの並びが崩れる。

さらに2番は、失格7番の落車のあおりの 影響直線伸びきれなかった。

まら、7番が落車のアクシデントがなければ、9番の1着もなかっただろう。

大反乱となる

結果

9-1 7万3,280円(58番人気)

9-1-2 41万8,670円(339番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
  1 9 佐藤 愼太郎   9.7   切替落避け
× 2 1 齋木 翔多 1/2車身 10.4 B 鐘前先行し
3 2 石塚 輪太郎 微差 10.2     中団取捲上
4 5 山口 泰生 1/2車輪 10.1     石塚マーク
  5 6 伊藤 正樹 2車身 10.2     ライン続き
6 3 齋藤 登志信 8車身 10.7     小原と一緒
7 4 小原 丈一郎 8車身 11.6     中団外後退
  8 武田 憲祐         3番手乗上
7 土屋 裕二         絶好も接触

 9レース

並び予想 3-5-9 8-1-4 6-2-7

レース評

土生を得た稲毛が特選組の意地で勝ち切る。しかし林のブン回しが怖く番手の湊を重くみる手も。援軍得た鈴木も見せ場を作る

1-2の3連単で勝負する。

1番人気1-2(6.7倍)

結果

1-6 5,370円(21番人気)

1-6-4 4万9,330円(133番人気)

10レース 1-9-4 2-5-6 3-7-8

並び予想 

レース評

番手萩原の好援護が見込める青野がペース配分を修正してライン独占に導く。ただ、黒沢や川口も好気配で別線も大差はない。

1番人気 1-9(3.4倍)

1-9の3連単は1-9-5 1-9-2にする。

さらに、1-5 5-1 1-2 2-1の2車単勝負とした。

1-2-5の3点ボックス車券が思いつかなかった。

車券が外れて続けて、完全に頭が熱くなっていた。

冷静さを失しなったことが、落とし穴だった。

結果

5-2 2,430円(7番人気)

5-2-1 1万1,810円(32番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
× 1 5 磯田 旭   10.4   黒沢を利し
2 2 黒沢 征治 1車輪 10.6 B 赤板前先行
3 1 青野 将大 1/2車身 10.4     鐘仕掛外回
4 3 川口 聖二 3/4車身 10.3     被り外捌き
  5 4 渡邉 晴智 1/2車輪 10.4     殿尻内追上
  6 6 伊藤 大彦 3/4車輪 10.5     前団掬われ
  7 8 藤田 昌宏 3/4車輪 10.1     失敗ライン
8 7 横関 裕樹 3/4車輪 10.3   S コース無く
9 9 萩原 孝之 4車身 10.8     追走阻まれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 

「一緒に暮らそう―」その3か月後に届いた悲報

2023年02月17日 21時14分58秒 | 事件・事故

 “収容施設から出さねば” 奔走する女性の願い

配信

メ~テレ(名古屋テレビ)

出会いは面会…「一緒に暮らそう」

 

 

 

 


人間の境涯

2023年02月17日 10時46分18秒 | 社会・文化・政治・経済
 
芳村 思風  (著)
 
人間の進化の実現を目的に、理性を中心とした近代の人間観を批判し、感性を人間の本質とする考え方を提唱するのが、著者が確立した感性論哲学である。
今回、出版された『人間の格』と『人間の境涯』は、旧題『人間の格』という一冊に収められていた講演録である。
また、『人間観の覚醒』は、旧題『人間観の革正』の新装改訂版である。
『人間の境涯』の境涯とは、その人の人格がどの程度まで成長しているかを表すものであり、本の中ではその成長が段階的に示される。
また、その境涯を極めるためには人格を磨く努力を行う必要があるが、その実践論が『人間の格』である。
さらに『人間観の覚醒』では「何のために生きるのか」という根源的な問いが発せられ、まったく新しい感性的な生き方が展開される。
経営者を中心に全国から引きも切らず講演が依頼される著者の思想のエッセンスが詰まったシリーズである。
 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

芳村/思風
昭和17年奈良県生まれ。学習院大学大学院哲学博士課程中退。思風庵哲学研究所を設立。
感性論哲学の創始者。名城大学講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
 
 
 
自己啓発に役立ちました。
 
 
 

人文學隨想集 人間の境涯について

 
 
 
古今東西の言語・造形藝術・音楽に表現された人間の窮極の姿
『イソポ物語』『今昔物語』からデューラー『メランコリア』、ホーフマンスタール『イェーダーマン』…。
古今東西の説話・絵画・音楽に造詣のふかい碩学小堀桂一郎、珠玉の随想集。


【著者のことば】
『人文學隨想集 人間の境涯について』

「人間の境涯」とは、人間の社會的職業的羈絆や虛飾を一切洗ひ流し、その現存在を窮極の無一物にまで詮じ詰めた時に現れる姿である。
どんな人にもその樣な極限の實存の姿がふと浮び上る時間的・空間的位相があるものだ。
さうした人間の限界的位相を訪ね求める旅の方便として、著者は古今東西の文學作品及び言語不通の柵に遮られぬ造形美術、時には音樂作品をも材料として、人々の表象する世界像を檢索する作業に携はつて來た。
 
漫然たる道樂仕事ではあつたが、然し倦く事なく、樂しみながら孜孜として續けてゐた。
さうしてゐるうちに、本來の目標に達するための手段のつもりで集めてゐた材料自體が、何分優れた藝術作品といふ基準には叶ふものだから、如何にも面白い、魅力に富んだ寶藏の如き觀を呈することに氣がついた。
結果として、求めてゐた答よりも、答を導き出すために蒐集した材料を、先づひろげて人に見せたいとの欲求が表に出て來た。そこで御披露に及ぶことにしたのが本書を構成する諸章である。
研究といふ樣な殊勝な志に出たものではないので題も隨想集とした。
 

著者について

小堀桂一郎(こぼり・けいいちろう)
1933年9月生まれ。東京大学・明星大学名誉教授。
専攻はドイツ文学、比較文学、比較文化、日本思想史。
著書に『鈴木貫太郎―用うるに玄黙より大なるはなし』(ミネルヴァ書房〈日本評伝選〉、2016年)、『和辻哲郎と昭和の悲劇―伝統精神の破壊に立ちはだかった知の巨人』(PHP新書、2017年)、『靖國の精神史―日本人の国家意識』(PHP新書、2018年)、『象徴天皇考』(明成社、2019年)などがある。
 
 
 
 

 

 
 
 

 

 
 
 
 

 
 
 
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自分こそが人生の「主役」

2023年02月17日 10時01分55秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼理にかなっている

理(道理、法則、原理など)に一致していると言うことです。 

①自然界の法則を、人間が上手に利用(=知恵)できている状態。

▼だれでもいい、そばにいてあげることだ。

一緒にいて、話を聞いてあげる。

一言でも励ましてあげる。

それによって、苦しんでいる心に、パッと<生>の火がともる。

「自分のことを思ってくれる人がいる」―その手応えが、苦悩の人の生命空間を広げてくれるのだ。

▼自分一人ではない。

他人や世界・社会と<共にある>という実感があれば、必ず立ち上がることができる。

それが生命のもっていている力だ。

だから、「善き縁」が大事なのだ。

▼病で心のありように気付くものだ。

一度も病床に臥(ふ)したことがない人は、どうしても病んだ人への思いやりが欠けがちだ。

しかし「病苦」はそうした人間にも、人生で最も大切なものはなにか、という点に目を向けさせていく、有無をいわせぬ力をもっている。

▼生命哲学の次元での楽観主義は「なんとかなるだろう」という<現実逃避の楽観主義>ではない。

むしろ悪は悪として、苦しみは苦しみとして直視する。

そして、それと断固、戦う。

どんな悪や苦難とも「戦える自分自身」を信ずるのだ。

生命哲学の原理とは<戦う楽観主義>なのだ。

▼人生の苦労もなく、すべて思いどおりに順調にいった人には、多くの人々は救えない。

苦悩しなければ、人の心もわからないし、本当の力わからない。

▼困難があっても、自分こそが人生の「主役」である。

「勇者」であると決めて、前へ前へと進むことである。

自分を卑下したり、心が引いてしまったら、負けである。

▼誹謗中傷されようと、何が起ころうと、自分自身が「勇者」の立場で強くなるしかない。

自分自身が人間としての境涯(人間の力量=幅・奥行)を広げるしかない。

そうすれば、必ず道は開ける。

 


友人のホームページ「晴耕雨読土日競馬」を思い出したが・・・

2023年02月17日 09時48分53秒 | 沼田利根の言いたい放題

友人のホームページを思い出した。

だが、5年間も更新されていなかった。

もう少し早く気付いたら・・・と悔やまれた。

友人のホームページ

晴耕雨読土日競馬

競馬歴48年で、競馬をこよなく愛する者です。
長年培った分析力とともに、競馬評論家として唯一認めていた故・大川慶次郎氏の相馬眼(大川流)をもってして、GⅠ、GⅡのレースを中心に予想します。参考になれば幸いです。

2017年11月26日(日)東京11Rジャパンカップ(GI)3歳以上オープン芝2400m

これが、最後の更新であろうか?

 


映画 長江哀歌

2023年02月17日 08時18分45秒 | その気になる言葉

長江哀歌の画像

2月17日午前6時からCSテレビのザ・シネマで観た。

オーストラリアで成長した息子と親子ほど年齢差がある女性の先生との関係が微妙となる後半が、むしろ印象に残る映画であった。

最後のシーンで、母親が雪が舞う中で踊るエンディングが良かった。

劇場公開日:2007年8月18日

長江哀歌(エレジー)

長江哀歌』(ちょうこうエレジー、原題: 三峡好人)は、ジャ・ジャンクー監督による2006年の中国映画である。

三峡ダム建設により水没する古都に住む人々が描かれる。製作は上海フィルム・スタジオ英語版エクストリーム・ピクチャーズ英語版が共同で行った。

2006年9月5日に第63回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門でプレミア上映され、同映画祭の最高賞である金獅子賞を受賞した

解説

06年のベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いた、中国の若き名匠ジャ・ジャンクー監督による人間ドラマ。

ダム建設によって水没することが決まっている三峡の街。

16年前に別れた妻子を探しにこの街を訪れた炭鉱夫サンミンは、かつて妻が住んでいた場所がすでに水没してしまったことを知る。一方、音信不通の夫を探しにやって来たシェン・ホンは、夫が働いていた工場を訪れるが、そこに彼の姿はなく……。

2006年製作/113分/中国

長江哀歌(エレジー)のネタバレあらすじ:起

中国のみならずアジア最長の大河、長江。

三つの峡谷に囲まれた三峡付近では、国家の威信をかけた壮大なプロジェクトとして巨大な「三峡ダム」の建設が進められていました。しかし、ダム建設により将来ダム湖の底に沈みゆく運命にある町や村などが幾つも存在していました。
山西省で炭鉱夫として働いている男、サンミン(ハン・サンミン)は、16年前に別れた妻ヤオメイ(マー・リーチェン)と娘を探すために船に乗って三峡の街・奉節にやってきました。

サンミンは地元の人に頼んで、かつてヤオメイが暮らしていた場所に連れていってもらいましたが、そこは既にダム建設により水の底に沈んだ後でした。

サンミンは地元の住民の勧めで役所に出向いて調べてもらいましたが、それでもヤオメイの消息は分からずじまいでした。仕方なくサンミンは奉節の安い宿を借り、しばらくの間この街に腰を据えて妻子を探すことにしました。

サンミンは宿の主人から義兄(ヤオメイの兄)の居場所を教えてもらい、早速義兄のもとを訪ねてみました。義兄いわく、ヤオメイはここからずっと南の地で船に乗って働きに出ているというのです。

サンミンはこの街に留まっていればいずれヤオメイと娘に会えるだろうとの義兄の言葉を信じて、引き続き奉節に留まって地元の住民が捨て去った建物の解体作業の職に就くことにしました。サンミンはこの作業場で気のいいチンピラのマーク(チョウ・リン)と意気投合、共に作業で汗を流しました。
時を同じくして、奉節の港にシェン・ホン(チャオ・タオ)という看護師の女性が降り立ちました。山西省からやってきた彼女は、三峡の工場に働きに出たまま2年間も音信不通となっている夫グォ・ビン(リー・チュウビン)を探しに来たのです。

長江哀歌(エレジー)のネタバレあらすじ:転

どうやらグォ・ビンは、この地で違法と知りながら住民の立ち退きを強制する仕事をしているらしいということでした。シェン・ホンはグォ・ビンの友人トンミン(ワン・ホンウェイ)に会い、グォ・ビンの今の職場である住民撤去管理部に案内されましたが、その時はグォ・ビンの姿はありませんでした。

しかし、シェン・ホンは管理部で働く若者から、グォ・ビンはどうやら経営者のディン女史と怪しい関係に陥っているらしいとの情報を得ました。

その後、シェン・ホンはトンミンに案内され、グォ・ビンが経営しているという屋外の社交ダンス場に出向きました。

シェン・ホンは昔、夫はダンスなんかしなかったのにと呟きました。そこではダム建設で大金を手にした男がおり、その男が合図をすると、男が架けたという橋に明かりが灯りました。
シェン・ホンはようやくグォ・ビンと再会を果たしました。しかし、夫の不倫に怒り心頭のシェン・ホンはグォ・ビンに「好きな人がいる。明日、その人と上海に行くから」と嘘をつきました。

翌日、グォ・ビンとの離婚を決断したシェン・ホンは、一人船に乗って三峡を離れていきました。

一方その頃、奉節で建物解体の仕事を続けていたサンミンはマークと一緒に食事に行く約束をしていましたが、いつまで経ってもマークは待ち合わせの場に現れませんでした。

マークは解体現場で事故死していたのです。
その直後、サンミンは義兄からようやくヤオメイの居場所が見つかったとの連絡を受けました。

しかし、ヤオメイは義兄が作った莫大な借金のカタとして、義兄に金を貸した船主の元で働かされているというのです。ヤオメイを連れて帰りたいサンミンでしたが、船主は彼女を連れて帰りたいなら義兄が借りた3万元もの大金を返せと要求してきました。

サンミンは金を作るために山西省へ戻って再び炭鉱で働くことを決意、奉節でできた新しい友人や同僚たちに別れを告げて旅立っていきました。

キャスト

受賞とノミネート

映画祭・賞 部門 候補 結果
ヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞 ジャ・ジャンクー 受賞
アジア・フィルム・アワード 作品賞 『長江哀歌』 ノミネート
監督賞 ジャ・ジャンクー 受賞
作曲賞 リン・チャン ノミネート
ロサンゼルス映画批評家協会賞 外国語映画賞 『長江哀歌』 受賞
撮影賞 ユー・リクウァイ 受賞
 

 

どこからか歌が聞こえる。どうやら船の上らしい。花札をする人、タバコを吸う人、携帯電話をかける人、手相を見る人。中国の今を生きる人々。一人の男が暑さのために上着を脱ぐ。その後ろに長江・三峡の絶景が見える。

船を下りた男は、近くのマジックショーに連れ込まれ、金を巻き上げられそうになるが、したたかな度胸をみせて切り抜ける。今度はバイクの連中が、5元で行きたい場所へ乗せていくとつきまとう。男は、16年前に別れた妻子を探しに、山西省からやってきた炭鉱夫ハン・サンミン。昔、妻が住んでいた場所にバイクで連れてきてもらうが、すでにそこは三峡ダム建設で水の底に沈んでいた。どこか人なつこいバイクのチンピラにすすめられ、役所を訪れるが、妻子の行方はわからない。サンミンは、しばらく三峡の街、奉節(フォンジェ)に腰を落ち着け、妻子を探すことにきめる。

チンピラが面倒見てくれた宿には、マジックショーの呼び込みをしていた若い男がいた。名前はマーク。大好きな人気俳優チョウ・ユンファの『男たちの挽歌』からいただいた呼び名だ。

サンミンが煙草をすすめると、チョウ・ユンファを真似して火をつける。なぜかサンミンとウマが合うようだ。

方言しか話さない宿の主人はサンミンの言葉がうまく聞き取れないが、妻の兄の居場所を教えてくれた。サンミンは船で暮らす義兄を訪ねる。

義兄は、サンミンの妻ヤオメイはもっと南の街で船に乗って仕事をしているという。

娘の居所はわからない。サンミンは義兄に山西省の酒をさしだすが、義兄は受け取らない。

労働者が泊る宿・唐人閣に職の相談に行くサンミン。翌日から、住民移住で必要なくなった建物の解体作業に精を出す。唐人閣の女主人はサンミンに女の世話をしようという。女主人はヤオメイを知っていたが、消息は知らなかった。ある日、サンミンはマークと酒を酌み交わす。マークは、サンミンとヤオメイが売買結婚だったことを見破る。2人は携帯番号を交換する。サンミンの着メロは「好人一生平安」。マークの携帯着メロ「上海灘」にテレビの山峡ダムの映像が重なる。「絶え間なき水流よ、世間のすべてを淘汰し、滔々と河は流れる」。


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サンミンが眺める峡谷を、同じく眺めている女がいる。彼女の名はシェン・ホン。三峡の工場に働きに出て2年間音信不通の夫を探しに山西省からやってきた。工場責任者の妻は、夫グォ・ビンを知っていたが、もう夫はここを離れ、荷物だけが残っていると言う。

夫の荷物の中にあったお茶を、シェン・ホンは飲んでみた。
シェン・ホンは、夫の友人ワン・トンミンを訪ねる。優しいトンミンは、夫の今の職場である住民撤去管理部に案内してくれた。しかし夫は留守だった。住民立ち退きを違法にやっているらしい若い衆が、住民といざこざを起こし頭を殴られて戻ってくる。

看護婦だったシェン・ホンは包帯を巻いてやる。青年は、グォさんは独身だが経営者のディン女史と怪しい仲だと言う。
ひとまずトンミンの家に身を寄せるシェン・ホン。トンミンは本場の四川料理をふるまってくれる。あきらめて明日の8時には小三峡へ旅立つと言いながら、あきらめきれぬ夫への思いをトンミンに吐露するシェン・ホン。その夜。2人は、グォ・ビンが経営する社交ダンス場へ出かける。昔、夫はダンスなんかしなかったのに。シェン・ホンが、そう呟く。
ダム建設で金持ちになった成金風な男がお客を連れ、自分がつくったと自慢げに大橋に明かりを点灯させる。

翌日。シェン・ホンはようやく奉節に戻って来た夫に会うが・・・。
一方、サンミンも義兄からヤオメイが戻ったとの連絡を受け、船へと急ぐ・・・。

 


信じる者は救われる?!

2023年02月16日 21時46分40秒 | 沼田利根の言いたい放題

何を信じのか?

根源的な生命への信頼である。

自己への絶対的な可能性、つまち人間力への絶対的な確信なのだ。

人間力は勇気であり希望への確信。

言うまでもなく人間は生命尊厳そのものである。

ここに人間主義の基本的な理念があるのだ。

自己へのさらに他者への不信がすべての不幸の元凶なのだ。

「自身」に生きる。

大切なのは、屹立した自分自身を創ることだ。

屹立:高くそびえ立つこと

 

 

 


答えの出ない事態に耐える能力

2023年02月16日 12時06分04秒 | その気になる言葉

▼生命尊厳の哲学が持つ三つの力。

1)「大地の如し」―万物を生き生きと生み出す力がある。

2)「大海の如し」―一切を悠然と受け入れ、活かす力がある。

3)「太陽と月の如き」―どんな環境も、希望で照らす力がある。

これが生命の真髄の力なのだ。

▼人の心が変わるのは「信頼感」があるときである。

▼人のつながりが、支えにも、傷つけ合いにもなるこの社会。

いかに生きるべきか?

▼誰かに「聞いてもらう」「心配してもらう」ことが、心の回復となる。

だが、自分のことが信じられなくなり、人生に絶望していて、周りは「敵だらけ」と感じている人もいる。

▼人がもう一度、何かを信じされるようにするには、目の前の人を「敵じゃない」と思えることが必要だ。

▼「この人はら話しても大丈夫そうだ」と思えるかどか。

それが第一歩となって。少しずつ、「人を信じる心・気持ち」が回復していく。

信じるということは、希望を抱くことだ。

▼「基本的信頼」つまり、世界は善いものだという感覚を抱けるようになることは、心の発達に大事なのだ。

安心できる他者が必要である。

▼他者とつながるときの二つの原理。

社会学では「共同性」と「親密性」という。

難しい仕事を一緒にやった同僚、子育てを共有したママ友、青春を共に過ごした友人などである。

▼答えの出ない事態に耐える能力―という考え方もある。

これは、元々は、赤ちゃんを世話する母親の能力のことだ。

赤ちゃんがギャーギャー泣いているのを受け止めて、なぜ泣いているののだろうと考える。

答えは分からないけど考える。

それはなさに「聞く力」でもある。


一秒で答えをつくる力

2023年02月16日 11時51分46秒 | 社会・文化・政治・経済
 
 
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著者について

本多正識
漫才作家・吉本興業NSC講師
1958年大阪府高槻市生まれ。
1979年にラジオ大阪『Wヤングの素人漫才道場』のコーナーに11本連続で漫才台本が採用されたことがきっかけで漫才作家を志した。その後、大阪シナリオ学校通信教育部を卒業(14期卒)、1983年に漫才作家集団「笑の会」に参加した。1984年にオール阪神・巨人の台本を執筆し、ブレーンの1人となり、漫才師や吉本新喜劇に台本を提供、1991年に読売テレビ『上方お笑い大賞』にて秋田實賞を受賞。1990年にはNSCの講師に就任し、担当した生徒数は1万人を超え、ナインティナイン、キングコング、南海キャンディーズ、ウーマンラッシュアワーなどの芸人を指導した。
『M-1グランプリ』『キングオブコント』では審査員を務め、2017年のNHK連続テレビ小説『わろてんか』では脚本協力・漫才指導で参加した。 近年では自身の体験も踏まえ、著書などで子供たちに「いじめのない、笑いのある未来を」というメッセージを発信している。
2021年NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』にて特集回放送、2022年NHK『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』に出演。
現在、『日刊ゲンダイ』にコラム掲載、ポッドキャストで『本多正識の芸人よもやま噺』配信中。主な著書に『素顔の岡村隆史』(ヨシモトブックス)、『笑おうね 生きようね』(小学館)など。
 
 
 
著者が書いておられることはお笑い業界だけではなくビジネスにも応用できる。状況に合わせた発言、行動をする際の準備であったり、発想を転換し新しいアイデアを論理的に考える方法、さらにそのアイデアを洗練させる方法は本当に参考になった。
340ページあるが文章を纏めれば半分の内容に纏められたのではないだろうかと思った。内容は大事なので、半分でも読む読者はいると思う。
 
 
これはやったほうがよい。やったほうが
よい事はわかっているが、トレーニングの方法がわからない、という人には良い本です。
 

佐久間さんの仕事術本が売れましたけど、より具体的なことが書かれているという意味では、この本の方が良かったです。
・俯瞰でものごとを見る
・固定観念を外せ
・そのためにあえて、アホになれ
・うまく早く切り返すために、常にアイドル状態で待て

など、とてもビジネスに通じます。
 

授業はサボり気味で結局芸人もすぐに辞めてしまったのですが、著作はとても面白いです! 芸人志望や現役の芸人さんが読んでも参考になるかと思います。
 

「芸」は模倣から

2023年02月16日 11時28分43秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼心豊かな友と過ごせば人生の価値は高まる。

▼手書きは、頭脳の体操になる。

脳の刺激には、手を使うことだ。

また、「人と会」うことが一番である。

頭と心を健康にする努力を重ねたい。

▼成功する人は、聞く耳を持っていて、すぐ試してみる人。

アドバイスに対して「ああなるほど」で終わるのではなく、すぐに試してみることだ。

それが成長の近道だ。

▼否定せずにまず受け入れることだ。

▼真似をすれば、ノウハウはつかみやすい。

形だけを真似てもだめだ。

考えながらやれば、真似もオリジナルになって個性が出てくるものだ。

「芸」は模倣から。

▼他人と比べても意味がない。

一人一人の個性は違うので、ありのままで輝けばいいのだ。


心理的安全性をつくる言葉55

2023年02月16日 11時17分11秒 | 社会・文化・政治・経済
原田将嗣 (著), 石井遼介  (監修)
 
最高のチームはみんな使っている
 
いま大注目の「心理的安全性」を

取り入れるなら、
本書の言葉から


いつものひと言を変えることで……
会話が増える!
チャレンジが始まる!
チームが変わる!

「言い換え」でわかりやすくお伝えします!
×じゃあ任せたから、頼んだよ →
〇誰に相談すると進みそうですか?

×ムリでしょ →
〇その視点はなかった!

×仕事は増えるけど頑張ろう →
〇やめたほうがいい仕事ってなんだろう?

「多くのリーダーが変化を体感した言葉が
厳選されています」

ベストセラー
『心理的安全性のつくりかた』著者
石井遼介

仕事のあらゆるシーンで使える!
第1章 毎日使いたい! チームの土壌をつくる言葉
第2章 会議を活性化させる言葉
第3章 1on1が楽しみになる言葉
第4章 チャレンジフルなチームをつくる言葉
第5章 お客さまと取引先を「パートナー」に変える言葉
第6章 ピンチをチャンスに変える言葉

 

石井遼介(いしい りょうすけ)

「科学視点」と「現場目線」の双方から、心理的安全な場づくりを。

どうすれば人は輝くのかーー?

事業立ち上げや国際プロジェクトの推進を通じ、「個人」が輝くためにこそ、組織・チームの環境とリーダーシップが重要だと痛感。現在の「心理的安全性」の研究に至る。

株式会社ZENTech取締役。

一般社団法人日本認知科学研究所理事。

慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究所研究員。

東京大学工学部卒。シンガポール国立大学 経営学修士(MBA)。

神戸市出身。研究者、データサイエンティスト、プロジェクトマネジャー。

組織・チーム・個人のパフォーマンスを研究し、アカデミアの知見とビジネス現場の橋渡しを行う。

心理的安全性の計測尺度・組織診断サーベイを開発すると共に、ビジネス領域、スポーツ領域で成果の出るチーム構築を推進。

2017年より日本オリンピック委員会より委嘱され、オリンピック医・科学スタッフも務めた。

2020年9月に上梓した著書『心理的安全性のつくりかた』(日本能率協会マネジメントセンター)は

25刷・14万部を数え、読者が選ぶビジネス書グランプリ「マネジメント部門賞」、HRアワード2021 書籍部門 「優秀賞」を受賞。『心理的安全性をつくる言葉55』(飛鳥新社)監修も務める。

 

言い方をかえたらチームがかわりました。

 

 
心理的安全性という概念をサクッと学べました。
 
 
心理的安全性の確保に役立つ声掛け / リアクションの言葉について解説されており、内容はとても納得のいくものでした。
主に、マネージャー / 先輩の視点からの記述です。

心理的安全性を重視するあまり「ゆるい」職場になってしまうことの危惧には言及されているものの、もっとページが割かれていればより良かったと思います。特に若い会社では、近年ではそちらの方のリスクも多いと思われるからです。
 
 
私は、昨年末に東京から女房と一緒に靑森に移住してきました。靑森では、これまでの経験を活かして社会福祉士事務所「まきばの郷」を開設しましたが、そこには毎日仕事をしながら心理的安全性が保つことができずに相談に来る人が多くいます。今、「心理的安全性をつくる言葉55」を参考にしながら、そうした人たちへの相談に対応しているところです。
 
 
上司の立場である自覚を壊す事の様です。 フレンドリーになれば良いとは限らないと思うし、押し進める勇気も必要だなと思いました。
 
 
職場で発せられる言葉は、職場そのものの状態の写し鏡であろう。
言葉以外にも態度・動作・姿勢といったものもそれに勝とも劣らない
写し鏡である。
心理的安全性をテーマにしているが、どうも心理的安
全性を通して、どのような職場をつくり、どのような状態を作りたい
たが、疎かになっている書物が多いように感じていた。心理的安全性
が目的になってしまっている書籍だ。本書はそれらとは一線を画して
いるように思える。
 

中々過去の癖で聞いたり、言ってしまうことがあまりよくないことは理解しているつもりでた。

それを変えるための具体的な投げかけの言葉を学べたのでいくつかすぐに使ってみたいと思いました。

 

 

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「心理的安全」

2023年02月16日 10時44分26秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼社会的孤立は、健康リスクを高める。

▼自分のなすべきことを即座になす―エマソン

エマーソン:アメリカ合衆国の思想家、哲学者、作家、詩人、エッセイスト。無教会主義の先導者。

▼気取らず、ありのままの自分で、相手の幸福を願い語ればいい。

そこに命の共鳴が生まれる。<本当の自分>を知ってもらえば、友情は強くなる。

人の心を動かすのは策ではなく、心だ。

▼「心理的安全」とは、組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のことだ。

どのような場であれ、<話しやすさ>こそが大切なのだ。

▼実現不可能なアイディアにも「無理だ」と突き放さず、「その視点はなかったね」と受け止めてみることだ。

▼職場、知人、友人関係でも言葉は大切だ。

言葉には「信念や誠実さがあるか、ないかは、不思議を伝わるものだ。