いよいよ、20日(土)から冬期練習が始まります
先月の25日にJACの練習が終了してから、約1ヶ月足らずお休みになり、この練習が始まるのを心待ちにしているクラブ員も多いと思います。
くどいようですが、この冬期練習は、富山JAC冬期練習ではありません。
JACの練習とは内容も練習量も全く違う、
冬期強化練習です。
この練習に参加する人は、それなりの決意を持って来てくれるものと思っています。
厳しい練習になりますが、頑張っていきましょう
さて、冬期練習とは、冬場にするトレーニングのことですが、なぜ冬場にトレーニングを行うのでしょうか?
そして、どんなトレーニングをしたらよいのでしょうか?
私なりに調べたものを説明します。
陸上競技のシーズンは、4月~10月までの試合期、11月~3月までの鍛錬期(たんれんき)に分かれます。
試合期の練習内容は、JACでの4月からの練習を思い出してもらえばいいのですが、
・スタートブロックを使ったスタート練習
・足の動きなどの走り方の練習
・リレーのバトンパス練習
・スピード練習
などがあります。
鍛錬期とは簡単に言うと冬期トレーニングです。
この練習内容ですが、これを今からやるわけですね
冬期トレーニングも大きく4つに分けられます。
1、移行期間(10月下旬~11月上旬)
冬期トレーニングに入る前に、身体をリフレッシュさせます。
4月からの大会の疲れを取ったり、違うスポーツを練習内容に加えるのもよいでしょう。
例えば、バスケやバレーなどの球技をやるのも楽しいですね
ちなみに、みなさんは約1ヶ月ほど練習をお休みしましたので、バスケなどをやる予定はありません
もうリフレッシュしているはずなので。
勘違いしないように
2、準備期間1(11月下旬~2月上旬)
筋力トレーニングや走り込みなどのハードな練習をする期間です。
筋力トレーニングは、体の中心部分を鍛える体幹トレーニングや、バーベルなどを使うウェイトトレーニング(小学生はしません)、ハードルジャンプや立ち五段ジャンプなどのジャンプトレーニングなどがあります。
走り込みは、そのまんまの走るトレーニングです。
とにかくガンガン走ります
この他にも技術的なこともします。
3、準備期間2(2月中旬~3月上旬)
この時期になると少しずつ暖かくなっきますので、徐々にスピードを上げたトレーニングをしていきます。
4、移行期間(3月上旬~4月上旬)
冬期トレーニングでつけた体力を、専門的な動きにつなげていきます。
この頃になると、冬期で頑張ってきた成果が出てくるかも?
過去の例でいくと、確実に成長した人がたくさんいましたよ
冬期練習は試合がありませんので、100mが○秒速くなった
、走り幅跳びで○cm遠く跳べた
、という実感がありません。
そうすると、練習の内容が単調に感じてきたりして、モチベーションが下がることもあります
そんなことのないように、来シーズンの目標をしっかり持って取り組んでください
それと、この冬期期間によくある問題が「太り過ぎ」です
体重が増えることは悪いことではありません。
成長期のみなさんですので身長が伸びますし、筋力がつけば増えて当たり前です。
しか~し、この増え方が多すぎることが問題なのです。
このことについては、過去にこのブログでも書いていますので、
こちらをどうぞ。
ただひとつ言うならば、ある選手が太り過ぎで記録が伸びなくなったとき、チョコレートは毒だと思いこんで食べるのを我慢したそうです。
お菓子の食べ過ぎはやばいですよ
コンビニなどにフラッ~と入らないほうがいいと思いますよ
冬期練習に関して書いたわけですが、必ずしもこのような内容するとは限りません。
新たな練習もあるかも
楽しみにしていてください。
それでは20日にお会いしましょう