この日は2回目の投てき練習を予定していましたが、雨のために室内での練習に切り替えました。
お盆の時期に、これだけの雨が降るのは、ここ数年記憶にありません
昨今の異常気象の影響でしょうか…?
突然の室内での練習ですので、ここはコーチの練習内容の引き出しの多さにかかっています
場所が限られていますので、主にトレーニング中心の内容になりました。
まずは、ミニハードルを使った、もも上げです。
横向きで右に、左に3往復します。
このときの方向転換の切り替え時がポイントです。
ピタッと止まれるようになってください。
次はミニハードルジャンプです。
回転ジャンプと言いますが、空中で向きを変えたり変えなかったり、いろんなバリエーションでジャンプしました。
これを片足でもやってみました。
前にも言いましたが、陸上競技は片足でやる競技がほとんどです。
その次は、ミニハードルを縦に10台並べてのジャンプです。
身体を1本の硬い棒のようにして、地面からの反発力をもらってジャンプします。
なるべく膝の力を使わないようにしましょう。
メインはミニハードルもも上げです。
この練習は特に、足の裏の接地を意識してもらいました。
足の裏の半分から前の部分、足の親指の部分、足のつま先の部分、足の裏全体と、4つのバージョンで接地してもらいました。
基本は、足の裏の半分から前の部分で接地することです。
このときに、絶対にかかと着けてはいけません。
これは、みなさんはもう分かっているようで、かかとを着けて走っていては速く走れないこと理解しています。
ですので、足の裏全体で着くことがダメなのは必然ですね。
つま先は地面に力を伝えにくいので、これもまたNGです。
上級者は、足の親指の部分です。
これはなかなか難しいのですが、この接地はアキレス腱の力を必要とします。
アキレス腱はジャンプ力を生み出しています。
ここを子どものときから使うことで、走りにもジャンプにも大きな影響を与えます。
逆に、大人になってからこの接地をすると、負担が大きすぎてアキレス腱を断裂する可能性もあります。
ジュニア期のトレーニングは大事ですね
最後は、自分でいちばん速く走れる接地でやってもらいました。
いろんな動きをして、自分で理解して、何が自分にいちばん適しているかを選んでください。
考えることで、トレーニングの質はグンと上がります
16日はお盆休みです。
それでは