おはよ。
あちらこちらで、ひどい雨で被害が出ているようです。
どうぞ、穏やかでありますように。
さて、回想。
7月10日(月)に、姉二人と高野山へ出かけました。
6年前に亡くなった父と、昨年亡くなった母ですが、生前の二人の意向により、高野山へ骨は納めてほしいということで、姉二人とともに納骨に参りました。
前日、それまで仏間に置いてあった二人のお骨を、忘れないようにと風呂敷に並べて包みます。
これと供養のお金だけは忘れてはいけませぬ。
よし、準備はOK。
明けて翌日10日は、朝9時にフリードで出発し、まずは刈谷まで出かけて長姉のお迎え。
次に東海市の次姉を拾った。
さて、3人そろって、いざ高野山へ。
ナビの目算では、4時間ほどかかるらしいですが、それでも2時ころに着く予定。
今日の目的地・高野山普門院には、3時にチェックインと話していますので、余裕です。
伊勢湾岸道から名阪国道で奈良へと入り、阪奈道路というのかな?自動車専用道を気持ちよく走りまして、やがて高野山に近づいた。
さて、ここでまだ時間があるので、ちょっと寄り道をする。
地図を見ていて、高野山への途中に、丹生都比売神社(にゅうつひめじんじゃ)というのがある。
かつてあたしは、バイクで本四国88か所巡りをした最後に高野山へと向かいましたが、その途中で、偶然ここに導かれて立ち寄ったことがある。
空海さんと多少のご縁はある神様だとその時知った。
そして、この神社はたいそう美しくて、あたしはとても感激したのを覚えています。
そこへ、姉たちを連れて行こうと思ったんだ。
神社の前に朱色の橋がありまして、それを渡って境内へ。
どん!
ご本殿前。
姉たち3人で、祓詞奏上。
前回同様、やはり気持ちの良い神社でした。
その後しばらく走れば、高野山到着。
それでもまだ少し時間があったので、高野山本山の御廟をお参りしましょうということになって、駐車場に車を止めていざ・・・という時になって、突然空が黒くなって雷が鳴った。
そして、ぽつりぽつりと雨も降りだした。
傘を持って、行って行けないことはなかったですが、これはただの雨ではなさそうな予感がしたので、お参りは中止。
と・・・
ドバァ~~~!と一気に、ものすごい雨が降ってきた。
これには姉二人も、
「丹生都比売神社に立ち寄ってなかったら、あたしら高野山でずぶ濡れだったねぇ・・・」
と、不思議なご縁に感謝しておりました。
(この後、雲が移動して名古屋でもすごい雨が降ったらしい。)
車で移動してほどなくで、目的地の普門院到着。
しばらく駐車場で雨が収まるのを待って、小降りになったところで受け付けへ。
無事、じいちゃんばあちゃんを連れて、ここまで参りましたよ。
ありがとうございます。
早速に、二人のお骨を渡して、さて、ようやく子供3人は落ち着いた。
宿坊が数部屋ありますので、今日はここに泊まりますが、こういうご時世なのか?外国人も多かった。
というか、あたしたち以外は外国人でしたね。
5時半に夕食。
さすがにお寺の宿坊なので、食事は精進料理です。
広間で、ほかの外国人と一緒にご飯を食べました。
これでも十分にお腹がいっぱいになって、おいしかったよ。
この後、お風呂に入って、9時には消灯。
明けて11日。
6時30分から勤行がありますと言われていたので、本堂へ。
そこで、住職が朝の御勤めをするのをお客さんと一緒に参禅しながら、そのおしまいの方で、父と母の供養が始まった。
あらかじめお堂の中にお骨が置かれておりまして、焼香台には我が家の過去帳も並べてありました。
見れば、今回の父と母の名(戒名)と、あたしの名が連ねて書かれてあった。
「では、ご焼香ください」
と言われて、あたしから順に焼香。
その後姉たちが続きますが、その後で、くだんの外国人も見よう見まねで焼香してくれました。
・・・おもろかったです。(じいちゃんばあちゃん、笑っておりましょう)
そうして無事、供養が終わりました。
大変ホッとしましたね。
その後に朝食をいただいて、8時にはそこを出た。
そして、昨日未遂に終わった高野山の御廟へとお参りに向かう。
実は、姉二人も数年前に本四国88か所のお参りをしておりますが、結願となる高野山へはまだ来ていないということで、それも今回の目的だったのね。
朝が早くて、あまり人もいない中、長い参道を歩いていきます。
朝ながら、すでに暑いです。
ゆっくりお話ししながら歩いて、御廟到着。
(ここは写真が撮れません)
無事の納骨のお礼と、姉二人の満願成就のお礼を、未だ衆生のために祈り続けてくださっておられます空海さんに申し上げました。
ありがとうございます。合掌。
帰りには、姉たちは結願の御朱印をいただいて、今回の目的オールクリアです。
あぁ、無事に終わって、良かった!
あとは帰るだけとなりましたが、それにしてもまだ早いので、帰りも寄り道をする。
吉野までは少し遠いので、ここは大神神社(みわじんじゃ)へ行きましょう。
ナビを設定して、出発!
丁度帰り道からそんなに外れることもない道を2時間弱で、無事到着。
有名なところですが、姉二人は来たことがないという。
あたしは4回ほど来てるかな?
かつて次男と来た折は、ご神体のお山にも登りました。
コウヤも覚えていると思います。
ご本殿以外には、狭井神社(さいじんじゃ)というところも中にありまして、それが薬の神様らしく、姉二人を連れて、ご霊水を飲ませたりました。
(ついでに、義兄さんたちに、ペットボトルのご霊水買ったりました。一本100円。)
いつまでも、元気でいてね。
さて、暑い中、熱中症にならんかと注意しながら、それでもここも無事お参り終了。
門外でお昼なので、名物の三輪そうめん食べました。
(ここで新発見。
そうめん食べようねと話していた時は何にも言わなかった次姉が、「実はあたし、そうめんが好きではないのよ」と発言。
そうならそう言えばよいのにと、長姉とあたし。
次姉は、せっかくなので遠慮していたと白状して、柿の葉寿司食べました。
おもろい姉弟です。)
ウンコ暑い中での参拝を終えて、お腹も満ちて、さて帰るべ。
帰りもすんなり来た道を逆走して、姉二人を無事に送り届けて、今回の納骨旅行は無事に完了いたしました。
全員年寄りながら、それでも子供3人がそろって父母の供養ができて、何よりだったと思います。
じいちゃんとばあちゃん、喜んでくれたかな?
ということで、今回の回想はこれまで。
あまねく、穏やかでありますように。
ありがとうございます。