おはよ。
昨日は、恩師のお通夜ですた。
姉たちも一緒に行きまして、最後のお別れをしてきますた。
子供のいない夫婦でしたので、教え子(と言っても、恩師の個人的な付き合いをしてきた教え子の仲間たち)数人がお手伝いに、弔問のお客様のお相手をさせていただいたのですた。
無事に読経がすみまして、姉たちと祭壇の棺おけに眠る恩師の顔を見ながらお別れをしたのですた。
頬のこけたおじさん(恩師をみんなは、こう呼んでいたのでつ)の顔は、見ようによっては、ついこの間、「オイ、テルト」と呼んでいたような顔に見え、なんとも生きていることと死んでいることの紙一重な、不思議な感覚になるのでした。
この人とも、ご縁があって、今いるあたしがいることのありがたさ(奇妙さ)を感じるのでした。
眠るおじさんと、見ているあたしが一つになるような、そんな一瞬でした。
今日の本葬は、行きません。
煙となって、また、アチラ側で、うまい酒でも飲んでてください。
ありがとうございます。