おはよ。
一昨日、昨日と、長姉夫婦と次姉とあたしの4人で、義兄の計らいで初盆を迎えるじいちゃんの弔いを兼ねて、永平寺まで行ってきました。
とは言え、永平寺がじいちゃんの菩提寺かというとさにあらず。
永平寺は、義兄の家の菩提寺で、たまたまそこに乗っかって、じいちゃんも弔うことにしたのです。
実はじいちゃん、自分はばあちゃんと一緒に、高野山(真言宗)に祀ることに生前から決めておりました。
(新美の菩提寺が曹洞宗で、そこに墓地まで用意をしていたんだが・・・なぜか?高野山に行くと宗旨替えをした。そういうあたしは、名古屋の禅宗のお寺の共同墓に入りますから、まぁ親子そろって勝手をするのでした)
そんなじいちゃんの葬儀は、本当なら真言宗の御坊さんに頼まないといけないのかもしれなかったけれど、近くに真言宗のお坊さんがいなかったものだから、あたしの一存で、浄土宗の同級生の坊主に頼んで、満中陰までやってもらったのだ。
だから、位牌の梵字は真言宗だけど、塔婆は浄土宗の梵字という大変個性的な祭壇となっておりますの。
そんなことでガタガタいうじいちゃんではないとあたしは思っていますから、あたしは自信を持っていい加減にやっております。
じいちゃん、ごめんね。
で、今回の曹洞宗の永平寺参り。
じいちゃんの弔いに、3宗派にわたってお参りをいたしまして、それはきっと良いことのような気もしています。
重ねて・・・じいちゃん、ごめんね。
さて、27日の10時に義兄のところへ集合で、出かけるまでチビたちの相手。
妙齢のご婦人には相手にされませんが、子供たちには人気があります。
その後時間となりまして、義兄の車で4人で出発。
今日は山中温泉へと参ります。
お陰さまで仲良しの兄弟ですから、車中楽しく参りました。
あちらこちらで買い物したりもしまして、3時過ぎには宿に到着。
今回のお宿は、かよう亭というところ。
実は、今回は義兄のおごりです。
お義兄さん、ありがとうございます。
こじんまりとしていますが、しつらえも素晴らしい大変趣のあるお宿で、それは素敵な空間でした。
のんびりと温泉に入って、やがて食事。
食事もまた、贅沢ながら上品でした。
10センチほどの一番おいしいころのアユとか、小ぶりのジュンサイとか、こういうところでないと食べられないものが供されまして、それに合わせて、宿のおすすめのお酒をしっかりと頂きました。(義兄のおごりだから、遠慮はない)
食事の終盤、宿の社長が登場。
こういう宿を作った人柄がそのまま出ておりました。
どうぞいつまでもお元気で。
すっかりホロホロとして幸せのうちに、就寝。
明けて28日は、ヒグラシの声で目を覚まして、すぐ隣を流れている川沿いの遊歩道を散策。
苔むした美しい散策道を歩いて、やがてこおろぎ橋。
そこから折り返して、元に戻ります。
朝風呂に入って、朝食。
これもまたおいしかった。
ゆっくりコーヒーを飲んで、さて本日はメインの永平寺に参ります。
宿から1時間ほどで、永平寺。
ここで、義兄はそのご先祖を弔うために、お寺に納経の手配をいたしまして、あたしもじいちゃんの名前を書いて、一緒にお経をあげていただきます。
そして、4人で境内を巡って、道元さんの御廟にお参りです。
姉が「おじいちゃんのお陰で、みんなで来れたよねぇ」と言っていまして、御廟に向かってお経を唱えていたら、あたしは知らずに涙があふれてきたですよ。
ほんの一時、祈りの結晶にあたしはなれたかもしれません。
じいちゃん、ありがとうございました。
道元さんは、「生活が修業です」とおっしゃいましたが、あたしは佐藤初女さんの「生活が祈りです」という言葉の方が好きで、それは出来の悪いあたしが雲水さんのような厳しいことはできないからなのだけれど、ただ、ふと何かに気づいたときに、祈りの中に自分を置けたら良いなと思っています。
せいぜい・・・それしかできん、あたしなんだ。
さて、無事のお参りを済ませて、あとは帰ります。
帰りの車中も、仲よし姉弟はワハハエヘヘと笑いながら、途中お土産を買って無事帰宅。
一泊二日の楽しい旅を終えました。
あの世でじいちゃん、笑ってくれたかな?
義兄さん、大変ありがとうございました。
そして、どちらさまも、ありがとうございます。
一昨日、昨日と、長姉夫婦と次姉とあたしの4人で、義兄の計らいで初盆を迎えるじいちゃんの弔いを兼ねて、永平寺まで行ってきました。
とは言え、永平寺がじいちゃんの菩提寺かというとさにあらず。
永平寺は、義兄の家の菩提寺で、たまたまそこに乗っかって、じいちゃんも弔うことにしたのです。
実はじいちゃん、自分はばあちゃんと一緒に、高野山(真言宗)に祀ることに生前から決めておりました。
(新美の菩提寺が曹洞宗で、そこに墓地まで用意をしていたんだが・・・なぜか?高野山に行くと宗旨替えをした。そういうあたしは、名古屋の禅宗のお寺の共同墓に入りますから、まぁ親子そろって勝手をするのでした)
そんなじいちゃんの葬儀は、本当なら真言宗の御坊さんに頼まないといけないのかもしれなかったけれど、近くに真言宗のお坊さんがいなかったものだから、あたしの一存で、浄土宗の同級生の坊主に頼んで、満中陰までやってもらったのだ。
だから、位牌の梵字は真言宗だけど、塔婆は浄土宗の梵字という大変個性的な祭壇となっておりますの。
そんなことでガタガタいうじいちゃんではないとあたしは思っていますから、あたしは自信を持っていい加減にやっております。
じいちゃん、ごめんね。
で、今回の曹洞宗の永平寺参り。
じいちゃんの弔いに、3宗派にわたってお参りをいたしまして、それはきっと良いことのような気もしています。
重ねて・・・じいちゃん、ごめんね。
さて、27日の10時に義兄のところへ集合で、出かけるまでチビたちの相手。
妙齢のご婦人には相手にされませんが、子供たちには人気があります。
その後時間となりまして、義兄の車で4人で出発。
今日は山中温泉へと参ります。
お陰さまで仲良しの兄弟ですから、車中楽しく参りました。
あちらこちらで買い物したりもしまして、3時過ぎには宿に到着。
今回のお宿は、かよう亭というところ。
実は、今回は義兄のおごりです。
お義兄さん、ありがとうございます。
こじんまりとしていますが、しつらえも素晴らしい大変趣のあるお宿で、それは素敵な空間でした。
のんびりと温泉に入って、やがて食事。
食事もまた、贅沢ながら上品でした。
10センチほどの一番おいしいころのアユとか、小ぶりのジュンサイとか、こういうところでないと食べられないものが供されまして、それに合わせて、宿のおすすめのお酒をしっかりと頂きました。(義兄のおごりだから、遠慮はない)
食事の終盤、宿の社長が登場。
こういう宿を作った人柄がそのまま出ておりました。
どうぞいつまでもお元気で。
すっかりホロホロとして幸せのうちに、就寝。
明けて28日は、ヒグラシの声で目を覚まして、すぐ隣を流れている川沿いの遊歩道を散策。
苔むした美しい散策道を歩いて、やがてこおろぎ橋。
そこから折り返して、元に戻ります。
朝風呂に入って、朝食。
これもまたおいしかった。
ゆっくりコーヒーを飲んで、さて本日はメインの永平寺に参ります。
宿から1時間ほどで、永平寺。
ここで、義兄はそのご先祖を弔うために、お寺に納経の手配をいたしまして、あたしもじいちゃんの名前を書いて、一緒にお経をあげていただきます。
そして、4人で境内を巡って、道元さんの御廟にお参りです。
姉が「おじいちゃんのお陰で、みんなで来れたよねぇ」と言っていまして、御廟に向かってお経を唱えていたら、あたしは知らずに涙があふれてきたですよ。
ほんの一時、祈りの結晶にあたしはなれたかもしれません。
じいちゃん、ありがとうございました。
道元さんは、「生活が修業です」とおっしゃいましたが、あたしは佐藤初女さんの「生活が祈りです」という言葉の方が好きで、それは出来の悪いあたしが雲水さんのような厳しいことはできないからなのだけれど、ただ、ふと何かに気づいたときに、祈りの中に自分を置けたら良いなと思っています。
せいぜい・・・それしかできん、あたしなんだ。
さて、無事のお参りを済ませて、あとは帰ります。
帰りの車中も、仲よし姉弟はワハハエヘヘと笑いながら、途中お土産を買って無事帰宅。
一泊二日の楽しい旅を終えました。
あの世でじいちゃん、笑ってくれたかな?
義兄さん、大変ありがとうございました。
そして、どちらさまも、ありがとうございます。