こんにちは。
退院後の当日は、姉たちのおかげできれいな部屋で無事に過ごしました。
2か月振りのお風呂、そして、久しぶりによく眠りました。
・・・やはり、家は良い。
病院のベッドとは違い、あたしはもともと畳に布団が好きなので、その大好きな布団からはみ出して大の字になっても、腕が畳に乗っかって疲れない。
それがよろしい。
そして何より、ご飯を作って一緒に食べて、次男がうまいと言ってくれるのだから(吉野家の牛皿でしたが)、これを幸せと言わずなんという?
かつてあたしは、病院には光がないから、光のある娑婆に戻りたいと書いたことがありますが、それがこういう事なのだ。
病院というところに光がないわけではない。
ただ、その光は、例えば病気が治りますようにと念じる人々の救いとなるものだったり、介護の皆さんの温かい言葉だったりという、ものすごく限定された光。
もっと言えば、太陽の光を反射してできる月光のようなもの。
それとは逆に、娑婆は、己の行動が無限にあり、その光も、己が発するものもあれば受け取るものもあるという、自発的な光のやり取り。
それは、病院内では叶わない、自由で喜びに満ちたもので、それをあたしは光と称したのでした。
次男との食事は、まさにその光でした。
それを、改めて幸せの形として感じて、ありがたかったのでした。
その後、退院から一週間の24日の診察まで、足取りはまだまだヨロヨロとしつつも、日々の生活そのものがリハビリとなり、本当に少しずつでしたが、動きを思い出して体が慣れていくのも感じておりました。
車のバッテリーが上がっていたので、いつもの車屋さんに来てもらってバッテリー交換ののち早速試乗。
外を300メートルも歩くと疲れるので、近くのスーパーにも行けないのは困るのですが、車があれば足代わりになる。
久しぶりに運転して、それは問題ないことを確認。
そして、早速に近くのスーパーへ買い出しに行ってみた。
スーパーの台車の買い物かごが、杖代わりになってエエ具合です。
これで久しぶりに、食事の買い出しもできました。
車の運転の練習代わりに、念願の氏神さまにも出かけてみた。
祓い言葉でお礼かたがた、再び、お参りに来られましたことが、また嬉しいPでした。
ありがとうございます。
ついでなので、田んぼも見に行く。
(この時点で、自由に動けること、好きなところへ行けることが嬉しくてしょうがない)
田植え前の田んぼ。
メンバーが精魂かけて、力を合わせて守ってくれた田んぼです。
後日、次の週には田植えと聞きまして、その日には是非みんなに会いに来ようと思いました。
みんな、ありがとうね。
さて、家に帰ってゴソゴソしていると、誰か来た。
ジャン!
あたしの為に、FBにはコメントしないと願掛けまでしてくれていた丸ちゃんが来てくれた。
そして、退院を祝ってくれたのとともに、プレゼントまでいただいた。
「また、遊びに行こうね」とも書いてあって、感激仕切りのPでした。
丸ちゃん、ありがとうございました。
うん、体ができたら、ぜひ遊びに行きましょうね。
よろしくお願いします。
何とか薄皮をむくように、体を少しずつ動くようにと生活しておりまして、やがて退院一週間後の診察の日。
姉から「運転しようか?」と気遣いをいただきましたが、何とかひとりで行ける目途がありましたので、豊明の病院まで片道1時間30分を覚悟して、ゆっこりでもいいように9:50予約の診察でしたが、6時に家を出た。
が、あにはからんや、道もスイスイあたしの運転もスイスイと参りまして、7時過ぎには到着。
あらま、時間が余ってしまうなぁ・・・と思っていましたが、受付の機械がありまして、そこの前にはすでに人が並んで7時半の受付開始を待っていた。
それでも、早すぎだろう・・・と思って、あたしも並んで待っていたら、10分後くらいには受付開始。
で、ゾロゾロと動く人について行ってみると、審査前の採血が7:50から開始と書かれている採血室に着いた。
そこでは、早くから並んで受付をしていた人たちが、また同じように並んでいた。
はは~ん・・・そういうことだったのね。
つまり、この人たちは外来で、採血などするのに時間を知っていたので、並んででもスムーズに診察の待ち時間も少なくなるように動いていたというわけです。
それを合点しましたので、あたしもそれに倣って動いて正解なのでした。(朝早く出たのも、結果オーライでしたね。)
そして、いざ診察。
一週間ぶりの担当医の診察。
簡単に、入院時のお礼とこれまでの生活ぶりを話して、お医者の見立てを聞く。
各別悪いことはなさそうだという言葉に安堵していると、それでも・・・とお医者が続ける。
今の調子は、薬を飲んでいるからであって、この病気は、落ち着いている状態がせめて1年は続くことを確認しないといけないのです・・・と釘を刺された。
それは確かにそうである・・・と、あたしも再認識をする。
診察後、お尻にコロナ対策として注射して、今回の診察はおしまい。
次はまた一週間後に来ることとして、会計を済ませて帰宅。
昼にはうちに帰りました。
往復の運転も大丈夫でしたね。少し自信が付きました。
そうそう、実は家に帰ってから突然味覚障害になりまして、何を食べても甘い。
それが気になったものだから先生に訊いてみましたが、今度の病気の副作用であろうから、そのまま治るのを待てという事でした。
が、それがいつなのかもわからないから、気長に待つしかないですね。
自炊だから、味がわからないのがつらいんですが、コウヤに味見を頼んで、あとは勘でやるしかないですね。
まぁ、いまのところ鍋の元とか中華の素とか冷凍食品とかで味の決まったものを出しているから、食えないことはないと思っていますが、作るこちらもなんだかやってやりたいところもあるので、たまに冒険したりしますが、せいぜいが野菜炒めくらいで留まっています。
早く治るといいなぁ・・・
(その節は、みずちゃん。いろいろ教えてくれてありがとう)
体の回復はボチボチで、食べてはいますが、体重が全然増えない。
家の体重計では、体重56Kg、体脂肪5%、内臓脂肪1%と出ます。
我ながらすごい数字だと思いますが、先生は気にしなくてよろしいとのことです。
こちらも、ゆっくり体を作っていこうと思っています。
さて、そんなこんなで昨日土曜日は、田んぼ同好会22回目の田植えでしたので、そそくさと皆に会いに行った。
すでに大半の苗が植わっていましたところへ来た。
そして、およそ一年ぶりのメンバーとの邂逅。
市野さん、きみ君、よししと君と挨拶、ならびに、田んぼをやってくれたお礼。
向こうからは、それぞれに退院できてよかったね、元気になってよかったねと祝いの言葉。
ありがたいのでした。
隊長だけ、この日は健康診断とかで遅れてきますと言いながら、まだみたいで会えませんでしたが、一番合いやすい男なのでそのうち会います。
その時に,隊長にもお礼申します。
さぁ、そんなこんなの今日まででした。
娑婆はやはり、光に満ちておりました。
それを実感して、あたしは生きる力が湧いてくるのを感じています。
人もあめつちも、全てが輝いております。
それが嬉しくありがたいのです。
ありがとうございます!!!