こんにちは。
またご無沙汰をしておりました。
この頃歳のせいか?、大変疲れておりました。
そろそろかな・・・?(なにが?)
さて、
ブログネタを見つけられないほどに疲れておりましたPですが、忙中閑あり。
定休日のくそ忙しい合間を縫って、久しぶりに
ツタヤへ行ってみた。
そして、営業日の本日の今日はこんなものを観た。
「山本五十六」東映DVD
第2次世界大戦の発端となった真珠湾攻撃を命令された連合艦隊司令長官のお話。
物語はいずれも台本・脚色があることは承知をしていつも観ます。
(だから、ホラー映画を見ていても、それを撮っている人がいると思ってしまうあたしなんです・・・昔からひねくれていたのかな?)
「山本五十六」という同タイトルの映画を、もう遠い昔・・・そうさ、あたしが小学生の高学年あたりのころに、
父と、今はつぶれてなくなった
半田ロマンという映画館で観た記憶がある。
父と観た映画というのは、その記憶しかない。(たぶん、それだけだと思う)
どうしてそれを見に行ったのか?
あまりに遠い記憶ですから定かではないですが、ある晩の食卓で父が山本五十六という人の話をしたことはおぼろげながら覚えている。
(大正8年生まれの父、召集をされて軍隊に所属されています)
それと関係があったのかなかったのか?それでもあたしは父に連れられて、二人でその映画を観たんだ。
子供心に覚えているのは、映画の中の軍人という風体と、山本五十六という人が、移動中の飛行機の中でアメリカの戦闘機に銃撃されて亡くなったということ。
当時の映画では、軍機の中で襲撃をされた折り、胸を撃ち抜かれたんだが、軍刀を右ひざの前に据えたまま、粛然と被弾した飛行機とともに消え行く姿がラストシーンとして、なぜかあたしははっきりと覚えている。
そしてその時、映画館の隣に座っていた父が、涙を流していたのを覚えている。
子供ながらに、強烈な印象だったんだろうな。
その時の五十六さんは、あたしの記憶が確かなら
三船敏郎さんが演じていた。
それのリメイク版として、今回は
役所広司さんが演じていた。
役者さんの色は違いますが、昔見た五十六も今の五十六も遜色がない。
役者さんってすごいですね。
映画の内容に感動もしますが、役者という姿に感動しましたよ。
翻って、たまさか呉服屋という商売人としてのあたしを顧みた。
それを役者と比較するなら商人。
あたしは商人として、
人を感動させられるほどの役に立っているか?と考えたです。
出来ているとは言い難いですが、そうなりたいとは心から思う。
その上で、糊口をしのぐものがいただけたら、あたしは堂々と生きていける。
そうでありますようにと思っています。
映画の終盤、五十六さんはやはり軍機で移動中に襲撃されて胸を打ち抜かれる姿が映されておりました。
そして、軍刀を膝に据えたまま、役所広司さんの五十六もまた粛然と軍機とともに墜落して行きました。
・・・
この映画は、反戦映画です。
五十六さんは、政治と世論が三国同盟に参加することを良からざると思いながら、その流れの中で精いっぱいの力を尽くす軍人の姿として描かれております。
個人史としては美談ですが、なんだかなぁ・・・
ちょうどこちらも観ました。
http://tabi-labo.com/90388/japan-india-curry/
よく知りませんが、このお坊さん、頑張っております。
応援したいと思います。
ありがたいことに、
子供を持った親となりましたあたくしが今何を思うか?といえば、子供たちが穏やかに過ごせますようにということなのね。
今回のDVDで、
終戦の東京が映されていました。
それが実物かどうかはわかりませんが、画面で焦土と化した日本は・・・
無残。
でもね、それと似たような場面は、ほんの小さな
東北の南三陸であたしは見ているのだな。(長男も見ているな)
あれが人災だとしたら・・・許すまじ。
右も左もありませんが、どうぞ穏やかでありますように。
軍人・・・それがいらない世の中になったらいいな。
商人・・・平和な世の中でなお、お役に立てて生きていけたらよいな。