ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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朋あり 遠方よりTEL来たる

2013-05-31 10:52:00 | ノンジャンル
ということで、こんにちは。

久しぶりのおばかのEより電話あり。

内容はともかく、元気な声で嬉しかったんです。

相変わらずの、人の良さまるだしのおしゃべりでした。


会いたいなぁ・・・と思った。

亀太郎で、また会いに行こう・・・とも思った。

それまで、元気でいてね。

一期は夢よ ただ狂え

2013-05-30 12:49:00 | ノンジャンル
こんにちは。

梅雨入りだそうです。

今度の土曜日は田植えですので、天気が気にはなりますが、稲刈りと違って雨でも田植えはできるのだ。

あんまりの雨だと順延となりますが、そこそこでお願いできたらと思っています。

あめつちの神様、どうぞよろしくお願い致します。


知人からの本日のメールに、こんな言葉がありました。

「なにがぴかさんを導くのだろうか…」

あたしがお遍路さんに行ったことに対しての言葉ですね。

気にしていただいて、ありがたいと思いました。


一言で言えば・・・ご縁

行きたくて行った事の端緒に、何故行きたいと思ったのか?を考えたらきりがない。

あれやこれやあたしの55年の人生も含めて、もっと言えば、あたしが信心深い親に生まれたせいもあるかもしれぬ。

たどっていけば、それは壮大なオデッセイが出来上がるのでありましょう。

そこで気がつく・・・だから、何?


お遍路中に、こんな場面に出くわした。

32番「雪渓時」の隣に、たまたま神社があったものだからお参り。

たぶん氏神様がおられます神社。

お遍路さんの札所は当然ながら賑わうのでしょうが、お寺のすぐ隣にあっても、札所でないからなかなか参拝の方は少ないと見受けられました。



早朝のこと、そこの参道を進んでいくと、太鼓の音が聞こえてきた。



拝殿前で、宮司さんを拝見しました。

近寄るあたしの足音は、多分聞こえていないでしょう。

誰が見ていようと構わずに、宮司さんは一心に太鼓を叩きながら、祝詞を上げておられました。

神職も坊主も、こうした姿を見ると、「下座に生きておられる方々だ」と納得をします。

彼らにとっては当たり前なのかもしれませんが、こうして日夜祈りを欠かさない姿は、あたしの胸を打ちます。


祈りもやっつけ仕事になることがあるんかいな?

それはよくわかりませんが、そうだとしても、それはその方自身がわかっているのだと思うのね。
(分からずにやっていたら、それはそれでいいのかもしれない)


おばかの殿さまが言っていた。

「お天道様に恥ずかしくないように生きたい」

・・・あぁ・・・そういうことなのだ。


お勉強も大切で、考えることも大切で、修行もいるのだと思います。

その果てにどうするか?

・・・

「すむ人は見られぬ 夢の夢の夢の世を うつつ顔して

何せうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂え」
  (閑吟集)


お遍路さんを終えて、あたしはあらためて思う。

やりたいことをやるのが一番だ~!







気づいたこと

2013-05-28 10:49:00 | ノンジャンル
こんにちは。

昨日、ようやく記録としてのものを書き終えて、あらためて本日、600枚近い写真をスライドショーで見てみた。

大半がお寺の写真。

その中に少しですが、景色だったり、人の様子だったりが写っていた。

きっとその時のあたしが何かを感じたんだろうと思います。


こちら。



随分と腰の曲がったおばあさんが、お仲間に遅れながらもお参りを続けておられました。

歩き遍路の方々も、多くは50~60歳という方が多かったように思います。

時間に余裕ができた方という言い方もできますが、時間とお金があるからやれるか?というとそうでもないと思う。

行きたいから行く・・・おばあさんは、きっとそうなんだと思いました。

あたしもそうしたいと思いました。




瀬戸内海。

まさしく、空と海だと思った時。


61番「香園寺



大きな市民ホールみたいなお寺。

この2階に本堂がありました。



早朝のこと、丁度護摩を焚いての勤行の途中にお参り。

般若心経を何度も唱えておりました。




屋島寺にとてもたくさんいた毛虫

参道にウジャウジャおりました。

ただ、それを見た時に、「踏んで殺してはいかん」と思ったものだから、ここは下ばっかり見てお参りしました。

随分とふまれたヤツもおりまして、生死をめぐる運の良し悪しを感じた一コマ。




瀕死の重傷から立ち上がった亀太郎

倒れた際に、ちょうど隣の壁にシールドを叩きつけてしまって、哀れ傷だらけ。

その時、右のバックミラーもボッキリと折れたのですが、オートショップ・オジマさんが手配して、折れたミラーを溶接でくっつけてくれました。

本当にありがたかったです。


などなど・・・写真を見てはいろいろまた面白く思い出しておりました。

気づき多きお遍路さんでした。



お遍路さん その8(最終章)

2013-05-27 13:04:00 | ツーリング
こんにちは。

早起きをして任坊山に散歩に行って、汗をかいたので、ビールを飲んでやった。

そんな素敵な本日5月27日に、いよいよ結願を迎えた5月20日のお遍路さんツーリング最終日を書くのですよ。


土砂降りで緊急避難的に四国にとどまりました5月19日から、明けて20日は穏やかな日和となっていただけました。

前夜、計画の立て直しをしまして、この日も午前5時に出発。

これまでどおり、宿には「早くに出立します」と伝えてあります。

そして、いつも、「鍵を開けて、どうぞお出かけください」とお許しをいただいています。

明け方白んだ空の下、亀太郎といよいよ本州に向かって出発しました。

雨も風も治まってはいましたが、淡路島はこんな風。



霧で、鳴門大橋も明石大橋も、景色は全く見えませんでしたよ。

それでも無事に、本州に再上陸

ここからは、高速道路に従って、和歌山を目指しました。


昨日の満願のおり今ひとつ感慨がなかったのは、実は、今回のお遍路さんの最終目的地を、高野山に定めていたからなのですね。

空海さんがご入定されて、死して今なお天下の安寧を祈ってくださっています場所が、高野山。

そこに行かなくては、あたしは結願したと言えなかったんです。


大阪を通りまして、やがて大阪、奈良、和歌山の県境付近。

高野山が近くなりましたところに、もう一つ行きたいところがあった。

それが、丹生津比賣神社。(にゅうつひめじんじゃと読みます)



世界遺産に数えられています。

過去、何度も行きかけたのですが、何故か行けなかったところ。

それが念願かなって、とうとう参拝できました。



決して大きくもなくて、ひなびた山の中にあるものですから、賑わいを感じる場所でもありませんでしたが、神様の威厳を保ちつつもなぜか穏やか~でホッとする気配でしたね。

神社のこういうところがあたしは好きです。

(厳しさにうち震える神社もあるですよ・・・あくまで個人的な感じ方ですが)



御札といくばくかのお土産を買いまして、さていよいよ高野山を目指します。

そこから1時間もなかったかな?

ついに高野山

前回(正面参道)とは違って、今回は一の口から入りました。



たくさんのお墓のなかの道を通りまして、



やがて奥の院

(奥の院は撮影ができません)


ここだけは、軽はずみな言い訳とか方便とかいいカッコとか、そういうものが一切通じないものすごさを感じてしまいます。

だから祈りも、ただ純粋なものだけになるような気がする。

あたしの全部が見透かされているようで、怖い気もするのですが、だからこそ引き寄せられてしまう・・・そんな感じ。

お大師さまの御廟の前で、88ヶ所の満願のお礼を申し上げました。

そして、あたしの中で、本当の結願をいたしました。

ありがとうございます!


帰り際、こんな光景にも出くわしました。



10時を過ぎた頃だと思いますが、御廟にお大師さまの食事を届けているのに遭遇しました。

(黄色い衣を着た人達が、運んでいました)

空海さん、現世に生きておられました。


その後、うちのじいちゃんとばあちゃんがお世話になるところの普門院にもお参り。



ばあちゃんの先祖の菩提の弔いも兼ねまして、しっかりお参りさせていただきました。


あぁ・・・

ついにというか何というか、これでいよいよあたしの今回の旅の目的が達成されまして、あとは帰路につくだけです。

5月20日の午後4時頃・・・

無事に帰還いたしました。


出会いましたすべてのご縁に感謝です。

ありがとうございます!

イェ~イ!



・・・このあと多分、余録が・・・続く



お遍路さん その7

2013-05-26 12:06:00 | ノンジャンル
こんにちは。

今朝は、田んぼをのぞいてから、久しぶりにの任坊山散歩

天気が良くて気持ちがいいぞ!

そんな日曜日の本日、「有効期限が切れました」とパソに出てきたものですから、昨晩ノートンのセキュリティソフトをネットで買いまして、早速にダウンロードしたら、OUTLOOK EXPRESSでメールが見れなくなりますた。

困ったなぁ・・・GMAILがあるからまだなんとかなるけどね・・・

パソ音痴のあたしは、多分このまま手が出せません。

どうしたらよいのかわかる方がいましたら、教えてください。(切実)


さて、いよいよ終盤の5月19日のお遍路さん。

天気予報では、雨模様です。

それでも朝のうちは降られずに、79番「天皇寺」からスタート。



神社とお寺が同じ敷地にありました。

そして、80番「国分寺

ところが、ここは山門がしまっておりました。



7時にならないと、門があかないらしい。

これまでのところは、お堂こそ閉めてあったりしましたが、境内に入れないところはなかったですよ。

かつて西国33観音を巡ったとき、京都の醍醐寺で同じように大門がしまっていたことがあった。

醍醐寺ほどの大きなところと比べるのも詮無い話ですが、治安の意味はあるのでしょう。

「また来いよ・・・ということか?」

と思い直して、門から遥拝いたしました。

その後、81番「白峯寺」に向かう途中の山道からは、かなたに大きな瀬戸大橋が見えました。



こんな大きな橋を海の中に3本もよく建てたものだと感心しておりました。

でも、良い景色。

そして、少し走りまして、源平の合戦で有名な屋島の84番「屋島寺



観光地としても栄えているようで、日曜日もあったのか、朝まだ早い時間でしたが随分と人が出ておりました。



(屋島寺の駐車場にて・・・この時まで日の丸がありましたが、この後どこかに吹き飛ばされてなくなったもようです・・・残念)

この次が85番「八栗寺



ここはケーブルカーで登ります。

お遍路の中には、結局4ヶ所ロープーウェイかケーブルカーで登るところがありました。

歩き遍路の方々のご苦労をしのびました。



上の駅から歩いてお参りをして、帰ってまた駅に来ると、「お接待です」と言って駅員さん(従業員さん?)がしいたけ茶とかどくだみ茶とか出してくれました。

歩いてくるから、これが美味しかったのね。

ありがとうございます。


さて、この時ようやく午前10時頃。

讃岐のこのあたりは、早ければ6時半から店を開けているうどん屋さんがあったりしましたが、あいにくあたしの通ったところではタイミングが早すぎて合わなかったりで、ここまで開いているうどん屋さんが見つけられなかった。

今日が最後と思っていますので、うどん三昧してやろうと思っていたのさ。

そしてついに見つけた!

こちら



そして、これ、



今回ベスト2のうどんでした。(300円)

うまかった、ごちそうさん。


この頃からポツポツと雨が降りだしましたが、走れないほどのことでもなかったので頑張りまして、ついに88番「大窪寺



満願成就!

やったぜ!


もっと何かしらの思いがこみ上げてくるかと思いましたが、ここまで来れたことのありがたさはありましたものの、それほどのこともなかったですよ。

あとから考えましたが、理由は別にあったんですね。

それはまた次に。


さて、雨足は強くなってきましたが、あとは四国から本州へと戻ることとなりましたので、来た時と同じように、鳴門大橋を目指して高速道路を走っていきました。

ますます風も強くなってきました。

そんな中、鳴門が近くなってきますと、高速道路の電光掲示板に表示が・・・

「強風のため、鳴門北より2輪車の通行禁止」

・・・なぬぅ!!!

鳴門北というのは、鳴門大橋の四国側の入り口なのね。

つまり、車は通れるけれど、バイクのあたしは橋を渡れないのでした。

とりあえず高速を降りないといけないので、降り口の料金所のお兄さんに聞いてみた。

「これが通れるようになったかどうか?は、どうしたらわかるんですか?」


お兄さんは、

「事務所に電話していただくか、ここまで来てもらわないといけませんねぇ」

だと。

「事務所に待機できる場所はありませんか?」 と、あたし。

「ないねぇ・・・」 と、つれないお兄さん。


ザンザンと降る雨の中、橋を見つけてその下に亀太郎を止めてしばらく思案していましたが、とりあえず鳴門市内で様子を見ようと思い、再び亀太郎と走り出す。



(ビッチョビチョ)

海岸沿いを走ってみるものの、雨も風もますます強くなってきた。

そして、頭の中では、これからの計画を組み立て直していた。

よしんばあと数時間後に本州に渡ったとしても、すでに夕刻も遅い頃となっているんだろうなぁ・・・よし!

ということで、今日のところはもう一日四国で泊まることに決めました。


鳴門市内にもビジネスホテルを見つけましたが、せっかくならと、また1番札所のあたりまで戻りまして(20キロくらい走って)例の宿一覧で見つけたのがこちら。



「ばんどう旅館」(素泊まり5000円)

まだ3時頃だったと思いますが、女将さんに「入ってもいいよ」と言われて大変助かりました。

すぐにお風呂まで沸かしてくれて、ありがたかったですよ。



ずぶ濡れの衣服を脱ぎまして、買ってきましたコンビニビールを飲み始めた。

たっぷり時間があります。

そこで「そうだ!」と思いついたのがこれ。



暇なときに読んでみましょうと家からもってきたのですが・・・

ここに来ても、全く読む気にならず。

テレビで「そこまで言って委員会」を見ながらボーッ!としておりました。

これもまた、お遍路さんだったのかもしれませぬ。


足止めを喰らいながら、

「弘法さんに引き止められたのかもしれんなぁ」と独り合点をしていたPでした。


・・・まだもうちょっと・・・続く